アーチディーコン, ウィリアム, William Archdeacon (1685-1759),
コーク出身の商人。彼が伝統的なアイリッシュ・ハープを演奏している肖像画が残されている。
アプ・ヒュー, ロバート, Robert ap Huw (c.1580-1665),
ウェールズのバード。1613年頃にハープ・タブラチュア『ロバート・アプ・ヒュー手稿譜』を編纂。
イ
イルブレハタハ(?), Ilbrechtach (late 10th c)
ブライアン・ボルーの一族に仕えた詩人フラン・マクロナン Flann MacLonan のハープ奏者。
ヴィクトリー, アンドリュー, Andrew Victory,
『アーサー・オニールの回想録』に現れる18世紀アイルランドのハープ奏者。
ウィリアムズ, ウィリアム, William Williams (1759-1828),
ウェールズの盲目のトリプル・ハープ奏者。幼少のころ皮のハープを演奏していた。
ウィルキンソン, エイブラハム, Abraham Wilkinson (b.c.1798),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。
ウェールズのウィリアムズ, Williams (d.c.1792),
ベルファスト・ハープ・フェスティヴァルに参加したウェールズ人ハープ奏者。フェスティヴァル後、船上で死亡。
ウォール, マシュー, Matthew Wall (fl.1830-1843),
第2次ベルファスト・ハープ協会でレイニーから学んだハープ奏者。カナダで活躍する。
ウォーレス, ジョン, John Wallace,
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。
エヴァンス, チャールズ, Charles Evans,
チャールズ2世のハープ奏者。ウェールズ人で初めてトリプル・ハープを演奏した人物として知られる。
エリオット, サディ, Thady Elliott (b.c.1725-1798),
ミーズ州の盲目のハープ奏者。ムーニーにハープを教える。1798年の反乱で落命。
オウェンズ, ウィリアム, William Owens,
1750年代にダブリンで演奏会を開いていた盲目のウェールズ人ハープ奏者。ジョン・パリーの弟子。
オカハン, エクリン, Echlin O’Cathain (1729-aft. 1791),
ライオンズに学んだ盲目のハープ奏者。主にスコットランドで活躍し、パトリック・マクドナルドらが彼の演奏を採譜していた。
オカハン, ブリジット, Bridget O’Cahan,
ヘンプソンにハープを教えた17世紀末のアイルランド人ハープ奏者。
オカハン, ローリー・ダル, Rory Dall O’Cathain (c.1550-c.1650),
スコットランドで主に活躍したアルスター出身の盲目のハープ奏者。ロドリック・モリソンと混同されることが多い。≪ダ・ミヒ・マヌム≫の作者。
オカヒル, ダニエル・ダフ, Daniel Duff O’Cahill (c.1580-c.1660),
Anne of Denmark (1574-1619) やHenrietta Maria (1609-1669) に仕えたハープ奏者。
オコナー, アルフォンサス, Mother Alphonsus O’Connor,
ネオ・アイリッシュ・ハープ奏者。アトラクタ・コフィに学ぶ。クシュバートの教師。
オコナー, チャールズ, Charles O’Conor of Belanagare (1710-1791),
アイルランドの歴史家。カロラン父子にハープを学ぶ。
オシェイ, トマス, Thomas O’Shea (b.c.1712)
ケリー州のハープ奏者。老衰のためベルファスト・ハープ・フェスティヴァルに参加できなかった。
オダリー, キャロル, Cearbhall Ó Dálaigh/Carroll O’Daly,
≪エイリーン・アルーン≫の成立に関わった人物とされる。
オドネリー, パトリック, Dr. Patrick O’Donnelly (1649-1716),
司祭。教区に訪問する際、ハープ奏者に扮していた。
オドネル, ドミニク, Dominic O’Donnell,
19世紀初頭まで活躍していたメーヨーのハープ奏者。スコット兄弟などの古いハープ音楽を継承していた。
オニール, アーサー, Arthur O’Neill (1734?-1816),
盲目のハープ奏者でバンティングの友人。第1次ベルファスト・ハープ協会の教師。『アーサー・オニールの回想録』を残す。
オニール, エドワード, Edward O’Neill,
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。
