小薮 大輔
【連絡先】
koyabu.daisuke.fnATu.tsukuba.ac.jp
【所属】
筑波大学プレシジョン・メディスン開発研究センター ゲノム形態情報学分野 分野長
准教授・JST創発研究者
University of Tsukuba, Associate Professor
（兼務） 京都大学 東南アジア地域研究研究所 環境共生部門 連携准教授
（兼務） 東京医科歯科大学 顎顔面頸部機能再建学講座 分子発生学分野 客員研究員
City Univ. of Hong Kong 獣医学部生（一期生）たちと獣医解剖学実習にて
【専門領域】
形態情報学・比較解剖学・進化発生学
【受賞歴】
2022年04月 JST 創発研究者
2016年04月 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 Link
2014年06月 日本進化学会 研究奨励賞 Link
2014年03月 日本科学協会 笹川科学研究奨励賞
2013年12月 井上科学振興財団 井上研究奨励賞
2013年08月 ドイツ哺乳類学会 若手科学者奨励賞 (Fritz-Frank Award)
2012年05月 日本哺乳類学会 奨励賞
2011年06月 日本動物学会藤井賞 共同受賞
2010年09月 International Primatology Society, Outstanding Presentation Award (国際霊長類学会 優秀発表賞)
2009年11月 日本哺乳類学会大会 最優秀発表賞
2008年09月 日本哺乳類学会大会 優秀発表賞
【主要総説】
Koyabu, D. (2023). Evolution, conservatism and overlooked homologies of the mammalian skull. Philosophical Transactions of the Royal Society B, 378(1880), 20220081. Link
Brualla, N. L., Wilson, L. A., Doube, M., Carter, R. T., McElligott, A. G., & Koyabu, D. (2023). The vocal apparatus: An understudied tool to reconstruct the evolutionary history of echolocation in bats? Journal of Mammalian Evolution, 1-16. Link
【主要業績5点】
Nojiri, T., Werneburg, I, Tu, V.T., Fukui, D., Takechi, M., Iseki, S., Furutera, T., Koyabu, D.* Timing of organogenesis underscores the evolution of neonatal life histories and powered flight in bats. Proceedings of the Royal Society B 290: 20221928 (2023).
Nojiri, T., Wilson, L.A.B., López-Aguirre, C., Tu, V.T., Kuratani, S., Ito, K., Higashiyama, H., Son, N.T., Fukui, D., Sadier, A., Sears, K.E., Endo, H., Kamihori, S., Koyabu, D.* Embryonic evidence uncovers convergent origins of laryngeal echolocation in bats. Current Biology (2021).
Higashiyama, H., Koyabu, D., Hirasawa, T., Werneburg, I., Kuratani, S., Kurihara, H., Mammalian face as an evolutionary novelty. PNAS (2021).
Koyabu, D.*, Werneburg, I., Morimoto, N., Zollikofer, C.P.E., Forasiepi, A.M., Endo, H., Kimura, J., Ohdachi, S.D., Son, N.T., Sánchez-Villagra, M.R. Mammalian skull heterochrony reveals modular evolution and a link between cranial development and brain size. Nature Communications 5: 365 (2014).
