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第7集 百人一首の魔方陣 【1~122】

1太田:2004/11/27(土) 12:45

はじめまして。「百人一首の魔方陣」の作者の太田です。

ここで藤原さんがそのことで書き込みをされ、野田さんが、百人一首が魔方陣になっているならそれは凄いことだ、と思われていることを知って、ちょっと書き込んでみたくなりました。

本の序文にも書いていますが、「百人一首」と「魔方陣」という言葉が結びつくと聞いただけで、それだけで拒絶反応を示す人が大勢いることは私も重々承知しています。この二つの言葉はそれほど相容れないものです。

私も笑い者になるのは嫌ですから、曖昧な根拠だけではおそらく、この本は書かなかったでしょう。そのような奇妙なテーマにもかかわらず、あえて書いたのは、それだけの根拠があったからですが、それよりも私が読者に知ってほしかったのは、数学が和歌の中に秘密のこととして定家のみならずそれ以前の歌人からずっと引き継がれているのだ、ということです。

それが何を意味するのかを読者に考えて貰うためには、証明が絶対に必要ですので、非常に読みにくい本になってはしまいましたが、真剣に論証を追って下さった読者は、一様に驚かれています。

私も自分の書いたことすべてが正しいというつもりはありませんが、それでも公開の議論に応じるだけの論証は出来たと考えています。

もしも私の主張が正しいなら、これまで情緒的側面からのみ捉えられてきた和歌というものが、実はまったく違った論理的側面を備えており、それが如何なる理由によるのか、秘匿されながら残し伝えられてきたということになります。

いうまでもなく、その意味するところは非常に大きなものがあり、多くの智恵を結集して研究するだけの価値があるものです。

中でも特に、理学系の頭脳が必要です。

2野田隼人:2004/11/27(土) 14:10

『百人一首の魔方陣』を執筆された太田明先生から投稿して頂き光栄に存じます。実は、太田先生の投稿があるまでは、百人一首と魔方陣についての本があるとは露知らず、太田先生の投稿を読んで急いでアマゾンやクロネコヤマトなどのオンライン書店に当たったという次第です。残念ながら何処の書店でも絶版扱いでした。そこで、古書を扱うオンライン書店数店にアクセスし、漸くにして『百人一首の魔方陣』を入手することができ安堵しております。2~3日中に拙宅に届くと思いますが、特に五行、陰陽道などとの関連性についてどのような記述があるか、今から大変楽しみです。手許には20年ほど前の安東次男著『百人一首』がありますが、大分長く百人一首に世界とはご無沙汰しておりました。『百人一首の魔方陣』をどうにか一冊確保した後、色々と調べてみると、その他に『絢爛たる暗号』(織田正吉著 集英社)あるいは『百人一首の秘密』(林直道著 青木書店)といった百人一首関連の書籍が出ていることを初めて知りました。勉強不足で赤面の至りです。

3太田:2004/11/27(土) 20:39

野田さん、はじめまして。

私の絶版本をわざわざ探してくださってありがとうございます。

人によっては、数字が多くてなかなか読みづらいもののようですが、数字で表現されている部分にこそ多くの人に知っていただかねばならない重要なメッセージがあります。

ぜひ最後までお読みいただきたいと思います。

4野田隼人:2004/11/28(日) 05:35

太田先生、折り返しのご丁寧な投稿ありがとうございました。

数日の内に拙宅に到着すると思います。一読した後に色々とお訊きしたいと存じますので、その節は宜しくお願い致します。

それにしても、わずか5年ほど前でしたら神田まで足を運んで古本屋を回って本を探すのを常としていましたが、最近のインターネット人口が増えてきた為か、古本屋のサイトも充実してきており、今回のように事務所に居ながらして立ち所に『百人一首の魔方陣』を本棚に並べている古本屋を探し出せるのですから隔世の感がします。