オニール, ジェームズ, James O'Neill (b.c.1794),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。音楽の素質がないため、すぐに除籍となる。
オニール, パトリック, Patrick O’Neill (b.c.1798),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。
オニール, ヒュー, Hugh O’Neill,
18世紀アイルランドの盲目のハープ奏者。メーヨー州出身。アーサー・オニールの親友。
オファルビー, ドン, Donn Ó Fáilbhe (fl. 1755-1779),
リムリックの詩人兼ハープ奏者。エクリン・オカハンのインタビューでDunfalvieとして言及されている人物。
オフォガーティ, コーネリアス, Cornelius O’Ffogerty (1661-1730),
ジェントルマン・ハープ奏者。彼が演奏していたハープが現存する。
オヘイガン, ヒュー, Hugh O’Hagan (d.1880),
パトリック・バーンの死後も活躍していた盲目のハープ奏者。
オライリー, ブリジット, Bridget O’Reilly,
アーサー・オニールの生徒で、第1次ベルファスト・ハープ協会でも学ぶ。
オライリー, マイルス, Miles Reilly (b.1635?),
キャヴァン州のハープ奏者。≪リムリック・ラメンテーション≫の作者とされる。
オルーク, アンドリュー, Andrew O'Rourke,
『アーサー・オニールの回想録』に現れる18世紀のハープ奏者。作曲も行っていた。
カー, ウィリアム, William Carr (b.1777),
アーマー州出身のハープ奏者。ベルファスト・ハープ・フェスティヴァルに最年少の15歳で参加後、消息を絶つ。
ガラハ, ジョン, John C. Garragher,
Colonel Vaughan of Buncranaのハープ奏者でヘンプソンの教師。
カロラン, ジョン, John Carolan (fl.c.1729-1748),
トゥールロッホ・カロランの息子。1748年頃に父の曲集を出版。その後人妻とロンドンに駆け落ちする。
キーナン, オウェン, Owen Keenan (1725-aft.1760),
アーサー・オニールのハープ教師。ハープ奏者サディ・キーナンの息子。
キーナン, サディ, Thady Keenan (b.c.1660),
オウェン・キーナンの父。≪ロード・メーヨー≫の作曲を行う。
キーナン, ジョン, John Keenan,
オウェン・キーナンの息子。アーサー・オニールの友人で、盲目のハープ奏者。アメリカに渡る。
クイン, パトリック, Patrick Quinn (c.1745-aft. 1810),
盲目のハープ奏者。はじめフィドルを演奏するが、パトリック・リンドン(子)にハープの手ほどきを受ける。ダブリン・ハープ協会の教師。
クイン, ヒュー, Hugh Quinn (1723-1798),
ティローン州のハープ奏者。おそらくアメリカに渡ったヒュー・クインと同一人物。
クラーク氏, Mr Clark,
イーヴリン John Evelyn (1620-1706) の日記に現れるジェントルマン・ハープ奏者。
クラマー, アンゲリク, Angelique Cramer,
ヴィルヘルム・クラマー夫人。1774年ダブリンのロトゥンダでジャーマン・ハープを演奏。
グレアム, ハミルトン, Hamilton Graham (b.1805),
第2次ベルファスト・ハープ協会でマクブライドからハープを学ぶ。
ケイヴィヌス, Saint Kevin of Glendalough (c. 498–618),
アイルランドの聖人。ハープのような楽器を演奏していたと言われている。
ケイト, Kate,
≪バーンズ・マーチ≫の歌詞に現れる16世紀のハープ奏者。
ケラン, Cellan,
グリフィズ・アプ・カナン Gruffydd ap Cynan (c.1055-1137) のウェールズ侵攻の際に同行したアイルランド人ハープ奏者。
ゴーマン, ウィリアム, William Gorman (b.c.1796),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。音楽の素質がないため、すぐに除籍となる。
コール, オウェン, Owen Corr,
『アーサー・オニールの回想録』に現れる18世紀のハープ奏者。キャサリン・マーティンの教師。
コナー, パトリック, Patrick Connor,
ヘンプソンのハープ教師。
コネラン兄弟, Thomas/William Connellan,
