【終了】明治大学「法と文学」シンポジウムのお知らせ
リチャード・A・ポズナー(平野晋監訳、神馬幸一、坂本真樹訳)『法と文学』(上・下)(木鐸社、2011年)の出版を記念してシンポジウムを開催する。「法」と「文学(詩)」は古くから密接な関係を持っている。テキストを解釈するという意味で両者は同じ活動だと言うこともできるし、法が文学を規制・保護することもあれば、文学が法の“人情味のなさ”を非難することもあった。このように様々な角度から両者の関係について問うてきた分野が「法と文学」であり、「ケアの倫理」などによって〈法〉の普遍性を問い直すジェンダー/セクシュアリティ研究とともに発展してきた。この大著が翻訳されたことを記念して、ジェンダー/法/文学の関係について、訳者2名と法哲学者2名がその意義と限界を論じる。
開会挨拶 角田 由紀子(明治大学法科大学院ジェンダー法センター長、弁護士)
趣旨説明 小林 史明
報告1 神馬 幸一(訳者、静岡大学准教授、刑事法・医事法)
報告2 坂本 真樹(訳者、静岡大学准教授、民事訴訟法・英米法)
報告3 小林 史明(明治大学法科大学院ジェンダー法センターRA、法哲学)
報告4 吉良 貴之(常磐大学嘱託研究員、法哲学)
質疑応答・ディスカッション
閉会挨拶 細野はるみ(明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター長)
・主催:明治大学法科大学院ジェンダー法センター/
・後援:明治大学法学部/
(独)JST-RISTEX「不確実な科学的状況での法的意思決定」プロジェクト
・お問い合わせ:小林 kobayashi.fumiaki@gmail.com