キレイに浮いてますよね~。 ハルのデザインのルーツは1980年代にアール・ベンツ氏が立ち上げたストラトス・ボートだったりします。プレミアムボートですが、船体の重さがまったく感じられず軽快に走るのです。当時のエンジニアの一部の人たちがPhoenixに移籍し、そのDNAを引き継いでいるのです。正しく不死鳥としてよみがえり、また確実に進化したボートなのです。
Phoenix Boats社長のゲリー・クラウズさんです。 2011年9月に一緒に試乗させてもらったときの画像です。ゲリーさんとは彼がトライトンの営業部長であった1996年の頃からのお知り合いです。
動画はこちらです。
彼は80年代中頃、ストラトス・ボートの工場のラインで雇われ、その後はトライトンの営業部長、ストラトスとチャンピオンの社長へと昇りつめた方です。
ゲリーさん(クラウズさんと同名ですが、別人です。 90年代、ストラトス社でベンツ氏の片腕として活躍していたボートデザイナーです。)、ハンクさん(70年代からバスボート市場の拡大に多大な貢献をされてきた業界の重鎮です。)といった業界の大物たちと一緒にゲリー・クラウズさんが2008年に立ち上げたバスボートメーカーがフィニックスなのです。
北米では多くのボートメーカーが誕生し、また敗退しています。
フィニックスはそんじょそこいらの新興メーカーとは異なります。 これだけ期待がもてる新興メーカーは1996年にトライトンを日本の市場に投入して以来です。
今後バスボート業界の台風の目になることは間違いありません。
フィニックスボートではジェルコート、ポリエステル樹脂をこのような設備で一元管理しています。
一般的なバスボートメーカーは樹脂を塗るごとに職人さんが自分の裁量で硬化剤を計測し、バケツを手に持ってガチャガチャと攪拌している光景をよく見ます。 硬化剤の量はボートを製造するときの気温・湿度にあわせて変更する必要があります。 上の画像のような設備を投入することによって樹脂と硬化剤の配分比を自動的に管理することによって、結果としてボートの品質を均一に保つことが容易になります。 コストがかかるのでこのような設備を使用しているバスボートメーカーはまだ珍しいです。
社長のゲリーさん(画像右に写っています)はボートメーカーのラインの工員から現在の地位にまで昇ってきたお方です。
ボートの製造現場を隅々まで理解している方です。