2.09.組み込み変数

以下の組み込み変数が存在します。

組み込み変数は、値の取得のみ可能です。


day 現在日付の日を返します。


dayofweek 現在日付の曜日を返します(=1:日曜日, =2:月曜日 ... =7:土曜日)。

(v3.23まで1ずれており、日曜日が0になっていました)


devpixratio デバイスピクセル比(Device Pixel Ratio)を返します。

取得できない環境の場合には0を返します。


height 画面の高さ(px)を返します。

hour 現在時刻の時を返します。


keydowncode ブラウザのキーダウンコードを返します。

押下中のキーのキーダウンコードを返します。

押下中のキーがなければ0を返します。

ブラウザのキーダウンコードを調べるには以下のプログラムを実行して、

調べたいキーを押してください。

while(1){cls() text(keydowncode) sleep(10)}

複数キーの同時押しを処理したい場合は、keyscan(k)の利用を検討ください。


keypresscode ブラウザのキープレスコードを返します。

押下中のキーのキープレスコードを返します。

押下中のキーがなければ0を返します。

ブラウザのキープレスコードを調べるには以下のプログラムを実行して、

調べたいキーを押してください。

while(1){cls() text(keypresscode) sleep(10)}


ブラウザのキーダウンコードとキープレスコードには微妙な違いがあります。

(ブラウザによっても変わります)

キーダウンコードは、大文字のAと小文字のaを 同じキーコードとします。

その代わりシフト等のコントロールキーの状態は、別のキーコードで取得できます。

一方 キープレスコードは、大文字のAと小文字のaを 異なるキーコードとします。

その代わりシフト等のコントロールキーの状態を、個別に取得することはできません。


millisecond 現在時刻のミリ秒を返します。

minute 現在時刻の分を返します。

month 現在日付の月を返します。


mousex マウスカーソルのX座標(px)を返します。

マルスカーソルがブラウザの外にある場合には-10000を返します。

mousey マウスカーソルのY座標(px)を返します。

マルスカーソルがブラウザの外にある場合には-10000を返します。

mousebtn マウスのボタンの状態を返します。

押下中のボタンがあれば、以下の対応する値を返します。

=1:左ボタン, =2:右ボタン, =4:中ボタン

押下中のボタンがなければ0を返します。

複数のボタンが押下中の場合には、ORをとった値が返ります。


PI 円周率を返します。

rand -2147483648~2147483647までの乱数を返します。

random 0以上1未満の乱数を返します。


scan 携帯に対応したキーの押下状態を返します。

携帯の各ボタンは以下のように割り付けています。

上下左右 → 矢印キー

決定キー → スペース/Enter/Ctrlキー

0~9 → [0]~[9]キー

* → [z]キー

# → [x]キー

soft1 → [c]キー

soft2 → [v]キー

押下中のキーがあれば、キーに対応した値を返します。

(戻り値については組み込み定数を参照)。

押下中のキーがなければ0を返します。

複数のキーが押下中の場合には、ORをとった値が返ります。

(同時押し可能なキーについては、キーボードの制限があります)


second 現在時刻の秒を返します。


sptype SPALMの種別を文字列で返します。

本アプリの場合は "spweb" を返します。

以下のように動作環境の判定に使うことができます。

例.

if (sptype=="spweb") { text("SPALM Web Interpreterで動作中") }


sthigh 文字の表示上の高さ(px)を返します。

tick 1970年1月1日0時0分0秒(UTC)から経過したミリ秒を返します。

week 現在日付の曜日を返します(=1:日曜日, =2:月曜日 ... =7:土曜日)。

width 画面の幅(px)を返します。

year 現在日付の年(4桁)を返します。


(2017-3-1)