Stylish改造

(ダウンロードは ↓ 下の方 ↓ にあります)


<<<注意>>>

現在、Stylish v1.5.2 から分岐した Stylus という別の拡張機能があるようです。

https://chrome.google.com/webstore/detail/stylus/clngdbkpkpeebahjckkjfobafhncgmne

これを使用すれば、本ページの改造版はもう不要です。

(2017-7-19)


Mozilla形式ファイルのサンプルは、(自分が使っているので)たまに更新します。

(2017-7-19) (2022-7-12 更新)


1.概要

Google Chrome の 拡張機能 Stylish v1.5.2 に対して一部改造を行ったものです。

Stylish は、Webサイトにユーザ指定のスタイル(CSS)を適用可能にする拡張機能です。


オリジナルの Stylish は v1.6.0 以降が配信されていますが、いろいろと問題が出ているようです。

(オーナーが変わり、SimilarWeb 社と関係を持つプロダクトになったようです)

<参考URL>

https://forum.userstyles.org/discussion/51747/the-new-leader-of-stylish-and-userstyles-org

(リーダー交代のアナウンス)

https://forum.userstyles.org/discussion/53233/announcement-to-the-community

https://www.ghacks.net/2017/01/04/major-stylish-add-on-changes-in-regards-to-privacy/#comment-4086083

(ブラウザの全履歴を api.userstyles.org に送信する処理が追加されている !! )

https://userstyles.org/login/policy

(プライバシーポリシーが変更になっている)

https://forum.userstyles.org/discussion/53983/youve-ruined-stylish-the-new-ui-is-beyond-bad-its-downright-useless

(ユーザーインターフェースが大きく変わっている)

https://forum.userstyles.org/discussion/51927/bug-alert

(その他、不具合等)


このため、当分は、v1.5.2 ベースのものを一部改造して使うことにしました。


ただし、データは再設定が必要になります。


また、改造版は Chrome ウェブストアに未登録であるため、

Google Chrome を起動するたびに、無効にするように警告が表示されます。


2.変更点

ソースコードは、以下のページでも確認可能です。

https://github.com/Hamayama/stylish-chrome


(1)マニフェストファイルの無効なキーを削除

拡張機能のインストール時にエラーとなるため、

manifest.json から applications キーを削除しました。


(2)Google Analytics のコードを削除

analytics.js を削除しました。

また、manifest.json から analytics.js の読み込みとアクセスの記述を削除しました。


(3)Mozilla形式ファイルを2回インポートするとエラーになる件を修正

edit.js の removeSection 関数にエラーチェックを追加しました。


3.インストール方法

本ページから stylish_add.zip をダウンロードして解凍しておきます。

中に stylish-chrome というフォルダがあることを確認します。


Google Chrome の拡張機能の一覧画面 ( chrome://extensions/ ) を開き、

右上の「デベロッパーモード」にチェックを入れます。


「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックして、

stylish-chrome のフォルダを選択します。

拡張機能の一覧に Stylish 1.5.2 が追加されれば、インストールは完了です。


4.使い方

別途配布の moz_format_samples.zip の中に Mozilla形式ファイルのサンプルを、

いくつか入れています。

スタイルの登録方法は、moz_format_samples.zip の中の 1011_Readme_moz.txt を参照ください。


5.Mozilla形式ファイルの書式について

Mozilla形式のスタイルファイルの書式は、

@-moz-document のブロックで、CSSのスタイル設定を囲ったものになります。

例えば、以下のようになります。


@-moz-document url(http://www.example.com/test.html) {

body { background-color: black !important; }

}


この例では、

url() で指定したURLのページを開いたときに

CSSのスタイル設定(上の例ではbodyの背景色を黒にする設定)を適用するという

意味になります。

条件は url() 以外に url-prefix(), domain(), regexp() が指定できます。

また、url(), url() のようにカンマで区切って複数の条件を並べることもできます。

詳細については、

https://github.com/stylish-userstyles/stylish/wiki/Applying-styles-to-specific-sites

を参照ください(英語)。


6.問題点

(1)データは再設定が必要になります。


(2)改造版は Chrome ウェブストアに未登録であるため、

Google Chrome を起動するたびに、無効にするように警告が表示されます。


7.環境等

OS : Windows 8.1 (64bit)

ブラウザ : Chrome v59

でのみ動作確認。

流用ベース : Stylish v1.5.2

ライセンス : オリジナルと同様とします(GPL v3)


8.履歴

2013-8-18 v1.00 (初版)

2013-8-18 v1.01 一部修正(メタ情報のコメント除去処理を追加)

2015-1-14 v1.02 オリジナルの Stylish v1.2 とは別IDの拡張機能 Stylish Moz を作成した

2017-3-6 v2.00 オリジナルの Stylish v1.5.2 をベースにして、最低限の改造のみ実施

2017-7-18 v2.01 Mozilla形式ファイルを2回インポートするとエラーになる件を修正


<ダウンロード>

stylish_add.zip (2017-7-19)

(警告が出る場合は GitHub からもダウンロード(Download ZIP)できます)


<Mozilla形式ファイルのサンプル>

moz_format_samples.zip (2022-7-12)