日時:2017年4月22日(日)9:45~11:45
場所:中央大学駿河台記念会館285号室
出席者:青木賢人,飯田智之,岩橋純子,小花和宏之,小口 高,小口千明,鹿島 薫,柏谷健二,苅谷愛彦,久保純子,倉茂好匡,島津 弘,八反地剛,羽田麻美,目代邦康,藁谷哲也
委任状:石丸 聡,小玉芳敬,寺嶋智巳,早川裕弌,松四雄騎
出席者と委任状をあわせて21名で,委員総数25名の過半数となり,委員会成立条件を満たした.
議題:
1. 会長・副会長の選出
出席委員の互選により藁谷哲也委員が会長に,倉茂好匡委員が副会長に選出された.
2. 委員会組織の変更と委員会主幹選出
2016年度第3回委員会における委員会体制の改善についての議論を踏まえ,新しい委員会組織について検討した.編集幹事会は,主幹を二人おき「地形」誌の編集体制の強化を図ることとした.新たに広報幹事会を設置し,ウェッブマスターは,ここに含まれることとした.渉外幹事会を,国際幹事会と渉外幹事会とにわけ,作業分担を明確にした.その他の,企画,行事,会計,総務については,従来通りである.2017~2018年度の各主幹が以下の通り,選出され,会長から委嘱された.
編集主幹:鹿島 薫,島津 弘,企画主幹:小口千明,国際主幹:小口 高,渉外主幹:柏谷健二,行事主幹:八反地剛,会計主幹:寺嶋智巳,広報主幹:松四雄騎,総務主幹:目代邦康
3. 2016年度事業経過・2017年度事業予定
目代総務主幹より,2016年度事業経過・2017年度事業予定について説明があった.2017年のJpGUでは,地形,Geomorphologyのセッションのほか,Conservation of natural geosites and cultural heritages: weathering process and damage assessmentと,Nondestructive techniques applied to stone cultural heritageが行われる.また,ジオパークセッションは,日本地質学会等と共催で行う.以上のことが承認された.
4. 2016年度収支決算案
目代総務主幹より2016年度収支決算案について,説明があった.原案は承認された.
5. 会計監査報告
目代総務主幹より,辻本英和,遠藤徳孝両会計監査による会計監査報告について,説明があった.書類の体裁を整えた上,総会で報告することとした.
6. 2017年度予算案
目代総務主幹より,2017年度予算案について説明があった.東ユーラシア国際ワークショップならびにJGU夏の学校の予算を集会費に計上した後,委員に再度承認をとり,2017年度予算案とすることとした.
7. JGUの法人化について
目代総務主幹より,日本地形学連合の法人化について説明があった.2016年12月に行われた関係者会議では,一般社団法人を目指すのが良いという方向で議論が進んでいることが紹介され,今後継続して検討し準備を進め,2017年の総会において,方向性について報告をすることとした.
8. 2017年度研究奨励賞の候補者
小口千明企画主幹より,2017年度研究奨励賞の候補者について説明があった.要件を満たす該当者がおらず,秋季大会まで検討することとした.
9. 大会・後援行事について
以下の大会,後援行事について担当者より説明があり,内容等について検討した.
1) 地形の辞典シンポジウム
2)JpGU-AGU Joint Meeting 2017
3)ロシア・アルタイ国際ワ-クショップ(14th International Workshop "Present Earth Surface Processes and Long-term Environmental Changes in East Eurasia")
4)公開シンポジウム「渡島大沼・北海道駒ヶ岳」
5)谷津栄壽先生追悼シンポジウム
谷津栄壽先生追悼シンポジウムは,藁谷会長,倉茂副会長,IAG小委員会小口高委員長,同柏谷副委員長とで準備会をつくり,基金をシンポジウムの予算にあてることとした.本シンポジウムは,Frontier in Geomorphologyの第1回と位置付け,今後,JGU主催の国際シンポジウムを継続的に行っていく.
6)秋季大会
秋季大会は,12月2日-3日の日程で行い,大会の中で上記シンポジウムを行うこととした.会場は九州大学で行う.
7) 夏の学校について
倉茂副会長を講師に迎え「科学的和文作文法勉強会」を開催する.
8) 女子中高生夏の学校2017
本事業に関する予算(ポストカード制作費,交通費)について承認した.
10. 「地形」誌のウェブサイトでの公開について
目代総務主幹より,「地形」誌のウェブサイトでの公開について説明があった.
CiNiiでのバックナンバーの公開は停止され,J-stageへの移行の手続きをすすめているが,公開のための審査に通っていない.そのため,現在は,便宜的に,日本地形学連合のウェブサイトで公開している.