名古屋工業大学大学院修了, 博士(工学)。その後,立命館大学,防災科学技術研究所,北海道大学を経て,2025年5月に北海道立総合研究機構に着任。現在,建築研究本部(北方建築総合研究所)研究職員。
社会工学の立場から公共政策における合意形成・意思決定支援を研究しています。そのために,自然や社会現象のモデリングを通じて,数理科学および情報技術を駆使した社会課題の解決を目指しており,特に公共政策分野における社会課題の解決方法に関心を寄せています。また,これらの社会課題を効果的に解決するための社会環境や制度,意思決定プロセスの設計・構築に取り組んでいます。
小原流いけばなの師範資格(平成29年6月現在,初等科終了)。二児の父。中国・大連出身。
研究分野:
自然災害科学・防災工学/経済・政策科学/社会システム工学/行動科学・社会科学実験/知能情報学・ウェブ情報学
[お知らせ]
2025/05/01 北方建築総合研究所に異動しました
2023/04/01 北海道大学社会科学実験研究センターに異動しました
2017/02/24 「フィールドワーク」を更新
2016/12/10 「興味のある研究テーマ」を追加しました
2016/04/01 組織名称が一部変わりました
2015/10/01 個人用サイト「崔青林のマイページ」を公開
[興味のある研究テーマ]
■自然災害科学・防災学
●災害時(災害対応・復興復旧)
被災地域における災害対応過程の調査研究
リアルタイム災害情報の発信と利活用
組織間の協働を前提とする災害対応の効果検証
事前対策と災害対応効果の関係性
●平時(事前対策・リスクコミュニケーション)
ハザード・リスク評価、被害想定
地域防災活動の事例研究
地域主体の防災活動のあるべき姿と支援方策の検討
中間支援組織×統合化防災情報プラットフォーム構想(支援方策の具体化)
防災対策プロセス(防災マップづくり・災害対応シナリオづくり)に含まれる災害リスクの認知
厄介な問題を対象としたオンラインディスカッションの可能性
■経済・政策科学
●自然災害による経済的被害
自然災害による経済的被害(直接・間接被害額)の推計モデル
複合災害による経済的被害の推計モデル
風評による経済的被害は定量評価・予測できるか
復旧・復興過程の政策導入効果
●防災行政の政策立案や事業展開の効果
地域展開を考慮した「地域防災対策支援仕組み」のパッケージ化と政策立案への適用
災害対応プロセスの構造化・標準化、情報共有システムの導入についての費用対効果
利活用シナリオに基づく情報共有の効果検証(シミュレーション実験)
■社会システム工学・安全システム
●実践的地域防災活動を支援する社会的仕組みのデザインと実証
実効的なガバナンス構造の評価方法と効果検証
社会防災システムの評価方法と効果検証
機械学習を活用した地域防災対策の支援技術
マルチハザードを考慮した被害状況の評価方法
●自然災害における被害状況のリアルタイム状況把握技術
観測データ等を用いた被害状況のリアルタイム解析
被害報を用いた法律・制度適用の早期判定支援
災害情報の時系列分析・可視化・評価
リアルオプションの考え方を導入した災害情報のリアルタイム情報更新
機械学習を活用した高解像度推計の試み
●情報プラットフォーム間連携技術
災害時におけるSNS情報の自動解析と可視化
災害情報解析処理および共有プロセスの自動化
[これまでの研究で用いた分析ツール等]
D-Agree AGREEBIT Inc.
QGIS QGISコミュニティ
Python
ArcGIS esriジャパン
R言語 (R)
高度自然言語処理プラットフォームNLPPF アビームコンサルティング株式会社「IoT/BD/AI情報通信プラットフォーム社会実装推進事業」HP
D-SUUM NICT
DISAANA NICT
SPSS IBM
JMP SAS Institute Inc.
KH Coder 立命館大学樋口研究室
Mandara 埼玉大学谷研究室
SOARS(Spot Oriented Agent Role Simulator) 東京工業大学出口研究室
MAS(Multi Agent Simulator) (株)構造計画研究所
Adobe Illustrator cs6
Microsoft Office
[学会活動の年間スケジュール]
05月@地域安全学会春大会 [学会HP]
06月@安全工学シンポジウム
07月@歴史都市防災シンポジウム [シンポジウムHP]
09月@日本自然災害学会学術講演会 [学会HP]
10月@日本災害情報学会年次大会
11月@地域安全学会秋大会 [学会HP]
12月@日本地震工学会・大会 [学会HP]
[随時更新中のコンテンツ]
■個人履歴
[学歴] [職歴] [社会活動等]
[現在のプロジェクト]
[過去のプロジェクト]
■ フィールドワーク
[災害調査・災害対応]
[講演・ワークショップ等]
[イベント対応]
[地域・社会調査]
[報道等]
■研究業績
[査読付き論文]
[一般論文・紀要等]
[学会梗概集]
[その他]