5jeek:2004/11/28(日) 22:39

太田様

はじめまして。

jeekと名乗らせていただきます。

私は、「百人一首の魔方陣」が出た当初から注目して読んでおりまして、

今まで何回繰り返し読んだかわかりません。

大変面白い内容でした。

さて、私は、百人一首の魔方陣に代表される数学がいわゆる古今伝授の奥義であったという意見には満足できません。

数学以上の何らかの意味や内容がこめられているような感じがするのです。

おそらくそれは神道の奥義に関係するかと思います。

もちろん、あの時代に、あれだけの数学があったということ自体が驚きな訳で、それももちろん重要ですが、太田さんの結論である、パイや黄金比などの数学的な理論が奥義だったとは思えないのです。あえて言わせてもらうならば、百人一首などにある数学的な構造は、神道の奥義への入り口なのではないかと思われるのです。

あと、これはあくまでも私の直感なのですが、和歌の根源が祝詞にあるとすれば、古今伝授の根源も神道に求められるのではないでしょうか。

もちろん、太田さんの仮説も大変魅力的です。(地球上の遺跡を結ぶ個所など)

本書の続編はまだかと首を長くして待っています。

以上、一読者の感想でした。

6松本英樹:2004/11/29(月) 01:36

太田様、はじめまして。

以前知人から御著書を紹介され、探し回った挙句、図書館から借りて読んだ者です。

あとがきにストーンヘンジとピラミッドとの関係(Φ2乗÷5≒π÷6)で結び付けられていたと記憶しております。知人はそのことに驚いて紹介をしてきたのですが。

小生も全く別角度から同様の結論を出してHPに載せております。よろしかったら

一度ご笑覧くださいませ。「古代大和に黄金分割の知識があった」

http://www5a.biglobe.ne.jp/~pyramid/index.htm

7野田隼人:2004/11/30(火) 13:31

太田様

今、『百人一首の魔方陣』が届きました。表紙が上品かつ綺麗な本です。また、かなり分厚い本ですね。取り敢えず全体の内容を知る意味で一度サーッと目を通し、その後に印した個所を中心に『百人一首の魔方陣』と格闘してみたいと思いますが、本日に入って仕事の引合いが2件入って先ほど契約を交わしましたために一気に読めませんが、就寝前に毎晩少しでも読み進めていきたいと思います。

8太田:2004/11/30(火) 14:13

jeekさんへ。

神道についてはまだ手を付けておりませんので、ご意見に対しては肯定も否定もできません。ただ一つだけ言えることは、後陽成天皇の言葉です。関が原の合戦において、細川幽斎が石田三成の軍勢に包囲されたとき、後陽成天皇はわざわざ勅使を遣わして窮地に陥っていた幽斎を救いましたが、その理由として天皇は

「(古今伝授者としてただ一人生存している)幽斎が死ねば、神道の奥義も、和歌の秘密も消えてしまい、本朝の掟は虚しくなってしまう」

と述べています。この言葉はjeekさんの言われていることを裏付けています。

それにしても「神道の奥義」とはいったい何でしょうね。私もものすごく興味があっていずれ調べてみたいと考えていますが、なにしろ極端に情報の少ない世界ですから、そこに入り込むだけで一苦労しそうです。

もしかしてjeekさんは、古今伝授と神道の関係を何か掴んでおられるのでは?

ところで『百人一首の魔方陣』ですが、私は、"動かしようのない事実"を提示して、和歌は数学的構造を有している、ということを主張しているだけです。

「あとがき」の数学的比率も別に結論としている訳ではありません。『百人一首』を魔方陣に組み上げた目的は当然ある訳で、単なる遊びであったとは思えません。

ということは、そのメッセージは何処かに隠されているはずで、もっとも可能性の高いのはやはり、出来上がった魔方陣の中、ではないでしょうか。であれば、それは魔方陣を組む鍵、つまり定家が「これらの歌仙を選んだ目的は自分の心の中に有る」とした歌仙の中にこそ隠されているべきではないか、そう私には思えたのです。

歌仙の配置には特別な意味がありますので、それらを組み合わせたところ自然に数学的比率が出てきた、ということです。

jeekさんの仰るように、数字はあくまでもその奥にある"何か"へ導くための、いわば手引きをするための道具、だと私も考えています。

松本英樹さんへ。

ご著書の『ピラミッドパズルを楽しむ本』は見憶えがあります。内容はちょっと思い出せないのですが(すみません)。

巻末の「遺跡の比率」はあくまでも付録です。この本の主題(『百人一首』の魔方陣の構造)には直接関係しませんので、このスレッドでは「和歌の数学的構造」に話を絞りたいと思います。

11原田:2004/11/30(火) 16:47

「神道の奥義」も「和歌」「黄金比」「魔女の九九」これら全ては宇野女史が研究している相似象に帰結するのではないでしょうか?

