mbed対応USBドングル

mbedって便利ですよね。

オンラインコンパイラだから環境設定しなくてもいいし、便利なライブラリが揃っています。

特にUSBデバイスに関するライブラリが充実しているのが良いですね。

mbed好きが高じてmbed対応の手軽なマイコンモジュールを作ってみました。

USBメモリサイズだからコンパクトです。動作確認用のLチカも付いてます。

mbedらしく(?)、書き込み用のハードウェアも不要です。

パソコンのUSBポートに挿し込んで、サクっとプログラム開発してみましょう。

USBデバイス(マウスやキーボード)やI2C制御機器が簡単に作れますよ。

仕様

  • MCU:STM32F042K6 (このMCUはmbedのNucleoで採用されています)

  • クロック(内部オシレータ) 48MHz

  • ROM(FLASH):32kbyte、RAM:6kbyte

  • USB2.0対応

  • 動作電圧: 3.3V (USB電圧5Vより作成)

  • DFUモードBOOT用スイッチあり。(PB8に接続、汎用GPIOとして使用可能)

  • Lチカ用LEDあり。(LED1=PB3に接続)

  • 外部入出力用4ピンコネクタあり。(PB6=SCL、PB7=SDA、Vcc(3.3V)、GNDに接続)

  • PB6、PB7はI2Cまたは汎用GPIOとして使用可能。(プルアップ抵抗付き)

  • 回路図

開発環境

  • オンラインコンパイラmbed.com (オフライン版でも使用可能)

  • ST micro electronics社製DFU書き込みツールDfuSe Demo

開発の流れ(for Windows)

  1. mbed.comのオンラインコンパイラでプログラムを作成し、binファイルを出力する。

  2. DFU File Manager(DfuSe Demoに同梱)でbinファイルをdfuファイルへ変換する。

  3. dfuファイルをDfuSe Demoでマイコンモジュールに書き込む。

ファイル変換や書き込み方法はコチラを参照して下さい。

サンプルプログラム(プログラムの作り方)をコチラを参照して下さい。

プルアップ抵抗の取り外し方法はコチラを参照して下さい。