Fellows in Concert Vol.1

Fellows in Concert Vol.1

~glee on Brass!!!~

Brass Band Fellows 第1回演奏会

Brass Band Fellows 初めてのコンサートでした。

アメリカの大ヒットドラマ"glee"の名曲たちをブラスバンドの演奏でお届けしました。

■Date 2013 / 5 / 25 (Sat.) 14:00開演(13:30開場)■Venue 小岩アーバンプラザ(東京都江戸川区) JR総武線「小岩」駅 徒歩15分 京成電鉄「江戸川」駅 徒歩10分

■Conductor

金子 敦則

《プロ・トランペット、コルネット奏者 VIVID BRASS TOKYOメンバー》

■Admission 入場料

500円(全席自由)

※未就学児童のお子様は入場無料となっております。

ご入場には保護者の方が同伴してください。

-♪Bohemian Rhapsody (QUEEN)

ボヘミアン・ラプソディ

-♪Proud Mary (Tina Turner)

プラウド・メアリー

アンコール:♪Don't Stop Believing (Journey)

ドント・ストップ・ビリーヴィング

オハイオ州ライマにある架空の学校、ウィリアム・マッキンリー高校の合唱部(グリークラブ)を中心に描かれる、

ミュージック・コメディドラマ(Wikipediaより)、"glee"でカバーされた、珠玉の名曲たち。

その中からごく一部をブラスバンドでお届けいたします。

"glee"

マッキンリー高校では、合唱部(グリークラブ)の立場は最底辺。

予算は花形のチアリーディング部に奪われ、アメフト部からはジュースを顔にかけられるなどの嫌がらせを受け、

他の部からは蔑まれて、卒業アルバムのグリーのページには落書きが絶えません。

合唱部のメンバーはグリーの一員であることに苦悩しながらも、

歌うことを捨てられず、数々の困難を歌の力で乗り越えていきます。

お客様の声

「まるで映画を見ているような迫力。初めてみる楽器もあり新鮮だった。」

「力強さと情熱を感じるステージで、結成1年とは思えなかった。笑顔に勇気づけられた。」

「新鮮で楽しい演出。gleeの名曲たちがBrassで聴けてとても楽しめた。」

「このようなコンサートは初めてでとても心地よかった。」

「パワフルで演出や企画もよく工夫され、デュオ・トリオ・ソロとも気持ちが入っていて本当に感動した。」

プログラムノート

~1st Stage~

■Light Fantastic (Paul Lovatt-Cooper)

幕開けにお送りするこの曲は、英国の若手作曲家、ポール・ラヴァット-クーパーの2008年の作。2008年といえば北京オリンピックが開催された年です。この闊達でアツい曲は、同年、英国のリーズ・メトロポリタン大学がノーザン・バレー・オーケストラとの中国ジョイントツアーに際して委嘱された曲で、オリンピックの威厳と精神、また素晴らしい都市、北京への敬意が込められています。

■The Marriage of Figaro (Wolfgang Amadeus Mozart(arr. B. Hazelgrove)

続いてはクラシックのナンバーを。みなさんご存知モーツァルトに作曲された歌劇「フィガロの結婚」序曲です。

フィガロとスザンナは婚約中。でも二人の雇い主アルマヴィーヴァ伯爵、女中頭のマルチェリーナ、医師のバルトロなどのそれぞれの思惑に振り回され、なかなか結婚できません。フィガロの作戦とその行く末とは…。

序曲はオペラの開幕前にオーケストラのみで演奏されるものですが、そのオペラの雰囲気や粗筋を表したもの。

この明るく、アップテンポで軽快な曲も、本編のエッセンスを詰め込んだものと言えるでしょう。

オーケストラのための作品であるこの曲を本日は金管バンドの演奏でお楽しみいただきます。

■That'll Do (Randy Newman/arr. Dan Price)

ブラスバンドでは、各楽器のソロをコンサートプログラムに取り入れることが多いのが特徴です。数ある楽器の中から、本日はフリューゲルホーンのソロをお送りします。

曲は映画『ベイブ・都会へ行く』から"That'll do"です。第一作目『ベイブ』の最終シーン、主人公・子ブタのベイブへご主人のホゲット氏が言ったセリフ「That'll do, pig. That'll do.(それでいい、ベイブ。それでいいんだ。)」にインスパイアされ、ランディ・ニューマンが作曲しました。

