第10回 ディペンダブルシステムワークショップ (DSW 2012)

プログラム

発表募集 (口頭,ポスター・デモ)

先の東日本大震災およびそれに伴い発生した原子力発電所事故は,情報システムの有用性を示すとともに,そのディペンダビリティを実現・維持・向上することの重要性を改めて明らかにしました.システムのディペンダビリティのための系統的・体系的手法の確立は,もはや喫緊の最重要課題の一つとなっています.

日本ソフトウェア科学会ディペンダブルシステム研究会は,2004年の発足以来,ディペンダブルなシステムを開発・実現するための理論・実装に関する先導研究を推進するために研究成果の発表と討論の場を設けること,また研究成果の普及を促進するために産業界と学界にまたがった研究交流の場を設けることを目的に活動してきました.

本ワークショップでは,ディペンダビリティの理論・実装,およびその双方に関する研究発表,事例発表,ポスター発表,ソフトウェアデモ,解説講演を募集します.また,完成された研究成果のみならず,アイデア段階の研究や現在進行中の研究の発表も歓迎します.

対象分野は,例えば以下のテーマに関するディペンダブルシステムに関する技術と科学ですが,これらに限定することなく,広くディペンダビリティに関する発表を募ります.

  • 情報システムのディペンダビリティ
  • 高信頼システム・ソフトウェア
  • 情報システムの機能安全とその認証
  • 情報システムのテスト,品質保証,開発方法論,モニタリング
  • 仮想マシン・ソフトウェア老化・若化の理論と実践
  • 数理的技法・形式手法の理論と実践
  • 事例研究

講演の申込があれば受理してご発表いただくことを原則といたしますが,テーマに沿わないものは,お断りする場合があります.また,申込件数が多数に及ぶ場合には,ポスターセッションにまわっていただいたり,発表をお断りせざるを得ない場合もあることをあらかじめご了承ください.

なお,ご投稿いただいた原稿は予稿集に掲載します.予稿集は USB メモリでシンポジウム当日に参加者に配布するとともにオンラインで公開します.

発表申込み・投稿について

発表申込は締め切りました.2012年11月19日(月) までに発表登録サイトから発表をお申し込みください.

また,2012年11月27日(火)までに論文提出サイトから PDF 形式の原稿をご送付下さい.

英文論文,英語による発表も歓迎します.ページ数は4~10ページ程度を目安として考えていますが,20ページ程度までなら問題ありません.ただし,ポスター,ソフトウェアデモの場合,1ページ程度の概要でも結構です.論文用の LaTeX スタイルファイルは,以下をご利用下さい.

  • 論文用 LaTeX スタイルファイル

Word の場合は,二段組みでお願いします.

参加について

参加費は以下のとおりです.

  • 一般会員 3,000円
  • 一般非会員 5,000円
  • 学生会員 1,000円
  • 学生非会員 2,000円

なお,初日の夕方に懇親会を行いますので,ぜひご参加ください.参加費は別途ちょうだいいたします.(一般3,000円,学生1,000円の予定)

参加登録は締め切りました.2012年12月4日(水)までに参加登録サイトからお申し込み下さい.(延長しました.事前申し込み無しで当日参加いただくこともできますが,予稿集をお渡しできない可能性があります.)

お手数ですが,発表申込みをされた方も,改めて参加申込みをお願いします.

URLs

運営体制

  • 主査
    • 光来 健一 (九州工業大学)
  • 担当幹事
    • 杉木 章義 (筑波大学), 田辺 良則 (国立情報学研究所)

問い合わせ先

  • 担当幹事: dsw2012st _at_ nii.ac.jp