カロラン以前にスコットランドで活躍していたハープ奏者。≪モリー・セントジョージ≫、≪レディ・イーヴァー≫などの作者。700近いハープ音楽を作曲した伝承が残されている。
コフィ, アトラクタ, M. Attracta Coffey of Loreto Abbey (d. 1920),
アイルランドのネオ・アイリッシュ・ハープ奏者。1903年『アイリッシュ・ハープ教則本』を出版。
コモン, コーマック, Cormac Common (1703-aft.1786),
幼少の頃に失明しハープ奏者を目指すが貧しさのため断念。ストーリー・テラーになる。
サットン, エドワード, Sir Edward Sutton,
イーヴリン John Evelyn (1620-1706) の日記に現れる英国人アイリッシュ・ハープ奏者。
ジャクソン, ジェームズ, James Jackson,
弱視のハープ奏者。1838年、第2次ベルファスト・ハープ協会の3代目教師に任命される。
シュウグリーのグラント, Grant of Shewglie (d. 1746),
スコットランドのハープ奏者、パイプ奏者。
ジョーンズ, エドワード, Edward Jones (1752-1824),
ジョージ4世のウェールズ人ペダル・ハープ奏者。
ジョーンズ, ナンシ・リチャーズ, Nanci Richards Jones (1888-1979),
ウェールズのトリプル・ハープ奏者。
スクワイア, フィリップ, Philip Squire (fl. 1618-1642),
英国の宮廷音楽家。コーマック・マクダーモットに金属弦ハープを学ぶ。
スコット兄弟, John/Harry/Ned/Darby Scott
17世紀初頭に活躍したハープ奏者。ラメントの作曲を行う。
スターリング, エドワード, Revd Edward Sterling (1706-1762),
ラーガンの牧師。ハープ奏者、パイプ奏者、作曲家。
スミス, サディ, Thady Smith,
『アーサー・オニールの回想録』に現れるハープ奏者。チャールズ・ファニングの教師。
セシル, ロバート, Robert Cecil (1563-1612),
英国の貴族、政治家。コーマック・マクダーモットから金属弦ハープを学ぶ。
ダウリング, Dowling,
『アーサー・オニールの回想録』に現れるマロウ・レーンのハープ奏者。ベオグラード産のひじょうに軽いハープを所有していた。
ダンカン, ジェームズ, James Duncan (c.1747-c.1800?),
ダウン州出身のハープ奏者。ハリー・フィッツサイモンズに学ぶ。
ディグナン, ジェローム, Jerome Duigenan (b.1710),
Colonel Jones of Drumshamboのハープ奏者。ウェールズ人ハープ奏者とハープ演奏を競い勝利する。≪気難しい子ども≫の作者としても知られる。
ドーナン, ヒュー, Hugh Dornan,
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。
トマス, ジョン, John Thomas, Pencerdd Gwalia (1826-1913),
ヴィクトリア女王のウェールズ人ペダル・ハープ奏者。
ハーマー夫人, Mrs. Hermer,
アーサー・オニールがレディ・モーガンに宛てた手紙に現れる18世紀の女性ハープ奏者。
バーン, チャールズ, Charles Byrne (c.1712-aft.1810),
叔父からハープを学ぶ。ダウン州のライリー氏によって演奏を採譜される。
バーン, パトリック, Patrick Byrne (1794-1863),
第2次ベルファスト・ハープ協会でマクブライドからハープを学ぶ。アルバート公のハープ奏者。
パウエル, ウィリアム, William Powell (d.1750),
ヘンデルが≪ハープ協奏曲 変ロ長調≫を献呈したウェールズのトリプル・ハープ奏者。
パトリック, サミュエル, Samuel Patrick,
第2次ベルファスト・ハープ協会で学んだハープ奏者。レイニーが所有していたアーサー・オニールのハープを薪にくべて燃やしてしまった。
パリー, ジョン, John Parry of Ruabon (1710-1782),
ウェールズの盲目のハープ奏者。
バリー, ディック, Dick Barry (d.1683),
ロバート・サウスウェル Robert Southwell (1635-1702) のハープ奏者。
ハンナ, トマス, Thomas Hanna (1803-aft. 1861),
第2次ベルファスト・ハープ協会でマクブライドからハープを学ぶ。
バンワース, チャールズ, Charles Bunworth (c.1704/5-1772),
