コンビニ/通信販売 の 背景
携帯電話やインターネットが生活習慣を変え、住居を内側から変えています。住居に関連した商業施設やそれを支える施設も大きく変化しています。建築雑誌や教科書に記述されない建物(コンビニ、スーパー、ショッピングモール、工場、倉庫)が社会を大きく変化させてます。国内の商品が翌日に配達され、世界中の物品が数日で手に入る社会が実現しました。それらを支える産業は情報通信、道路、倉庫、物流技術に注目しましょう。
プロロジス(世界的物流不動産会社)大型倉庫(愛知県春日井市)
物流施設はサービス地域全体を同時に整備するため、多大な初期投資費用が必要です。そのための投資ファンドが利用されます。
アイクラー ホームズ (Eichler Homes)
ジョセフ・アイクラー(Joseph Eichler 1900–1974) 経営の不動産開発会社が供給し11,000棟がカリフォルニア州に建設(1950–1974)された。
アップル社の創業者スチーブ・ジョブスとスチーブ ・ウォズニアックが住んでいた住宅。ジョブズのデザインはアイクラー住宅の影響を受けている。
Case Study House #24(未建設)はアイクラーホームズのために設計された。
アメリカに留学中にCase Study Houseに触発され、工業的・科学的設計手法を追求した英国のノーマン・フォスターは後にジョブズの依頼によりアップル本社を設計する。
アイクラー住宅は歴史的建築として再評価され、愛好者により保全対象となっている。しかしながら、現代の省エネ性能要求には合致しない部分も多い。
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アイクラーホームのパンフレット
建築家Kinji Imada (1927 - 2005)は戦中、日系人収容所で高校を卒業し、ハーバード大学に進学後、1年で軍務に就き、日本に事務官として駐留した。原爆の犠牲となった祖父母がいた廃墟の広島に親戚を訪ねた。大学に復帰後、グロピウスに学んだ。卒業後、アイクラーホームを手がける設計事務所に勤め、1959年にいちど独立後、1960年に旧知の建築家Claude Oaklandの事務所に参加し、以後、多数のアイクラーホームを設計した。
環境写真家 ヤン・アルテュベルトラン(Yann Arthus-Bertrand)
Technology Entertainment Design = 技術・芸能・設計
デザインは広く、深く、おもしろい! 世界のデザイナーの話を「直接」聴こう!
コミック版 設計説明書 YES is MORE / LESS is MORE / LESS is BORE / I am ***RE
設計過程と進化系統樹の類似
人型高層ホテル、人型ビル上海開発展覧会(上海市長の賞賛、市長失脚)
人工山住宅、上海万博デンマーク館(コペンハーゲン=上海、人魚、海水、自転車、体験展示)
アゼルバイジャン三日月湾都市デザイン
イームズ夫妻の孫が語るイームズのデザイン
実験映画、モスクワ博覧会映像展示、曲面合板、FRP、Case Study House(イームズ邸:サーリネン+イームズ)
米国特許公報: イームズの特許図面 イームズ邸、家具: 写真集 スライド・ショー
Case Study Houses イームズ事務所(イームズ財団、Towers of Ten)
映画『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』 監督 シドニー・ポラック
未来社会は各国の「乳児死亡率」、「所得」などの国際比較から予想できる。
社会の崩壊、矛盾、変化の兆しは人口統計に現れます。
社会科教科書にもある無味乾燥な統計数字を、時系列で動画にすれば目からウロコの新事実。
1 日1ドルで生活する人々の住居、1日10ドルの住居から、住居の基本が解ります。
住居を 世界的な視野で見ると、日本の位置が見えます。
建築写真家 Julius Shulman 伝記映画 VISUAL ACOUSTICS CASE STUDY HOUSE CSH#22, 1959 Stahl House by Pierre Koenig (1925–2004) CSH(1945-1966, John Entenza 主宰, 雑誌 Arts & Architecture)の世界的反響: 日本:池辺陽、増沢洵、広瀬謙二、清家清 < 大学図書館で探しましょう。 英国: Norman Foster (ノーマン・フォスター)
1960年代初期の他の若い英国の建築家と同じように、フォスターもロサンゼルスのCSHの魅力にとりつかれた。CSHは一般的工業材料と低予算ながらも、イームズ夫妻などの建築家が設計しており、開放的な現代的生活様式の強烈な象徴であった。(出典:英国王立芸術院会員 Norman Foster)
Richard Rogers(リチャード・ロジャース)
ノーマン・フォスターは1961年、イェール大学で会った日からずっと刺激に満ちた親友でした。我々は米国横断の自動車旅行に出て、ウィスコンシンのフランク・ロイド・ライトからカルフォルニアのCSHまで全てに感動したものです。(出典:プリッカー賞講演)
Goolge 書籍検索:CSHの影響 < 米国住宅雑誌 Dwell は全文閲覧可能です。
Case Study House #22, 1959
Case Study House #8, 1945–49
by Charles Eames and Ray Eames
[出典:MOMA:ニューヨーク近代美術館展示]