Research

研究テーマは大きく分けて、以下の2点です。

SNS言語の日韓対照研究から、日韓の言語類型の設定へ:携帯メールやSNSの言語表記・表現には各言語や文字の特徴が大いに活かされています。それらを分析することで、インターネットのことばの実態を明らかにするだけでなく、日本語と韓国語の違いを新たな視点で明らかにします。

中国朝鮮族研究から、モビリティとことばの関係の究明へ:中国朝鮮族は中朝複言語使用と活発な移動性で知られています。中国朝鮮族のコミュニケーションの多様性を明らかにし、さらにグローバル化、多言語多文化共生化の中で、ことばの意識と移動の関係を明らかにします。

本務校の学部では、こうした言語・コミュニケーション研究に関心のある学生を対象にゼミを行っております。関心のある方はぜひいらしてください。また本務校の大学院でも講義や研究指導(指導学生主査)修士論文副査を担当しているほか、他校で博士論文の外部審査委員もお引き受けしています。

審査担当学位論文(修士・博士)一覧

[文京学院大学(修士)]

「農村戸籍と貧困脱却ー階層移動の可能性ー」(副査)

「高等教育機関における日本の異文化コミュニケーション教育の課題」(副査)

[九州大学(博士)]

「中国朝鮮族複言語話者の言語使用とアイデンティティに関する研究 : 延辺朝鮮族集住地域を事例に」(外部調査委員)