●親業にいかすエニアグラム『人間関係がうまくいくとき、うまくいかないとき』に参加して●
私がエニアグラムを知ったのは20年ほど前、職場の先輩が学んでいたことからでした。
興味を持ち、私も講座に行きたいなぁと思っていたのですが、時間の都合が付かず、
そのままエニアグラムとは疎遠になってしまいました。
親業を通して、またエニアグラムと繋がれたのは縁があったのだろうなと思います。
昨年の体験会に参加しましたが、まだまだタイプがはっきりせず、迷いがありました。
今年の体験会前に2つのタイプに絞り、そのうちの1つを自分のタイプと
決めて参加しましたが、なんだかしっくりきません。
やっぱりもう1つのタイプかもしれないと考え直し、講座に向かいました。
人間関係がうまくいくときはどんな時か、人間関係がうまくいくとはどういうことか…
自分を掘り下げて行き、言葉にします。
同じタイプの人とグループになり、意見の合うところを用紙に書き出していきました。
逆にうまくいかないときとはどんな時か、どういうことかも考えました。
発表を聞いていると、グループ毎に視点や表現が違っているようでした。
私たちの発表の後、講師の田中きよみさんに
「自分のタイプのことをよくわかっていますね」と
言っていただいた時には とても嬉しかったです。
自分のタイプがハッキリすると、なんだかいろいろなことが腑に落ちたように感じました。
パズルのピースがぴたりとはまった時のような感覚です。
また少し、自己理解が深まりました。
親業を通し、「今、ここ」を大切に生きていく上で、自分を知るということはとても重要だと学んできました。
また、「わたしもOK。あなたもOK。」の関係を築くには、わたしがどんな価値観を持ち、
何を大切にしているかを明確にしていくことが基礎になるという点も同様です。
これからも親業と並行してエニアグラムを学び、自己理解、自己受容を深めていき、
他者理解にも繋げていきたいです。 ( K.E )
★こんな世界があったなんて!!!★
田中きよみさんのエニアグラム講座を学ぶまでは、
「他人は、自分と同じ考え方だろう」と、無意識に思っていました。
ですが、親業を実践していくなかで、
人間関係が、どうしてもうまくいかない、どうしてもこじれてしまう、
親業のコミュニケーションをしているのに、
どうして・・・・。という場面が、ママ友とのコミュニケーションのなかで、
何度か生じていました。
そして、私よりも6年も前に親業を学んでいる人たちの
会話を聞いていると、「あの人はタイプ1だから。」とか、
「タイプ8だから。」とか、数字を出していることがありました。
しかも主語に「きよみさんのエニアグラム」とついていたので、
私の大好きなきよみさんがエニアグラム???
なに、エニアグラムって?
数字の意味を知りたい。
数字の意味に、解決のヒントがあるかもしれない!!!
そして、親業訓練協会のシニアインストラクターで、
私が尊敬している田中きよみさんが、
日本エニアグラム学会の副理事長をしていることを知り、
「講座を開催するよ~」と、親業仲間から情報をいただいたので、
即、申し込みました。それが田中きよみさんのエニアグラム講座の
始まりでした。
講座の内容は衝撃的で、刺激的で、面白すぎました。
なんと自分のタイプを診断してから、タイプ別にテーブルが分かれて、
同じタイプの人たちとワークをしていき、発表をしていく、
ワークショップ形式の講座だったのです。
発表をするごとに、
きよみさんが、各タイプの特徴を、わかりやすく、簡潔に、
そして、興味深く、そのタイプの人たちを批判することもなく、
ファシリテートをしていたのです。
それがすごくよかったのです。
それから数年、田中きよみさんのエニアグラム講座の
情報が名古屋に来るたびに参加しました。
エニアグラム講座を受けて、地球上のすべての生きとし
生けるものが、9つのタイプに別れること。
エニアグアラムというのは、心理学ではなく、
どこかの国の教義、秘儀であることも知りました。
故・マーク・カフェル博士も、
「エニアグラムは優れたツールだ。」
と、おっしゃっていたのを思い出します。
9つのタイプの行動の動機と、
原動力となっているものとは何かを知りました。
エニアグラムは使命でなく、「行動の動機」が、
主であるということを知って、自己理解と他者理解が
深まりました。
田中きよみさんのエニアグラム講座を学んだおかげで、
価値観の違う相手や、苦手だなと思っていた相手を、
受け入れることができるようになりました。
田中きよみさんのエニアグラム講座に巡り会えて、
自己受容が高まり、人生が変わりました。
そして人間関係がラクになったのは、言うまでもありません。
瀬戸市 青野 多美子