生体肝移植について

移植を受けた妻は無事に妊娠、出産しました

ドナーとして、2016年4月26日に九州大学病院にて生体肝移植手術(血液型不適合移植)を

受けました

2019年12月6日に琉球大学病院にて女児を無事に出産

2000年シピエント:

妻 31歳(当時) 血液型A型

病名:不明(珍しい例のため病名なし)

病症:非代償性肝硬変

Partial Nodular Transformation (PNT)


レシピエントの術前後の経過


2020年

母子ともに健康母子ともに健康

CTや内視鏡検査などでも問題なし


2019年

12.6 女児出産(3,112g 帝王切開による)、母子ともに健康

妊娠糖尿病発症 *プレドニン服用の影響あり

妊娠(12.10出産予定)


2018年

血液検査、肝生検により拒絶反応確認、免疫抑制剤の再調節のため入院(2.8-2.17 琉球大学病院)


2017年

予後は順調

免疫抑制剤は欠かせないが、月1の通院のみ


2016年

7.26-29 入院(九州大学病院 第2外科)

最後のドレーン抜筒

5.23-31 転院(琉球大学病院 第1内科)

5.19 一時退院(九州大学病院 第2外科)

4.26 生体肝移植手術(九州大学病院 第2外科)

4.18 入院開始(九州大学病院 第2外科)

4.5-6 入院(九州大学病院 第2外科)

血漿交換、リツキシマブ投与*など術前処理


2015年

生体肝移植手術を決断

レシピエントチェックを半年間通して受ける


2012年6月発症

Partial Nodular Transformation (PNT)と症状診断

病名・原因不明

検査・対処療法を続ける(岡山大学病院消化器内科)


入院期間

41日間(術後32日間)


職場復帰

2017年より復職

ドナー:

私 37歳(当時) 血液型B型

肝臓の状態:良好




ドナーの術前後の経過


2018~年

良好


2017年

予後は順調


2016年

予後は良好

5.23 職場復帰

5. 9 退院(九州大学病院 第2外科)

4.26 生体肝移植手術(九州大学病院 第2外科)

4.21 入院開始(九州大学病院 第2外科)


2015年

生体肝移植手術を決断

ドナーチェックを半年間通して受ける

(ドナーになれなかった場合に、その費用約10万円は自己負担となる)


入院期間

18日間(術後14日間)


職場復帰

術後27日目



生体肝移植に関し、少しでも聞きたいことがございましたら気軽にご連絡ください

経験者として何か助けになればと思います

*リツキシマブ投与:抗体産生抑制のため、

血液型不適合移植には必須

薬価(保険適用前)が約30万円だったが、偶然にも3月末に認可

保険適用に

✓ 限度額認定証を使用し、保険適用内での医療費負担を削減

✓ ドナーの費用は、レシピエントの医療費に加算される

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