Visual Studio CodeでC++の環境構築

C++のみを使用する場合はVisual Studio CodeでなくVisual Studioを使うのがよいかもしれない。Visual Studio CodeはJuliaを使用するメインプラットフォームなので、VS Codeに慣れるためにもVS Codeで環境構築を行った。

(1) MinGWをインストールする。これまでに何度かgfortranの使用のためインストールしたことがあるが、毎回方法が異なり、どの方法がベストか未だわからないが、今回は、tdm-gccというサイトからtdm64-gcc-10.3.0-2.exeをダウンロードした。

(2) tdm64-gcc-10.3.0-2.exeのカスタムインスタレーションでc++とgfortranも一応選択。環境変数のPathにexeファイルの在処を登録しておく。

(3) VS Code上ででC/C++ Extension PackのExtensionパッケージをインストール。

(4) ファイル上でShift +Ctrl+DからRun and Debugによりexeファイルが構築できる。


トラブル対応

includeに電灯のアイコンが現れてinclude pathを設定するように求められたときは、IntelliSense の構成にナビゲートされるので”パスを含める”の欄に例えば"C:\MinGW\**"と書き足す。最後の**はその配下にある全てのフォルダーを参照するという意味だと思う。tdm-gccからgccをインストールした場合はこの手間がいらなかった。

はじめにあるサイトからMinGWをダウンロードしてgccをインストールしたもののcclplusが定義されていないとのエラー。このときgfortranもコンパイルできない状態(powershellでgfortran -vでバージョンが表示されるが、gfortran test.forでコンパイルできない)。tdm-gccからgccとgfortranを再インストールすることで解決。

また、もしもうまくいかないときは一度.vscodeのフォルダーを消去してやりなおす。