あるがまま全てを受け止め、優しく語りかけるこの曲を、本日は我らがフリューゲルホーン奏者、佐々木一平のソロでお送りします。

■Canterbury Chorale (Jan Van der Roost)

ベルギーの作曲家、ヤン・ヴァン=デル=ローストの1991年の作品。

イングランド南東部にある小さな街、カンタベリー。その街には何世紀にも渡り、絶えず素晴らしい音楽が響き渡っていました。その街の大聖堂を訪れた時の印象を表した曲です。この安らかな作品は、元々、作曲者のバンドの団長ロバート・レベーゲルにリクエストされ、ブラスバンドのために書かれた曲です。後に吹奏楽の構成に合わせて書き改められ、吹奏楽でも人気の曲となりました。

各所に現れる様々な楽器のソロのほか、荘厳で象徴的なユニゾンが、まるで大聖堂のオルガンのようなサウンドを醸し出します。

■The Dark side of the Moon (Paul Lovatt-Cooper)

月と言うとどのようなイメージをお持ちでしょうか。ポール・ラヴァット-クーパーは、メディアから流れる月の映像を見て、私たちが見たことのない月の“裏側”に想いを馳せました。

「そこは、完全なる闇の中にいるかのような気味の悪さ。しかし、夜の空を見上げ、ゆっくりとあたりを見てみると、目の前には限りなく広がる素晴らしい光景。数えきれないほどの星々、銀河、惑星、別の太陽系。そして、月の端から覗く太陽光の煌めきが広がっています。」

荒れ果て不毛で険しい月の印象から、果てのない素晴らしい宇宙の美しさへと皆さんを誘います。宇宙の神秘、壮大さをどうぞお楽しみください。

~2nd Stage~

~glee on Brass!!!~

マッキンリー高校では、合唱部(グリー)の立場は最底辺。予算は花形のチアリーディング部に奪われ、アメフト部からはジュースを顔にかけられるなどの嫌がらせを受け、他の部からは蔑まれて、卒業アルバムのグリーのページには落書きが絶えません。

合唱部のメンバーはグリーの一員であることに苦悩しながらも、歌うことを捨てられず、数々の困難を歌の力で乗り越えていきます。

登場人物はというと、

生後まもなく親に捨てられるも強く生きているが、『主役』に固執し自己主張が強いあまり周囲の反感を買うレイチェル。

父親を亡くし、父に憧れアメフト部に所属しながらもグリーとの二足の草鞋を履くフィン。

半身不随で車イスが手放せないが、いつの日かダンサーになることを夢見るアーティ。

高校中の憧れ、チアリーディング部のスターだったが、妊娠発覚とともにチアリーディング部を追われたクイン。

チアリーディング部の鬼コーチの嫌がらせにも負けず、合唱の楽しさを生徒たちに伝えようと奮闘する、グリー黄金期のOBでグリー部の顧問に就任したばかりのウィル。

など、様々な背景を抱えており、ストーリーもすんなりいきません。本日は"glee"にカバーされた曲の中から珠玉の名曲をFellowsの演奏でお楽しみください。

■Faithfully

合唱コンテストで州大会へと駒を進めたマッキンリー高校合唱部。州大会の一曲目に歌う曲がこの曲。レイチェルとフィンのデュオ、そしてコーラスの迫力が印象的。本日はオープナーとしてこの曲をお送りします。

■Proud Mary

地区大会へ出場が決まりましたが会場へのバスへは車イスが乗れません。車イスのアーティは出られないかと諦め掛けますが、「みんなで出られなければ意味がない」とウィル先生。グリー全員で車イス生活を体験することに。この曲は全員で車イスに乗って歌います。タイトルのプラウド・メアリーは蒸気船の名前。歌詞中に繰り返し出る、「Big wheel keep on turning(大きな車輪は回り続ける)」はアーティの車イスの車輪を意味すると同時に、先へ進もうという意志を表しているのかもしれませんね。