14jeek:2004/12/01(水) 07:37

太田様

お返事有難う御座います。

今日は、私の思いというか仮設についてちょっと書こうかと思います。

未熟で生意気な意見でしょうがご寛恕ください。

先ず、

百人一首、

百人秀歌、

古今伝授、

10次魔方陣

神道の奥義、

藤原定家、

古今和歌集、

新古今和歌集、

六歌仙、

世阿弥、

これらは皆、関係していますよね。

(まだ他にも色々あるでしょうが、主なものということで)

で、突然なのですが、私の仮説とは、

百人一首の和歌の繋げ方によって、ある一つのストーリーが作られるのでは?というものです。

そして、その配列の仕方に数の操作が絡んでいるのでは、というものです。

もちろん、三木三鳥などのキーワードも絡むとします。

そして、そのストーリーの内容が神道の奥義に関係しているのでは、というものです。

その際、和歌の枕詞や特定の語句が特殊な意味(神道における意味)を持つとします。

そう考えれば、世阿弥の言葉(作品)の謎もすんなりと繋がるような気がするのです。

(もっともこの仮説はちょっと無理がある仮説かも知れません)

(そのストーリーのための配列が魔方陣と関係しているのかどうかは不明です)

(もし魔方陣の配列がストーリーになる場合は有力でしょうが、そのストーリーを理解するためには、つまりストーリー性があると見破るためには、その歌の解釈やキーワードの神道における意味が絡んでくるのではと思われます。)

(もちろん、ここでいうストーリーとは物語かもしれませんし、ある内容をもった文章である可能性もあります)

太田さんから

「もしかしてjeekさんは、古今伝授と神道の関係を何か掴んでおられるのでは?」

と言われるのは光栄ですが、全くの素人なので期待しないで下さい。

(間違っても、古今伝授を受けた密かな伝承者ではありません(笑))

確かに、藤原定家や古今伝授の伝授者たちに数学的な知識が在った事は疑いえません。

太田さんの仮説では、それが黄金分割やパイの値に関係するかもしれない、というものですが、もちろん定家はそれらを知っていたかもしれませんが、それら数学の知識そのものが古今伝授であった、とは思えないのです。

なぜならば、そうだとしたら、天皇が「神道の奥義」という言葉を使うはずはないと思うからです。もし「神道の奥義」という言葉がなければ数学的知識が古今伝授の内容であった可能性もあります。

15jeek:2004/12/01(水) 07:42

補足。

仮に、私の仮説のように考えるならば、細川幽斎が、

「和歌の骨髄は百人一首なり。余情比類なきものなり」

という言葉も一応は解釈できます。

つまり、和歌の配列によってもっとも神道の奥義の内容を的確に表しているのが百人一首だ、という意味です。

16太田:2004/12/02(木) 11:47

14.>のjeekさんへ。

拝見しました。

「数学の知識そのものが古今伝授であった、とは思えないのです。なぜならば、そうだとしたら、天皇が「神道の奥義」という言葉を使うはずはないと思うからです。」

とされていますが(ちょっと意味を掴みにくいのですが) 、8.>に書きましたように、数字はあくまでもその奥にある"何か"へ導くための、いわば手引きをするための道具、だということです。古今伝授 (この言葉は、ある知識そのものを指す場合と、それを伝授する行為を指す場合との二通りの意味で使われていると私は考えていますが、ここでは知識そのものを指します) そのものだはと言っていません。

jeekさんは「神道の奥義」を詞(祝詞)の世界のものと頭から決め込んでおられるようですが、それは、和歌は言葉の世界だけのものである、とこれまで信じられてきたことと同じです。私の本を読まれて「藤原定家や古今伝授の伝授者たちに数学的な知識が在った事は疑いえません。」と認められるのなら

神道の奥義 ⇔ 古今伝授者・細川幽斎 ⇔ 古今伝授の歌(呼子鳥) ⇔ 『古今集』『三十六人撰』『俊成三十六人歌合』の数学的関係 ⇔ 百人一首の魔方陣

の連鎖は、どのように解釈されるのでしょう? 「神道の奥義」に数学が関係する可能性は、まったく無い、ですか?

