寄生蜂には極めて膨大な種数がいますが、多くの種では利用する寄主が知られていません。
また、寄主が知られているものでも、実際に利用する寄主範囲がすべてわかっているものはほとんどいません。
主にチョウやガの幼虫を飼育していると、寄生蜂が羽化してくることがあります。
飼育していた目的とは違う虫ですから、がっかりするかもしれません。しかし、これらは非常に貴重な記録になるかもしれません。
私は主にヒメバチ亜科の研究を行っているため、ヒメバチ亜科の標本は大歓迎です。
他のほとんどの寄生蜂に関しても国内の研究者に転送しますので、無駄になることはありません。
飼っている虫から寄生蜂が羽化してきたら、ぜひご連絡下さい。
*標本を送って頂けるときは、飼育していた種の情報、寄主の殻(蛹など)も一緒に送って頂けるとありがたいです。
標本の発送方法や発送先などは以下のメールアドレスまでお願いします([a]を@に変えてください)。
namikikikuchi[a]gmail.com