コーク州の牧師、ハープ奏者。15台のハープを寄贈される。彼のハープは死後薪にくべられたが、1台だけが現存する。
ピアース, ニコラス・ダル, Nicholas Dall Pierse (c.1561-1653),
ケリー州の盲目のハープ奏者。
ヒギンズ, ヒュー, Hugh Higgins
メーヨー州出身の盲目のハープ奏者。グラナードとベルファストのハープ・フェスティヴァルに参加。
ファニング, チャールズ, Charles Fanning (c.1736-aft.1792),
18世紀末に数々のコンペティションで優勝していたハープ奏者。サディ・スミスに学ぶ。父ラフリンもハープ奏者だった。
ファニング, ラフリン, Loughlin Fanning (fl.c. 1707-c. 1760),
チャールズ・ファニングの父。ヘンプソンにハープを教える。
フィッツサイモンズ, ハリー, Harry Fitzsimons,
『アーサー・オニールの回想録』に現れる18世紀アイルランドのハープ奏者。ダウン州出身で父子共にハープ奏者だった。
フェリター, ピアース, Pierce Ferriter (c.1600-1652),
クロムウェル侵攻の際に殺害されたケリー州のハープ奏者。
ブラック, ダニエル, Daniel Black (1717-c.1796),
盲目のハープ奏者。ダニエル、あるいはドナルドと呼ばれることもある。
フレーネ, ヒュー, Hugh Frene,
18世紀末にアイルランド西部で活躍していた老ハープ奏者。
フレイザー, ヒュー, Hugh Frazer (1809-aft.1844),
第2次ベルファスト・ハープ協会でマクブライドから学んだハープ奏者。ドロヘダ・ハープ協会の教師になる。
ベイリー夫人, Mrs. Bailly,
チャールズ・ファニングのパトロン。自らハープも演奏していた。
ヘファーナン, Heffernan (fl.c.1695-1725),
ロンドンで酒場を経営し、店でアイリッシュ・ハープを演奏していた。
ベリーン, Bereen,
チャールズ・バーンの叔父、ハープ奏者。カロランから嫌われていた。
ヘンプソン, デニス, Denis Hempson (1695-1807),
112歳まで生きたデリー州出身の盲目のハープ奏者。ふたつ頭の男という異名を持つ。彼が演奏していたダウンヒル・ハープがダブリンのギネスに所蔵されている。
マーシュ, ナーシサス, Narcissus Marsh (1638-1713),
ダブリンとアーマーの大主教。マーシュ図書館を設立。アイリッシュ・ハープとバス・ヴィオールを演奏した。
マーティン, キャサリン(ケイト), Catherine (Kate) Martin (fl. 1785-1802),
キャヴァン州の弱視の女性ハープ奏者。パイプ音楽を演奏していた。
マーニー, パトリック, Patrick Murney (fl. 1840-1882),
パトリック・バーン以降に活躍していたハープ奏者。
マーフィー, ディヴィド, David Murphy,
≪ロード・メーヨー≫の作者と関連付けて考えられてきた人物。
マーフィー, ウィリアム, William Murphy,
第2次ベルファスト・ハープ協会でジェームズ・ジャクソンから学んだ生徒。楽譜の識字能力があった。
マーフィー氏, Mr. Murphy/Morphy,
1712年から1753年にかけてロンドンやダブリン、コークで演奏会を開いていたアイリッシュ・ハープ奏者。単一の人物なのか、複数の人物なのか定かではない。
マカーダル, シボーン, Siubhán Mac Ardghail,
パトリック・リンドン(父)の母。詩人の家系に生まれ、作曲も行っていた17世紀の人物。
ハープ奏者マガイア, Maguire (fl.c.1725-1756),
1725年からロンドンのチャリングクロスで酒場を経営していた、ファーマナ州出身のハープ奏者。
マカルタ, シェーマス・ダル, Séamus Dall MacCuarta (c.1650-1733),
アルスターの盲目の詩人。カロランに詩を献呈する。
マクアイリーン・オグ, ラナルド, Ranald MacAilean Og (c.1662-1741),
スコットランドのハープ奏者、パイプ奏者。
マクグラス, パトリック, Patrick McGrath (b.c.1797),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールから学ぶ。
マクダーモット, コーマック, Cormack MacDermott (d. 1618),
アイルランド人ハープ奏者。エリザベス1世、ジェームズ1世に仕える。
マクドナルド, ミュルドッホ, Murdoch MacDonald (d. c.1739),
