なぜ?浜寺公園で自然観察

会のあゆみ

 私たちは経済成長を通じて便利で豊かな暮らしを手に入れましたが、同時に身近な場所から緑や生き物とのふれあいを失いました。

 自然とのふれあいなら夏休みに大自然に行けばいいじゃないかという意見もあります。しかし、私たち浜寺公園自然の会は、

子どもが日常の生活の中で何度でも行ける場所での生き物とのふれあいが、子どもたちの自然に対する興味や見方を育てる上で大事ではないかと考えています。

また、そういう場所で目を育てた子が大きな自然に触れたときに本当にその偉大さに気づくのだと思います。

 私たちは、そういう思いで身近な場所に「こどもたちと自然の生き物とのふれあいの場」を作る活動をはじめることにしたのです。

浜寺公園自然の会のあゆみ <ダイジェスト>

2002

浜寺公園で生き物と子どもたちのふれあいの場を作る活動の準備をはじめる。

2003

2月15日発足

4月12日はじめての活動 バッタの原っぱに看板を設置し、整備の準備をする。

10月はじめての「バッタまつり」。

2004

浜寺昭和校区自治連合会との連携はじまる。

公園行事こいのぼり&フラワーコンサート(のちのスプリングフェスタ)に参加。

羽衣小学校の総合学習でバッタの原っぱを利用。

2005

ほっといたらあかんやん大阪湾フォーラムに初参加

大阪自然史フェスティバルに初参加

5月から9月にかけてバッタの原っぱおよび隣接グランドにおいて、バッタの調査。

浜寺昭和校区福祉委員会より助成金を受ける。

花博記念協会および昭和校区福祉委員会の助成によりバッタの原っぱのポスター、パンフレットを作成。

2006

秋、公園事務所によりバッタの原っぱの看板が設置される。

浜寺小・羽衣小がバッタの原っぱを総合学習利用。

2007

バッタ分布調査。

2008

大阪湾生き物一斉調査を高師浜で開催、以後毎年実施。

2009

バッタマーキング調査(2010年も実施)。

2010

セイタカアワダチソウ・ヨモギの制御のために抜き取りをはじめる。

「浜寺公園自然かんさつガイド」を大阪府公園協会の出版物として発行。

バッタ検索用リーフレット「バッタ7」作成。

2011

バッタの幼虫発生状況調査

浜寺水路柴漬け調査

2012

セイタカアワダチソウ除去のためにボーイスカウトのボランティア協力を得る。

ライトトラップ調査を行う。

2013

浜寺公園自然の会満十年を迎える。

チリメンモンスター行事をはじめて開催

夜間観察会を初めておこなう。2015年度からはナイトサファリのタイトルで実施。

2015

大阪府 みどりの功労者賞受賞。

2016

浜寺水路水質調査。

2017

プロジェクトワイルドエデュケーター養成講習会開催。

みなと財団「未来のみなとづくり助成」による浜寺水路行事開催(~2018)

浜寺水路こどもフォーラム開催。

高師浜・浜寺水路のいきものたちポスター第1号 作成。

2018

「みどりの愛護のつどい」において国土交通大臣表彰を受ける。

15周年記念の会開催。

こども水族館クラブ開催。

2019

2月浜寺水路フォーラム開催

3月 「ほっといたらあかんやん!大阪湾フォーラム」を浜寺公園で開催。

「浜寺公園ネイチャーウオッチング(大人対象)」を実施。

2020~2021

コロナ禍で活動が制限される。

2022

活動制限は続き、定員は減らしているが、通常の観察会スケジュールを実施する。

2023

5月 活動制限が解除。通常通りの活動に戻る。