ディペンダブルシステムワークショップ&シンポジウム (DSW & DSS 2011)

プログラム (2011年12月12日更新)

(発表 25 分 + 質疑 5 分)

ポスター・ソフトウェアデモセッション (13日(火) 16:00 〜 17:00)

ポスター

  • 運用時障害の解析支援のための言語ロギング
    • 中田 晋平, 菅谷みどり, 倉光君郎 (横浜国立大学)
  • ソフトウェア受託開発へのモデル検査支援ツールの導入 (ソフトウェアデモあり)
    • 小池 隆 (富士ソフト株式会社)
  • Coq を用いた Hadoop MapReduce アプリケーションの検証
    • 小野 洸亮, 平井 洋一 (東京大学), 田辺 良則 (国立情報学研究所), 野田 夏子 (日本電気株式会社), 萩谷 昌己 (東京大学)
  • ディペンダビリティおよびシステム・アシュランス周辺の国際規格活動
    • 木下 佳樹 (産業技術総合研究所)
  • ソフトウェアモデル検証器のトレース結果の可視化
    • 中野 雄介 (東京大学), Cyrille Artho (RCIS, AIST), 萩谷 昌己 (東京大学)
  • d* フレームワーク: 複数のアクタ間のディペンダビリティ・ケース
    • 松野 裕 (東京大学), 高井 利憲 (産業技術総合研究所), 山本 修一郎 (名古屋大学)
  • 処理時間の変化傾向に着目した性能異常分類手法
    • 岩田 聡 (慶應義塾大学), 河野健二 (慶應義塾大学, JST CREST)
  • DS-Bench ツールセット: ディペンダビリティベンチマークのための支援ツール
    • 藤田 肇 (東京大学), 松野 裕 (東京大学), 塙 敏博 (筑波大学), 佐藤 三久 (筑波大学), 加藤 真平 (カリフォルニア大学サンタクルーズ校), 石川 裕 (東京大学)
  • ビットレベル低水準命令列の BDD に基づく検証技法に関する考察
    • 八杉 昌宏 (京都大学)

ソフトウェアデモ

  • D-Script: 分散システムのディペンダビリティ管理を行うスクリプト言語フレームワーク
    • 倉光 君郎, 若森 拓馬, 菅谷 みどり (横浜国立大学)
  • ソフトウェア受託開発へのモデル検査支援ツールの導入
    • 小池 隆 (富士ソフト株式会社)

懇親会 (13日(火) 17:30 〜 18:30)

  • 一般 : 3000 円
  • 学生 : 1000 円

講演募集

先の東日本大震災およびそれに伴い発生した原子力発電所事故は,情報システムの有用性を示すとともに,そのディペンダビリティを実現・維持・向上することの重要性を改めて明らかにしました.システムのディペンダビリティのための系統的・体系的手法の確立は,もはや喫緊の最重要課題の一つとなっています.

日本ソフトウェア科学会ディペンダブルシステム研究会は,2004年の発足以来,ディペンダブルなシステムを開発・実現するための理論・実装に関する先導研究を推進するために研究成果の発表と討論の場を設けること,また研究成果の普及を促進するために産業界と学界にまたがった研究交流の場を設けることを目的に活動してきました.

本研究会では従来,夏にワークショップ・秋にシンポジウムを開催してきましたが,今年度は,これまでワークショップのみに参加されていた方,シンポジウムのみに参加されていた方の双方が交流を図れるように,ワークショップとシンポジウムを同時開催します.

本ワークショップ&シンポジウムでは,ディペンダビリティの理論・実装,およびその双方に関する研究発表,事例発表,ポスター発表,ソフトウェアデモ,解説講演を募集します.また,完成された研究成果のみならず,アイデア段階の研究や現在進行中の研究の発表も歓迎します.

対象分野は,例えば以下のテーマに関するディペンダブルシステムに関する技術と科学ですが,これらに限定することなく,広くディペンダビリティに関する発表を募ります.

  • 情報システムのディペンダビリティ
  • 高信頼システム・ソフトウェア
  • 情報システムの機能安全とその認証
  • 情報システムのテスト,品質保証,開発方法論,モニタリング
  • 仮想マシン・ソフトウェア老化・若化の理論と実践
  • 数理的技法・形式手法の理論と実践
  • 事例研究

講演の申込があれば受理してご発表いただくことを原則といたしますが,テーマに沿わないものは,お断りする場合があります.また,申込件数が多数に及ぶ場合には,ポスターセッションにまわっていただいたり,発表をお断りせざるを得ない場合もあることをあらかじめご了承ください.

なお,ご投稿いただいた原稿は予稿集に掲載します.予稿集は USB メモリ・もしくは CD-ROM 等の電子的媒体としてシンポジウム当日に参加者に配布するとともにオンラインで公開します.また,産業技術総合研究所のテクニカルレポートとしても発行する予定です.

発表申込み・投稿について

2011年11月14日(月) までに発表登録サイトから発表をお申し込みください.

なお,ポスター発表・ソフトウェアデモの発表登録締切は2011年11月29日(火) です.

また,2011年11月29日(火)までに論文提出サイトから PDF 形式の原稿をご送付下さい.

英文論文,英語による発表も歓迎します.ページ数は4〜10ページ程度を目安として考えていますが,20ページ程度までなら問題ありません.ただし,ポスター,ソフトウェアデモの場合,1ページ程度の概要でも結構です.論文用の LaTeX スタイルファイルは,以下をご利用下さい.

  • 論文用 LaTeX スタイルファイル

Word の場合は,二段組みでお願いします.

参加について

2011年11月30日(水)までに参加登録サイトからお申し込み下さい.

お手数ですが,発表申込みをされた方も,改めて参加申込みをお願いします.

参加費

URLs

会場

京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 60周年記念館2F

運営体制

  • 主査
    • 河野 健二 (慶應義塾大学)
  • 担当幹事
    • 水野 修 (京都工芸繊維大学),前田 俊行 (東京大学)

問い合わせ先

  • 担当幹事:dswdss2011 "AT" yl.is.s.u-tokyo.ac.jp