17jeek:2004/12/02(木) 20:55

太田様

手短に答えますがお許しください。

>「神道の奥義」に数学が関係する可能性は、まったく無い、ですか?

数学は確かに関係するでしょう。(百人一首などにおいては)

ただし、その意味は、数学は奥義にたどり着くための一種の鍵のようなもので、

奥義の内容そのものではないと私は思います。

また、確かに、

>「数学の知識そのものが古今伝授であった、とは思えないのです。なぜならば、そうだとしたら、天皇が「神道の奥義」という言葉を使うはずはないと思うからです。」<

という文章は論理的に見て間違っていますね。

神道の奥義が数学的な知識である可能性も否定できませんね。

しかし逆にそうだとしてしまうと、10次魔方陣程度の数学では奥義とはなり得ない、と私は思います。(もちろん、太田さんもそう思うでしょうが)

>神道の奥義 ⇔ 古今伝授者・細川幽斎 ⇔ 古今伝授の歌(呼子鳥) ⇔ 『古今集』『三十六人撰』『俊成三十六人歌合』の数学的関係 ⇔ 百人一首の魔方陣<

上記の関係についてですが、ちょっとこれだけでは正直なんとも言えません。

ただ、古今伝授というのが定家よりも遥かに以前から(おそらく)組織的に伝えられてきたものだとはいえると思います。

18jeek:2004/12/02(木) 21:05

補足します。

神道の奥義には(10次魔方陣などの)数学的知識は含まれませんが、古今伝授には数学的知識は確かに含まれるでしょう。

神道の奥義と古今伝授とはイコールではないとするべきですね。

神道の奥義(=和歌の秘密?)にたどり着くための鍵が古今伝授なのかもしれません。

22太田:2004/12/03(金) 21:01

jeekさんへ。

「神道の奥義には(10次魔方陣などの)数学的知識は含まれない」と、jeekさんはなぜ思われるのでしょう? そう思われる根拠は何でしょうか。申し訳ないのですが、私にはそこがよく分かりません。できれば、「こういう事実」があるから含みたくても含みようが無いのだ、ということを具体的に示していただけませんか。

「神道の奥義」が何なのかはまったく分かっていませんから、数学であるともそうでないとも言えません。しかし先に挙げた連鎖はすべて"具体的な事実"の裏付けがありますから、奥義そのものに関係している可能性も排除はできない、ということを私は申し上げています。

拙著『百人一首の魔方陣』は、数学などとはまったく関係がないと思われていた和歌が、実は数学的に組まれていたという事実と、しかも現代でも非常に難しいとされる10×10の魔方陣を、藤原定家は千二百年も前にすでに和歌の詞と構造を利用して組み上げていた、という事実を解説しているだけです。

26jeek:2004/12/04(土) 06:41

太田様

>「神道の奥義には(10次魔方陣などの)数学的知識は含まれない」と、jeekさんはなぜ思われるのでしょう? そう思われる根拠は何でしょうか。申し訳ないのですが、私にはそこがよく分かりません。できれば、「こういう事実」があるから含みたくても含みようが無いのだ、ということを具体的に示していただけませんか。<

すみません、実は、これといって根拠となるような事実はないのです。

また、誤解して欲しくはないのですが、私が神道の奥義には含まれないであろうと推測するのは、10次魔方陣の数学、であって、より高度な数学が含まれる可能性はあります。

というか、そう修正させていただきます。すみません。

理由は、10次魔方陣の程度の数学的知識が神道の奥義となり得るだろうか、という素朴な疑問です。(というかこれは感覚的なものであり、事実的な根拠はありません)

