●病気(身体の不調、痛み)とは?
「病気」=『気の病(きのやまい)』
読んで字のごとく、気《心》の良くない状態が現象となって体に現れることをさす
すなわち、気《心》が「マイナス」や「ネガティブ」な状態で、それが限界に達すると痛みや病気が現れてくるということ
ですから、身体の不調や痛みは、身体(肉体)から直接現れる(発生する)ものではないとも言える
例えば、腰が痛いといっても骨や筋肉が痛みの発生源にはならないという事
では、その気《心》の「マイナス」や「ネガティブ」な思考はどこから来るのか?
●ストレス
現代社会では、仕事上や私生活でも「プレッシャー」や、「緊張」が存在します
プレッシャーや緊張をポジティブに、前向きに捉えられればいいのですが、なかなかそうは思えない...
どちらかと言えばネガティブに捉えてしまい、やがて心の乱れ・歪みを生み出す
他にも自分自身に対してや、他人に対しての「不満」や「怒り」、将来への「不安」や「心配」、そして失う事の「恐怖」や「挫折」など...
「思うように行かなくて胃が痛い」
「考え過ぎて頭が痛い、肩が凝る」
人それぞれ、環境、立場によっても感じ方は違うでしょうし、ポイントも違うでしょうが、このストレスを手放す(解放する)ことができないと、痛みや病気が現れてくるのです
中には、「ストレスなんて無いよ」言われる方もいらっしゃいます
『では何故、腰が痛いのですか?』
「長い時間デスクに座って仕事してるからね」
『それは、ストレスですよね』
「えっ?」
『頭ではストレスじゃないと思っても、座っている事自体、心はストレスに感じて身体にサインを出しているんですよ』
「う~ん...」
●頭と心
頭(脳)で考えれば、ストレスではないと思えても、《心》はストレスを感じているのです
例えば、大好きな趣味に熱中している時でも、ある時間が経てば休もうと思います
「あ、痛たたた...集中しすぎて、首が凝った!」
それは、頭からの指令ではなく、心からの指令と言えるでしょう
これもストレスであり、身体はそのストレスを痛み(サイン)として表現してくれる訳です
●結果ではなく、サイン
という事は。。。
そう!痛みや病気は、そのストレスに気が付くための「サイン」だという事
だとすれば、薬を飲んだり、痛いところだけを治療しても、完治はしない
一時的に改善しても、根本的な治癒にはたどり着けないのです
そこでそのストレスの元(原因)は何なのか?
治癒するためには、突き止める必要があるのです!
●原因
ストレスがどこから来るのか?
何が原因か?
自分で分かる時もあれば、なかなか分からない事もあります
自分で分かれば、対処方法も自分で考え、実行し、痛みを解消することも可能でしょう
しかし、ストレスをストレスと認識できないと、自分だけでは対応できないのです
ほとんどの場合が、後者だと思われます
本当はストレスなのに、それが当たり前と思ったり、やらなければいけないという使命感だったり、心を騙そうとしても心は反応する
だから、身体の不調や痛みが現れるのです!
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