大学院演習

大学院演習について

大学院の演習では「ある現象がなぜ起こるのか(因果関係・メカニズム)」だけでなく、「それにどのような意味があるか?どのような状況において有利だったのか?(機能・適応)」、「それがいかにして形成され、その後どうなるか(発生・変化)」、「それは他とどう違い、どのような背景で生じてきたか(系統性・連続性)」などの企業、経営者、従業員、投資家などが直面する状況や経済環境等のコンテキストについても考えることで、関連研究への貢献と現実の問題への貢献を同時に目指していきます。具体的には、演習での研究活動の中で、ScopusやWoSに収録されるジャーナルへの掲載を目標としながら、その研究のインパクトアセスメントも行います。指導できそうなテーマについては、研究業績のページや院生の業績一覧を参考にしてください。私も勉強中の身ですが、良い研究ができるように一緒に頑張りましょう。

研究・指導方針

≪博士前期課程≫

博士前期課程修了後の進路によって、大きく2つの方針があります。

就職希望者に対しては、学生の要望にあわせて、研究活動を支援します。ただし、研究者志望の学生を優先するため、研究室所属の可否は状況によります。

博士課程進学希望者に対しては、博士論文の作成につながるような研究・教育を行います。具体的には会計学だけでなく、基本的な統計学・経済学などについても学習し、雑誌投稿を前提とした論文を作成してもらいます。なお、次のような科目について勉強を進めておくと、論文執筆時に役に立ちます。

※開講時間については木曜5・6時間目に設定していますが、受講者と相談し決定します。

≪博士後期課程≫

論文作成の過程を通して、職業研究者として自立するために最低限必要となる能力を身につけるような研究・指導を行います。博士後期課程では、より高度な会計学・経済学・経営学・ファイナンス・統計学等の知識や学習する能力に加え、自身の研究をあらゆる面(計画遂行面・資金面など)でマネジメントする能力、既存の知識を分かりやすく整理し伝える能力、そのほか限られた資源や時間の中で効率よく仕事をこなす能力、あるいは対人関係をうまく処理するsoft skillsを習得する必要があります。また博士号を請求するためには、ScopusやWoSに収録されるジャーナルへの掲載など一定水準以上の研究成果が求められます。

研究室の状況

≪主指導生≫

≪その他のメンバー≫

修了生の活躍

≪博士後期課程≫

≪博士前期課程≫

≪研究生≫

研究室(大学院演習)の研究成果

≪学位申請論文(主指導のみ)≫

≪その他の論文【研究室での指導に基づく院生の論文】≫

ワーキングペーパー

論文(※は査読付き論文)