日本ソフトウェア科学会

ディペンダブルシステム研究会(DSW)

研究会の概要

 日本ソフトウェア科学会ディペンダブルシステム研究会は、2004年の発足以来、ディペンダブルなシステムを開発・実現するための理論・実装に関する先導研究を推進するために研究成果の発表と討論の場を設けること、また研究成果の普及を促進するために産業界と学界にまたがった研究交流の場を設けることを目的に活動してきました。

今日、ディペンダブルなシステムの重要性は益々高まっています。2011年の東日本大震災およびそれに伴い発生した原子力発電所事故は、情報システムの有用性を示すとともに、そのディペンダビリティを実現・維持・向上することの重要性を改めて明らかにしました。2020年からはじまった COVID-19 パンデミックは我々の生活様式に急激な変化をもたらし、あらゆる事柄がオンラインで行われるようになりつつあるため、情報システムのディペンダビリティは我々の生存に直結する極めて重要な課題となっています。また、我々の社会の未来を大きく変えると期待されている技術革新の多くは情報システムと密接な関係を持っており(人工知能、自動運転、IoT など)、情報システムのディペンダビリティは我々の社会の安定的・持続的発展に大きく影響すると言えます。

日本ソフトウェア科学会ディペンダブルシステム研究会は、ディペンダビリティに関する様々な研究を促進・振興し、情報システムのディペンダビリティの実現・維持・向上に貢献します。


研究会役員

主査: 前田 俊行 (千葉工業大学)

運営委員: 石井 大輔 (北陸先端科学技術大学院大学)、松野 裕 (日本大学)、大場 勝 (アドバンテスト)、木下 修司 (東京都立産業技術大学院大学)、松原 克弥 (公立はこだて未来大学)


イベント

DSW2023