コンパクトセンサー類を用いた漁船活用型調査のススメと、自作perl script "LogCombiner"の紹介
海洋観測用コンパクトセンサー類によって漁船が観測船になる
漁網にコンパクトセンサー類を装着することで、日常的な操業の中で水深、水温、塩分等が記録され、
調査船調査では不可能な超高密度サンプリングが可能となる。
コンパクトセンサー類が数月間連続駆動することで、データ回収及びメンテナンスのスパンが飛躍的に向上する。
水深センサーによって漁船操業の把握が可能となる
漁業者の協力により装着されたコンパクトセンサー類により、標本船の操業状況が完全に把握できる。
漁業者側は、漁網の水中姿勢、開口状況および着底状況に関する情報を得ることで、操業技術の向上につながる。
問題点
一般にコンパクトセンサー類は、時系列の連続データを出力する。
特に複数のセンサーを長期間併用した場合、データを要約し必要な情報を得るには「それなりの」労力を要する。
また、想定された測器の使用方法と大きく異なることから、メーカー純正のソフトウエアが開発されてこなかった経緯がある。
LogCombiner
コンパクトセンサー用データ処理用スクリプト。
長期間にわたり漁網に複数のセンサー類を装着することを想定して作成した。
本体ダウンロード
マニュアル
対応機種 (2017/03/01現在)
DEFI2-D
DEFI2-T