それに、もしも、10次魔方陣のような数学が神道の奥義だとした場合、それは言っては何ですが、それほどの魅力はなくなってしまいます。

だったら現代数学の方が総合的に見ても進歩しているからです。

>「神道の奥義」が何なのかはまったく分かっていませんから、数学であるともそうでないとも言えません。しかし先に挙げた連鎖はすべて"具体的な事実"の裏付けがありますから、奥義そのものに関係している可能性も排除はできない、ということを私は申し上げています。<

確かにその可能性もありますね。

27太田:2004/12/04(土) 23:21

jeekさんへ。

そうですか。私はまた、何か含むものがあって、それが言えない為にぼかして書いておられるのだ、とばかり思っていました。こういう研究を続けているので、無意識のうちに言葉の裏を見る癖が付いているのかもしれませんね。でも、性格が悪くなろうとも、直すつもりはありません。

現代の数学と十次魔方陣の比較については、これはもう何とも言えません。

私はどちらかと言えば、そういうことよりも、彼らの智慧の凄さに舌を巻いています。

28松本英樹:2004/12/05(日) 10:50

10次魔方陣を含め、(2n+2次)の魔方陣は難解で私などお手上げです。

4次・6次・8次・10次・12次・・・・・

∥ ∥ ∥ ∥ ∥

16・36・64・100・144・・・・・

8次魔方陣は六十四掛図、4×4×4遺伝子記号(ATCG)

6次魔方陣は三十六人撰、六歌人

10次魔方陣を代表とする(2n+2次)魔方陣で何かを伝えようとしていたのではないでしょうか

『ながきよの とおのねぶりの みなめざめ なみのりぶねの おとのよきかな』

左回り、右回り、左右対称の意味も考えなくてはならないかもしれませね。

数学的知識は更に他の分野にも発揮されていたことでしょう、建築などに。

29太田:2004/12/05(日) 13:16

28.>松本さんへ

「六十四掛図」ですか。私が本に書いた亀の甲の魔方陣は『易経』にある「洛書」ですが、こちらは『易経』の「河図」から作られたのですね。

ここにさらに遺伝子ときますと、和歌と魔方陣でも拒否反応を示す人が多いのに、さらにズーッと引いてしまいそうでちょっと心配になります(冗談です)。

「六十四掛図」と遺伝子の塩基配列の関係をはじめて明らかにされたのは確か、今泉久雄さんだったと記憶していますが、あれは私も凄いと思います。

遺伝子のたんぱく質の認識配列は確かに、その下に示されている「回文配列」になっていると、遺伝子関係の本で読んだことがあります。

この歌は福禄寿の「宝船の歌」として憶えていますが、原歌は有るのですか?

この歌を書いた紙を枕の下に敷いて寝たら元旦の夢見が良い、と言われて、その通りにして寝たら夢見が悪かったので、文句を言ったら、字が間違っていて回文になっていなかった、という笑い話を聞いたことがあります。

30松本英樹:2004/12/05(日) 17:22

29>太田様

「パズル遊び」を趣味とする者としては、この辺りでウロウロしています。

行きはよいよい 帰りは恐い 恐いながらも 通~リャンセ 通~リャンセ

天神様の細道、精通されている方々もいらっしゃるようで、

ご登場を密かに期待しているのですが・・(^^)

「宝船の歌」は聖徳太子の作という説もあるようですが、真意のほどはわかりません。

自分も回文を枕の下に敷いて寝たところ、グルグル堂々巡りの夢でホトホト疲れました(笑)

底なし沼のような魔方陣、迷宮への入口、クワバラ・クワバラ。

先達の叡智は本当にスゴイと思います。

また、それを「10次魔方陣」として、解き明かされた太田様も。

31野田隼人:2004/12/05(日) 17:26

現在、『百人一首の魔方陣』を三分の一ほど読み終えた段階です。寝る前に一章ずつ読み進めていますので、遅々とした読書ペースです。ところで、読んでいる時にふと脳裏に浮かんだのが故今泉久雄氏の『易経の謎』でした。当時は筆者の今泉氏の興奮ぶりがヒシヒシと伝わって来たのを思い出した次第ですが、その時と同じ思いを今読み進めている『百人一首の魔方陣』で味わっています。だから、太田先生が『易経の謎』について述べているのを読んで驚いた次第です。