Koyabu, D.*, Maier, W., Sánchez-Villagra, M.R. Paleontological and developmental evidence resolve the homology and dual embryonic origin of a mammalian skull bone, the interparietal. PNAS 109 (35): 14075-14080 (2012)
【専門誌 Editorial Board 】
2012- Mammalian Biology （ドイツ哺乳類学会発行） Editor
2015- MorphoMuseuM （フランス・モンペリエ大学進化学研究所発行） Editor
2017- PeerJ Editor
2018- Peer Community in Paleontology Reccomender
2018- Mammal Study （日本哺乳類学会発行） Senior Editor
2018- 哺乳類科学 （日本哺乳類学会発行） 編集委員
2021- Journal of Experimental Zoology Part B: Molecular and Developmental Evolution Editor
2024- Proceedings of the Royal Society B Associate Editor
2024- PLOS ONE Academic Editor
2024 Journal of Anatomy Special Issue Guest Editor
【委員等】
文部科学省 科学技術政策研究所科学技術動向研究センター 専門調査員（2018～）
International Society of Vertebrate Morphology 理事 (1期2016～2019, 2期2019～, 3期2023～)
日本哺乳類学会 『哺乳類科学』編集委員（2018～）
日本哺乳類学会 Mammal Study 編集委員（2018～），副編集長（2019～）
日本哺乳類学会 2019年度東京大会 実行委員 （2018～2019）
日本哺乳類学会 国際交流委員会 (2017～)
日本哺乳類学会 広報・情報委員会 (2014～2020)
日本進化学会 代議員（2018～2020, 2022～）
国立青少年教育振興機構・子どもゆめ基金助成 地球船クラブ 外部評価委員 (2014～)
International Society of Vertebrate Morphology 学会プログラム委員会 (2017～2019)
【資格等】
学芸員資格
【担当講義科目】
2020年度夏期 獣医解剖学 （香港市立大学）
2019年度夏期 獣医解剖学 （香港市立大学）
2019年度前期 動物解剖学I （武蔵野美術大学）
2019年度前期 生命科学 （武蔵野美術大学）
2019年度前期 動物骨格演習 （武蔵野美術大学）
2018年度後期 表現演習特別講義 （武蔵野美術大学）
2018年度後期 動物解剖学II （武蔵野美術大学）
2018年度後期 生命進化史 （武蔵野美術大学）
2018年度後期 解剖学演習B （武蔵野美術大学）
2018年度後期 獣医解剖学実習 集中講義（東京大学 農学部獣医学専修）
2018年度後期 動物比較解剖学 集中講義（筑波大学 生命環境科学研究科）
2018年度前期 動物解剖学I （武蔵野美術大学）
2018年度前期 生命科学 （武蔵野美術大学）
2018年度前期 解剖学演習A （武蔵野美術大学）
2017年度後期 解剖学実習 （東京大学 農学部獣医学専修）
2016年度後期 動物の身体と進化 （武蔵野美術大学）
2016年春学期 動物比較形態学 集中講義（ソウル大学）
2015年度後期 動物の身体と進化 （武蔵野美術大学）
2015年春学期 動物比較形態学 集中講義（ソウル大学）
2014年度後期 学芸員専修 （東京大学 総合研究博物館）
2014年春学期 動物比較形態学 集中講義（ソウル大学）
2013年冬学期 Evolutionary Morphology of Vertebrates （チューリッヒ大学）
2012年冬学期 Evolutionary Morphology of Vertebrates （チューリッヒ大学）
2012年夏学期 Palaeobiology of Vertebrates （チューリッヒ大学）
【所属学会】
日本霊長類学会
日本進化学会
日本哺乳類学会
日本獣医学会
International Society of Vertebrate Morphology
