Period of Vanity.

作詞:はるうら

この世のすべてが物語ならば

演じる誰もが

幸せになれない

何もかもを満たす大団円を求めるのなら

その心囚える想い出という舞台を降りて

何もかもを壊す絶望が怖いというのなら

唇を惑わす運命という脚本を捨て

追いかけなさい

絡まりあった操り糸の

その結び目を

点を暴けば線は解ける

私の瞳にはすべて視えるの

言葉にくるんだ花の香りなど

手渡す前には

掻き消えてしまうわ

望んだことなど叶わぬ世界と諦めるなら

後付けの理由をこめた台詞で幕を下ろして

あの紅い月夜が夢のままで良いというのなら

作り笑いだけのカーテンコールで踊れば良い

追いかけなさい

重なりあったその花びらの

たったひとつを

儚い夢を 追い続けたら

あなただけなら見つけられるの

救いたかったその結末は

あなたの手なら咲き誇れるの