矯正歯科

矯正専門医院との違い

矯正歯科専門歯科医院ではなく一般歯科医と矯正医のいる歯科医院で矯正をする長所があります

矯正をするときに、矯正だけで終わることはまずありえません。

矯正前に虫歯治療、歯周病治療、歯石除去

抜歯するべき親知らずや小臼歯の抜歯、プラークコントロールの徹底…などなど

矯正歯科専門医院の場合、そこから他の一般歯科医院に紹介状を書いてもらい

その医院の予約をとりまた最初から問診やレントゲン撮影など行い治療する必要がありますので

それを手間に感じる患者さんもいらっしゃるかもしれません

研究学園歯科は一般歯科医と矯正歯科医が在籍し

虫歯治療や抜歯などの外科処置も柔軟に院内連携で対応可能です

また矯正歯科医と一般治療担当の院長で症例検討できるメリットがあります

当院は標準でセルフライゲーションブラケット装置 を使用しています


治療費


永久歯の歯並び矯正

メタルブラケット77万円、白い装置93.5万円  

一般的なメタルブラケット、白くて目立たない審美的な矯正装置が選べます


舌側矯正(裏側に矯正装置をつける目立たない矯正方法です)リンガル矯正とも呼ばれています。

高度な技術が要求されるのとブラケットが完全オーダーメイドなので料金は高くなります(約130万円)

舌側なので舌に装置があたり違和感があります


小児矯正

混合歯列期の矯正、44万円

マウスピース型矯正装置

矯正といえば一般的にワイヤーなのですが

歯列不正が軽度の方などはマウスピースで矯正が可能なケースがあります

ただし、マウスピースで対応できる症例は限られますので担当医とご相談下さい

最近、デジタルの進化により医療機関ではないところがメインでやるようなマウスピース矯正も出てきているようです。

TwitterやInstagramでみかけます。トラブルになったときに本当に対応できるのか?

歯科医師は責任もってフォローしてくれるのか?そのあたりを慎重に検討するべきです。

インフルエンサーがSNSで広告するようなセンセーショナルな価格のものも本当に納得の行く歯ならびになるまで

総額いくらかかるのか?本当に歯が動くのか?慎重に検討するべきで安易に飛びつくのは危険です。


SNSで見かける、あまりにも安い価格を提示している場合はマウスピースで動かなかったときに

ワイヤー矯正でリカバリーできるのか?聞いてみることをおすすめします。


【対応症例】

ローテーションの改善

歯列の拡大や縮小

小さな空隙閉鎖(ディスクレパンシー 4mm以下)

圧下

軽度な上下顎間関係の不調和(ディスクレパンシー 4mm以下)


簡単に言うと

前歯のすきっ歯を閉じたい、軽度な歯のでこぼこ

歯を少しだけ引っ込める

昔矯正して後戻りしてしまった方にもマウスピース矯正は最適です。


【おすすめできないケース】

大きな空隙閉鎖(抜歯症例など4mm以上の空隙)

骨格性の矯正治療

重度のアンギュレーション

歯牙の平行移動

上下の緊密な咬合構築ケース


簡単に言うと

大臼歯の噛み合わせが良くない

骨格からずれている(手術が必要です)

歯のデコボコが大きく小臼歯抜歯が必要なケースでマウスピース矯正はあまりおすすめしておりません

ワイヤーを使った矯正をおすすめしています

詳細は担当医とご相談ください



実際どのように歯が動いたかの症例写真は院内でお見せできますので

スタッフまでどうぞ。


治療費

アソアライナー66,000円~(軽微な症例は5ステップ程度で終わる方が多いです)

クリアコレクト66万円~(全顎矯正ですが抜歯が必要なケースでは当院ではワイヤー矯正をおすすめします)

初診料、再診料3,300円

アソアライナー患者様ページ

参考 http://www.jos.gr.jp/news/2019/0605_13.html 

公益社団法人 日本矯正歯科学会 ポジションステートメント マウスピース型矯正装置による治療に関する見解

マウスピース型矯正装置による治療には、以下の利点・欠点を踏まえた適応症の判断や専門的知識を要することから、大学病院等や学会が認める基本研修機関において十分な矯正歯科領域全般にわたる基本的な教育と臨床的なトレーニングを受けた歯科医師による診察、検査、診断を基に治療を行うことを推奨します。


欠点

歯の移動量の少ない症例に限られる(軽度の乱杭歯、軽度の歯の空隙、矯正治療後の軽度の後戻り等)。

毎日長時間の装着を必要とし、使用状況によって効果が大きく異なる。

小児や骨格性要因を含む症例には適さない。

現在の医療水準で考えれば精密な歯の移動は原則として困難で、満足のいく治療結果が得られない可能性がある。

利点

他人から見えにくい装置である。

装置の着脱が簡単で食事や歯磨きがし易い。

金属アレルギーを有する方も使用できる。

診療室での治療時間が比較的短い。