32太田:2004/12/06(月) 14:34

『易経の謎』は貴重な本だと思います。このような本が著者の生前に出版されなかったというのは、何かもの凄く酷いことのように思えます。

この本がきっかけで、もしかすると和歌も繋がっているのでは、と思って遺伝子の配列を調べてみたのです。すると、なんとそのものずばり、和歌の「回文配列」が既に研究者の手によって明らかにされているではないですか。これには本当に腰を抜かすくらい吃驚しました。和歌にはまだ句頭の五文字に物名を詠み込んだ「折句」ほか「沓冠」など、色々な技巧が駆使されていますので、これももしかしたら・・と考えています。

このあたりについてご存知の方、ご指導ください。

34村山貴子:2006/01/30(月) 12:14:10

「フィボナッチ数列や律動とラチオについて」のスレッドが開かれたおかげで、久しぶりに松本さんの書き込みがあっただけではなくて、「黄金分割ピラミッド」の最新版がさらに充実していたことを知り、とても嬉しいことです。

動態幾何学の秘伝書の「宇宙巡礼」の魔方陣のところには、魔方陣がフラクタルだと書いてあります。フラクタルはフィボナッチ数列そのものですから、せっかくフィボナッチ数列についての議論が始まるのならば、魔方陣のスレッドが近くにあったほうが良いとおもいます。

スレッドのリストの底に沈んでいるのでは残念なので、浮かび上げて利用しやすいほうが良いと考えました。

39海原波彦:2006/06/22(木) 06:46:04

かねてから、なぜ勅命を以て攻城を解くことができるほど古今伝授が重要視されていたのか不思議に感じていましたが、太田先生の研究で、その一端を垣間見た思いがします。

また、首藤先生の著作『政宗の黄金の城』も併読すると、何か「古今集(歌道)クラブ」とでもいうべき秘密結社めいたサークルの存在すら感じます。

想像する構成員は、後水尾天皇、伊達政宗、小堀遠州など、いずれも一流の幾何学的センス(空間感覚、美的感覚)を備えた人物です。

歌や作庭を通じて彼らの意識は幾何学という普遍的な学芸に通じ、また世界レベルで他文明の知性とも共振していたことでしょう。(花鳥風月を愛でるというと一見、散文的な印象ですが、むしろ歌人の視点は自然科学者のものに近いのかもしれません。藤原定家は日記に、超新星爆発の模様を記しているそうです。)

当時、政宗は家康に秘蔵の定家直筆の古今集を進呈すると申し出ますが、家康は固辞しています。

政宗は家康を歌道のクラブに引き入れ、内向きな農本主義を修正して世界の進歩と歩調を合わせた政治路線に向かわせようと試みたが、家康はこれを警戒して拒んだ、などと想像してしまいます。

40『神の数学』守護者:2006/06/23(金) 14:19:22

私はこのグル-プの皆さんの高邁な知識にはほとほと感心しました。まことに真摯なご意見、ご高説、類まれな好奇心に引かれて老体では有りますが仲間に入れさせて戴きたいとおもいます。

まず、手土産代わりと意ってはなんですが、皆さんの議論の的となっているものについての格好のものがあります。

それを見て戴ければ次のような疑問も解決出来るはずです。それはすなわち、

①神道の奥義には「10次魔方陣」のような数学的知識があるかどうか。

②神道の奥義にあるものは一体何なのか、果たして数学か?

