ラピッドプロトタイピングとは?
「ラピッドrapid」は「速い」ということです。
「プロトタイピングprototyping」は、プロトタイプ(試作品)を作るということです。
この2つの言葉を組み合わせたのが「ラピッドプロトタイピング」で、
高速に試作品を作成すること
を指します。
最近は、様々なツールが開発されてきて、昔と比べてものづくりが格段にやりやすくなっています。
ラピッドプロトタイピングの例
3Dプリンターによる高速造形
3Dプリンターを使えば、時間をかけなくても、簡単に部品を作ることができます。
3Dプリンターは、ものづくりに大きな革新をもたらそうとしています。
いろいろな加工機を持っていなくても、そして加工機を操る技能がなくても、
だれでも簡単に(3D CADさえできれば)、ものを作ることがで来るツールです。
今はまだまだプリンター自体の値段が高く、一家に一台というわけには行きませんが、
これからのものづくりの主流になっていくことでしょう。
開発環境の整ったマイコンによる回路開発
こちらは3Dプリンターと比べて、手に入りやすい価格帯でさまざまなツールが整備されてきました。
Arduinoやmbedなど、簡単に扱えるマイコンが出てきましたので、
だれでも簡単に、電子回路を始めることができます。
そして、マイコンの環境を整えたり、難しいマイコンの使い方を学ぶ必要なく、
プログラムと電気回路を作り上げ、動かすことができるのです。
このサイトでは、特に2番の回路開発について焦点を当てていきたいと思います。