German Society of Mammalogy
【学歴】
2003年8月-2004年7月 カリフォルニア大学バークレー校 留学 （京都大学教育研究振興財団助成による交流協定校への派遣留学 受入教員： Prof. Kevin Padian）
2006年 京都大学 総合人間学部自然環境学科生物科学専攻卒業 （指導教員： 松井正文教授）
2008年-2011年 東京大学総合研究博物館 日本学術振興会特別研究員 (DC1)
2011年 東京大学大学院 理学系研究科生物科学専攻博士課程修了 （指導教員： 遠藤秀紀教授）
【作成データベース】
【展示制作歴】
2019年 武蔵野美術大学美術館「手のかたち･手のちから」企画協力・展示解説
2018年 東京大学駒場博物館 特別展「博物学に学ぶ進化と多様性」展示制作
2016年 東京大学総合研究博物館 常設展「知の回廊」展示制作
2016年 東京大学総合研究博物館小石川分館 常設展「建築博物誌/アーキテクトニカ」 展示制作
2015年 日本進化学会中央大学大会 モバイルミュージアム「マクロ先端的博物学の世界の創生」展示制作
2009年 東京大学総合研究博物館 特別展「命の認識」 展示制作
2008年 東京大学総合研究博物館 UMUTアラカルト展 「イノシシ、かく生きる」 展示制作
2007年 名古屋市科学館 特別展「脳！内なる不思議の世界へ」 哺乳類の脳標本、頭骨標本制作
2007年 京都大学時計台記念館 霊長類研究所40周年記念展示「霊長類研究所の現在、過去、そして未来」 展示制作
【公開講座・アウトリーチ歴】
2018年 美術解剖学会 公開シンポジウム 「身体成長の進化 - 動物、サル、人と日本人 -」講演
2017年 日本動物学会関東支部主催公開講演会 塗り替えられる動物の進化の歴史「ホネから探る哺乳類の生き様と進化」 講師
2018年 丸の内JPタワー KITTE インターメディアテク IMTカレッジ「東大教室2018夏 －骨の教室」 講師
2018年 日本進化学会市民公開講座 「博物学に学ぶ進化と多様性」ハンズオンギャラリー 講師
2017年 文京区 「子どもアカデミア講座」 講師
2016年 東京大学総合研究博物館 ミクロにせまるハンズオン・ギャラリー「動物の体のでき方を観察する」 講師
2016年 東京大学総合研究博物館、リニューアルオープン記念連続講演会「動物たちの発育と進化」 講師
2016年 東京大学総合研究博物館小石川分館 建築博物教室第9回「胎仔のアーキテクチャ」 講師
2015年 東京大学総合研究博物館・日本進化学会共催 Hands on 6：博物学でふれあうハンズオン・ギャラリー@進化学会 「胎子の進化」 講師
2014年 丸の内JPタワー KITTE インターメディアテク IMTカレッジ「東大教室2014夏 －骨の教室」 講師
2014年 大槌町教育委員会・東京大学総合研究博物館共催 先端科学でふれあうハンズオン・ギャラリ一@東大 「三陸地方のさまざまな脊椎動物の骨と生き様」 講師
2014年 大槌町教育委員会・東京大学総合研究博物館共催 先端科学でふれあうハンズオン・ギャラリ一@大槌 「三陸地方のさまざまな脊椎動物の骨と生き様」 講師
2014年 大槌町教育委員会・東京大学総合研究博物館共催 岩手県大槌町中央公民館 「東大教室＠大槌 第10回 骨の教室 －イルカが辿った進化の歴史」 講師
2014年 理化学研究所 神戸キャンパス一般公開 「動物の進化」講師
2013年 テレビ東京 「137億年の物語 ～哺乳類、恐竜時代を生き延びる～」 出演解説
2013年 NHK 「ダーウィンが来た！生きもの新伝説 アライグマ 黄金の前足」 学術監修
2013年 東京大学総合研究博物館 学術資料・標本をつくるハンズオン・ギャラリー 「解剖のあとに：動物を骨格標本にする」 講師
2011年 スイス連邦チューリッヒ大学古生物学博物館 City of Zurich, The Long Night of Museums事業 博物館特別公開日「動物の骨と進化」 展示解説（英語）
2009年 東京大学総合研究博物館 動物解剖見学会 講師
2008年 ウガンダ カリンズ森林プロジェクト環境教育センター サンデースクール「アフリカ産霊長類の骨のかたち」 地元児童への骨観察、解説（英語）
2007年 京都大学国際交流ホール 霊長類研究所40周年記念ジュニア公開講座「この手でさわってみよう 霊長類と古人類の複製化石の体験学習」 講義解説
2006年 京都大学霊長類研究所 市民公開講座 解剖見学会・動物骨解説