③神道の奥義には「10次元魔方陣」は含まれるといえますし、含まれないともいえます。それは解釈の違いです。

また、「数学」こそが神道の奥義そのものであり、それは現代数学の遥か上を行くものです。

④彼等古代人の智恵の奥深さ、その凄い知識の様には我々現代人も確かに舌を巻かざるを得ません。太田氏の言うとおりです。

⑤彼等古代人は右回り、左回り、左右対称性を大変気にしていました。

⑥中国の魔方陣は偽物で、本物は現在も日本にあります、しかも貴方がたの身近にです。それはあんなつまらないものではなく、まことに素晴らしい ものです。それは自然と同じ性質を持っています、中国の魔方陣は人工的な作り物で、真理は一切内臓されていません。

⑦まだまだ多く話題は有ります。自らの手で調べ、このブログに発表し、皆さんの智恵を拝借することにより真実を明らかにして戴きたいと思います。

それはHP 神の数学 or 神の数学・佐藤で紹介されているものです。

ハッキリ言えば日本古代の真実を告げる大変なものです。皆さんの知を借りることにより、十分解明出来るはずです。

疑問の点、不明の点は『神の数学』守護者である私が責任を持ってお答えします。

<真実は現実よりも奇なり。怪なり>

42『神の数学』守護者:2006/06/25(日) 15:54:01

No30の松本さんに感謝します、古代には回文と言うものがあったことを思い出しました。

『神の数学』には回文と同じ手法が沢山あります、それは私共が鏡面対称数列と呼び大変大切にしているものです。

また、貴方様は古代に存在した「10次魔方陣」について悩んでいるようですが余り考え過ぎてはいませんか。

それは大変身近にありながら、誰も知らず、誰も気がつかないものなのです。まず、それを見出すことから始めることです。そのあたりの事はHP『神の数学』をしっかり読めば解ることです。

その「10次元魔方陣」を開くについてヒントを差し上げます、それは「本質0」を持ち、完全なる「フラクタル性」を持っているものです。なおかつ、それは「陰」と「陽」の性を持ち、「陰」+「陽」=0であり、また、一番大切なのはそれは完全なる太極、両義、四象、八卦の道筋を備え、宇宙自然の理を含み持っていることです。

そんなものがあるはずがない、と軽く否定しないで下さい、嘘か、本当かはHP『神の数学』を検証すれば判別出来ると思います。

松本さん、出来ればこのスレット内の『神の数学』のコメンテイ-タとして皆さんにその真偽を解説していただけませんか、勿論、貴方様には私がすべてをお教えします。

貴方様にたいしては私がすべての知識を提供するつもりです。ただし、貴方様が若くて知識欲が旺盛でやる気十分な場合です。いかがですか?

皆さんの是非勧めて下さい。楽しくやろうではありませんか!

44松本英樹:2006/06/25(日) 19:09:19

>42「神の数学」守護者様

過分なるコメント感謝致します。

ご提案の件につきましては、個人メール宛てにて頂ければ幸いです。

小生は「神の数学」守護者様の思っているような「器」ではございませんが(冷汗)

「10次魔方陣」につきましては、こちらのスレットを立てられている太田様と

「神の数学」守護者様とのやりとりも見てみたい気が・・

一つだけハッキリしている事は、小生、決して、断じて、若くないことです(笑)

「時計の針」は必ず0時をさすが、二度と再び同じ時は刻まない。

45相良武雄:2006/06/25(日) 23:15:06

回文といえば、宇宙巡礼の張さんのMacocaMを思い出しました。

46『神の数学』守護者:2006/06/26(月) 10:38:20

まず最初に一つ、二つお詫びを申し上げます。一つは大田兄にです、貴方様のスレッドに突然乱入し、言いたい事を言ったことです。

でも何ら他意はなく、純粋に古代日本にあった真実の知を語り合いたかったからです。

ところで、私も一つ大田兄の著書「百人一首の魔方陣」を読んでみたいのですが誰か入手法を教えて下さい、誰か親切心で入手して当方へ送って下さる方はいないでしょうか、

当然、代金と経費は当方で持ちます、またお礼としてお好きな『神の数学』の資料は差し上げます。但し特殊秘密の資料は除きます。一般的な資料、すなわち、HP『神の数学』にあるあたりです。

とにかく、日本の超古代には我々の想像もつかない「おおいなる神の秘密」が存在していた事は知って下さい。

47『神の数学』守護者:2006/06/27(火) 13:33:48

ご報告いたします、先日「百人一首‥‥」の手配を頼みましたが、嬉しい事に早速寄贈申込みがありました。届き次第読み、私の「知の糧」にしたいと思います。

私も数年前に著した魔方陣関係の作品「『九九算』、それは宇宙全体を飲み込んでいる巨大な『魔方陣(神の方陣)』であり、恐るべき神の仕組み(システム)であったのである」があり、何となく心が惹かれたのです。また、そのうちに感想を述べて見たいと思います。

