cygtermの設定
cygtermは、teraterm等のターミナルソフトからcygwinを使用するためのプログラム。
昔はTera Termとは別配布だったが、teraterm-4.68をダウンロードしたら一緒についてきた。
日本語の表示
早速起動してlsしてみると、日本語のファイルが化ける。
cygwinの1.7から文字コードがUTF-8になっているようだが、cygermはデフォルトがSJIS設定になっている。
Tera Termのインストールディレクトリにあるcygterm.cfgを編集して、TERMの設定から/KR=SJIS /KT=SJISを削除する。
元の設定:
TERM = ttermpro.exe %s %d /E /KR=SJIS /KT=SJIS /VTICON=CygTerm /nossh
変更後:
TERM = ttermpro.exe %s %d /E /VTICON=CygTerm /nossh
cygtermあるいはcyglaunch起動後に、
設定(S)=>端末(T)から漢字-受信(K)と漢字-送信(J)の設定が両者ともUTF-8になっていればOK
文字コードの設定は設定ファイル(*.INI)でもできるのだが、cygterm.cfgと両方で設定している場合は、cygterm.cfgの設定のほうが優先されるようだ。
反転文字の設定(teratermの設定)
反転文字が反転して表示されない場合は、以下の設定を確認。
設定(S)=>ウィンドウ(W)の属性(A)の反転属性を確認する。
これが標準と同じ設定になっている場合、標準も反転も同じように表示されてしまうので、異なる色に設定する。
常に反転表示にする場合は
設定(S)=>その他の設定(D)の表示タブから反転属性色を有効にする(V)のチェックを外す。
点滅属性と高輝度属性についても同様にお好みで。
設定したら内容をセーブするを忘れずに。
その他
僕の場合は、シェルにtcshを使うので、ついでにSHELLに/bin/tcshを設定する。
SHELL = /bin/tcsh