grandMA2 onPC (照明を動かすソフト)を操作することで、MA 3D(照明の3Dシミュレーター)が連動して照明が動くように設定します。
まずは、gMA2onPC_v3.1.2.5を起動し、その後、続いてMA3D_v3.1.2.5を起動します。
2つのソフトはネットワーク(イーサネット)で通信して連動します。ですので、ネットワークの設定をする必要があります。
gMA2onPC_v3.1.2.5の画面から、
Setup > MA Network Control
を選択します。
Stationsリストに自分が使用しているパソコンの名前が表示されていると思います。
これを選択し、下部のStation IP:のアドレスを選択するとソフトに認識させることができるIPアドレスの一覧が表示されます。
ここでは127.0.0.1(LANポートにLANケーブルを接続していなくても使えるようにする)を選択します。
Infoで「IPアドレス設定の変更はこのソフトを再起動した時から有効です」という旨のメッセージが表示されるため、
OKを選択します。Station IP:が127.0.0.1と表示されます。MA Network Controlの画面を[x]ボタンをクリックして閉じます。
この状態で使っているソフト(grandMA2 onPC )を再起動します。
ウィンドウの[x]ボタンを選択すると、照明データを保存するか聞かれるため、「Save Showfile」を選択し、ソフトを終了します。
gMA2onPC_v3.1.2.5を起動し、再度、
Setup > MA Network Control
で設定画面を開くと、Station IPが127.0.0.1としてリストに表示されていることがわかります。確認できたら一度MA-Net Controlの画面を閉じます。
続いて、MA3D(3Dシミュレータ)のネットワーク設定をします。
Own IP-AddressにIPアドレスが表示されていると思います。ここを選択すると、設定画面が表示されます。
MA-Net IP-Address:から127.0.0.1を選択し、OKで設定画面を閉じます。
同じくMA3D_v3.1.2.5を再起動します。MA3Dのウィンドウの[x]ボタンをクリックし、ソフトが終了する時にデータを保存するか聞かれるため、Yesを選択してソフトを終了し、その後起動します。
MA3D(3Dシミュレータ)もIPアドレスgrandMA2 onPC (照明を動かすソフト)と同じ127.0.0.1になっていることがわかります。
続いて、grandMA2 onPC (照明を動かすソフト)をネットワーク上で通信できるようにします。
Setup > MA Network Control
を選択し、MA Network Controlの設定画面を開きます。
Stationsに自分のパソコン名が表示されていると思います。これを選択し、「Create Session」ボタンをクリックします。
Sessions に項目が追加されます。これによって、ネットワーク上での通信が可能になりました。MA Network Controlの設定画面を閉じます。
いよいよMA3D(3Dシミュレータ)との同期を開始します。
この状態で、grandMA2 onPC (照明を動かすソフト)のSetup画面(SetupボタンがOnの時に表示されます)から、
Setup > MA Network Configuration
画面を開き、
3Dタブ > Addボタン
を選択すると、Select Stationポップアップが表示され、自分のパソコン名が1つ表示されていることを確認できます。
これをクリックすると、3Dのリストに自分のパソコンが追加されます。
Session Memberの欄を右クリックして「Yes」にします。
項目が緑色になったことを確認し、設定画面を閉じます。
※今後、MA3D(3Dシミュレータ)が連動していない時は、この設定がされているか確認してみることをおすすめします。
Setup画面も閉じてしまいましょう。
MA3D(3Dシミュレータ)を確認してみましょう。MA3D(3Dシミュレータ)との連動が開始されているはずです。
Connection StateがSlaveになり、赤い割れたハートが緑のハートになっていると、連動の設定は完了です。
お疲れ様でした。