スコットランド、コル島のハープ奏者。モリソンの弟子。
マクドネル, ジェームズ, Dr. James MacDonnell (1763-1845),
「ベルファスト医学の父」。アーサー・オニールにハープを学ぶ。ベルファスト・ハープ・フェスティヴァルの主催者のひとり。
マクブライド, エドワード, Edward McBride (b.c.1792),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールからハープを学ぶ。第2次ベルファスト・ハープ協会の初代教師。
マクブライド, ジェームズ, James McBride,
エドワード・マクブライドの父。ハープ奏者。レイニーのハープを製作する。
マクマーヒー, ウィリアム, William McMurchy (c.1700-c.1778),
スコットランド、キンタイアのハープ奏者、パイプ奏者、詩人。ハープやパイプ音楽を採譜していた。
マクモラハン, ジェームズ, James McMolaghan (b.c. 1798),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールから学ぶ。ジェームズ・マクモナガルと同一人物という説もある。
マクラフリン, ジョン, John MacLoghlin,
1821年ジョージ4世の御前演奏会で演奏したハープ奏者のひとり。ペトリにハープを売却する。
マクロスキー, パトリック, Patrick McCloskey (1807/9-1826),
第2次ベルファスト・ハープ協会でマクブライドに学ぶ。
マケイブ, チャールズ, Charles MacCabe (d.1748?),
カロランの友人。詩人兼ハープ奏者。カロランの代理人として演奏することもあった。
マコーマック, テレサ, Teresa McCormac,
20世紀アイルランドのネオ・アイリッシュ・ハープ奏者。「古のハープ奏者たちの真の継承者」と呼ばれていた。
マコーミック, エドワード, Edward M’Cormick (d.1757),
カロランの作品を演奏することで有名だったハープ奏者。
マコーリー, ジェームズ, James M‘Cauley,
ベルファストのハープ協会で学ぶ。1853年酔っ払いに暴行を加えられハープを壊される。
マッカーサー, ジェーン, Jane McArthur (b.1804),
第2次ベルファスト・ハープ協会でマクブライドに学ぶ。
マホニー, Mr. Mahony (fl. 1758-1779),
コーク州のハープ奏者。1758年フィッシャンブル・ストリート劇場で演奏会を開く。
マレー, パトリック, Patrick Murray (b.c. 1824),
ベルファストのハープ奏者。自宅で演奏会を開いていた。
マンガン, ドミニク, Dominick Mungan (1715-c.1787),
アイルランドの盲目のハープ奏者。≪カリックに行きましたか≫の作者としても知られる。ささやくような音色でハープを演奏していた。
ムーニー, ローズ, Rose Mooney (c.1740-c.1798?),
盲目の女性ハープ奏者。サディ・エリオットに学ぶ。
モリソン, ロドリック, Roderick Morison, Ruaidrí Dall Mac Mhuirich (1656-1714),
スコットランド、ルイス島の盲目のハープ奏者。アイルランドに渡りハープを学ぶ。
ライオンズ, コーネリアス, Cornelius Lyons (c.1680?-c.1750?),
アントリム伯のハープ奏者で、カロランの友人。変奏曲を作曲し、エクリン・オカハンやヒュー・クインらを育てる。
ラッピン, Lappin,
≪バーンズ・マーチ≫の歌詞に現れる16世紀のハープ奏者。
リンドン, パトリック(子), Patrick Lindon (fl. 1755-1802),
アーマーのハープ奏者。パトリック・クインにハープを教える。貧しい身なりだった。
リンドン, パトリック(父), Pádraig Mac Giolla Fhiondáin (c.1666-1733),
カロランの友人のハープ奏者。
レイニー, ヴァレンタイン, Valentine Rainy (1795/7-1837),
第1次ベルファスト・ハープ協会でアーサー・オニールに学んだ盲目のハープ奏者。第2次ベルファスト・ハープ協会の2代目教師。
ロウ, アーサー, Arthur Lowe (d. 1757),
アイルランドのハープ奏者。1757年クロウ・ストリート劇場で演奏会を開く。
ワード, パトリック, Patrick Ward,
アーサー・オニールの従者。ハープを演奏していた可能性もある。
ⓒ Keisuke Teramoto 2011