■I dreamed a dream

レイチェルの生き別れた母は、なんとライバル高のグリー部『ボーカル・アドレナリン』の合唱部顧問でした。はじめは再会を喜ぶ親娘でしたが、グリーに全てを捧げる二人は利害が対立し、再び縁を切ることを決断します。母であること、娘であること。二人は叶わぬ夢をこの曲に乗せて歌います。本日はコルネットの音色でお聞きください。

■Lady is a trump

フィンとアメフト部の人気を二分していたパックはトレードマークのモヒカンを剃られてしまい人気は急低下。なんとか人気を取り戻すため、チアリーディング部に入ったグリーのメンバー、メルセデスと付き合おうと、ジャズバンドを引き連れこの曲でアプローチ。

■Dream on

顧問ウィルが現役時代のグリー部のスター、ブライアンがマッキンリー高校に来校。歌手を目指し、挫折した経験を持つブライアンは、グリー部のメンバーに「歌手になりたいなんてバカな夢を見るな」と訴えます。しかし、ブライアンの中に残る、歌への情熱を感じとったウィルはブライアンをミュージカルのオーディションに誘い、共にこの曲で『夢を諦めるな』と歌います。

■Jump

グリー部の地位を向上するため、マットレス店のCMに出演することにしたレイチェルたち。マットレスの上を跳ねながらこの曲を歌います。

■Total eclipse of the heart

周囲がミュージックビデオを撮り動画サイトにアップしているのを知ったレイチェル。自己主張の塊であるレイチェルはメンバーを巻き込み、この曲で自らのミュージックビデオを作ります。暴走っぷりに周囲は大ひんしゅく。

Safety dance

ダンサーを夢見る車イスのアーティ。グリーのメンバーのティナとショッピングセンターでデート中、ティナを驚かせようとこの曲を流して車イスから立ち上がり、周囲の人を巻き込んで踊り始めます。が、これはアーティの夢。いつか自分の足で踊りたいというアーティの夢は実現するのでしょうか…?

■Over the rainbow

最終話。コンテスト州大会を終え、学校へ戻ってきたレイチェルたち。顧問のウィルがレイチェルたちからの感謝の気持ちに応えてギターとウクレレの伴奏で歌います。本日はバリトンのデュオでお送りします。

■Bohemian Rhapsody

言わずと知れたクイーンの名曲。

合唱コンテスト州大会で最大のライバル『ボーカル・アドレナリン』が歌います。リーダー、ジョシュアの圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで会場を引き込みます。

「僕は哀れなやつ・・・。愛するママ、僕を助けて・・・。いっそのこと生まれてこなきゃよかった・・・。」

ドラマでは、悲壮感に満ちたこの曲の演奏シーンと、出演直後に破水して病院に担ぎ込まれたクインの出産シーンが残酷にシンクロします。

-♪Dream on (Aerosmith)

ドリーム・オン

-♪JUMP (Van Halen)

ジャンプ

-♪Total Eclipse of the Heart (Bonnie Tyler)

愛のかげり

-♪The Safety Dance (Men Without Hats)

ザ・セーフティ・ダンス

-♪I dreamed a dream (Claude-Michel Schönberg)

夢やぶれて

■Programme

♪The Dark Side of the Moon (Paul Lovatt-Cooper)

ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン

♪The Marriage of Figaro OVERTURE (Mozart/arr. B.Hazelgrove)

「フィガロの結婚」序曲

♪Canterbury Chorale (Jan Van der Roost)

カンタベリー・コラール

♪That'll do (Randy Newman/arr. Dan Price)

それでいいんだ("ベイブ・都会へ行く"より)

Flugelhorn Solo 佐々木 一平

♪Light Fantastic (Paul Lovatt-Cooper)

ライト・ファンタスティック

~glee on Brass!!!~

-♪Faithfully (Journey)

時への誓い

-♪The Lady is a Trump (Richard Rodgers)

ザ・レディ・イズ・ア・トランプ

-♪Over the Rainbow (Harold Arlen)

虹の彼方へ