48『神の数学』守護者:2006/07/05(水) 13:55:14

私の非常識きわまるレスポンスにより皆さんがフリ-ズし、反応が途切れてしまった事をお詫びします。また、そのうちに私のHPに関して疑念、不明点、質問などがありましたら随時掲示のほどお願いします。

今回は視点を変えて現世的な案内、『神の数学』より教わったもっと世俗的な答えを少々述べてみたいと思います。この「宇宙巡礼」のどこかのプログにあったと記憶する「注連縄(シメナワ)」についての見解で、その本質とその由来について解き明かして見たいと思います。

現在各神社に奉納され祭祀されている太注連縄の祀り方について大分誤りがあるようなので是非とも申し上げておきたいものです。皆さんもしっかり考えて見て下さい。 現在正しい祀り方、古来よりのしきたりに沿っている神社は余り無く、私が詣でて調べたものには唯一出雲大社だけと思われます。現在最も権威のあるとされる他の有名大社などはご他聞に洩れず世俗化してその面影はあまりありません。その本式を申し上げます、

① あの注連縄は蛇を表すもので、太い方が頭、細い方が尻尾を表しています。その頭は必ず神のおわします陰界、すなわち左の方を向いていなければなりません、要するに「見えない世界」である左回りの世界を示すものです、右回りは現界をあらわします。

② その作りは陰、陽を表す二つの縄をもじって作るのが本式であり、三つの縄をもじって作り上げたのは正しいものではありません。ただ三つの縄を合わせると見た目にはいい、かっこよく、何となく安定していると言う理由で何時の時代からか作られているのです。出雲大社に参拝の時はそのあたりに気をつけて見て、検証の程を。またご家庭の祭事の時には是非見習ってください。 「注連縄」が蛇を表すとは何ぞや、その理由を示せ、との御反発がおありかと思いますが、それは「祀」るの字を見て下さい、そこの左にある「示す」は神を表します、その隣の偏は神としての蛇の象形を示すものです。ただ祀る際の右回り、左回りについては「見られる方から」か、「見る方から」かについては太古のしきたりを守っている出雲大社を参考にされると良いと思います。(参照「漢語林」)

<現在でも蛇は屋敷の守り神であるとして大切に扱っている地方もある。><また「左回りが陰界」、「右回りが陽界」を表す事についいては『神の数学』に詳しく数で示してある>。 また「左回り」、「右廻り」についての思考パタ-ンの一つとして、珪水様がおっしゃるように「古事記」にその例を求めてもいいかも知れません、それは天の御柱を巡る故事に端を発するものかもしれません、回り方の違いが「ヒルコ」を生んだ理由かもしれません、どうか皆さん文献を調べて大いなる真実をこのプログで発表されることをお願いいたします。

49海原並彦:2006/07/05(水) 22:50:02

このたびは、貴重な知識をご披露くださいまして、誠にありがとうございます。

ホームページを拝見し、いろいろと思いめぐらせていたところなのですが、ついレスポンスが遅くなり、申し訳ございません。

エネルギー保存の法則にみるように、自然界ではあらゆるものが循環しているので、マイナスの解は存在しないという計算の基本は理解できた思いです。

ただ、なぜ9進法なのか、については、まだ納得できる理解は得られておりません。

いましばらく頭の中に置きつつ、折々いろいろと考えてみるお時間を下さいましたなら幸いです。

たまたま数占術について触れた本を読んでいた所、アイルランドのキロ(ルイ・ハモン伯爵、1866年~1936年)という有名な数占術師も9つの運命数を基本にした占術の体系を用いていたということを知りました。

キロもその運命学をエジプトやインドに求めたということですが、古代科学ではやはり9進法が基本になっていることの証左でしょうか。

何か些細なことでも手がかりなりそうな事、自分なりに理解できたことがありましたなら、思い違いもあるかもしれませんが、恐れず投稿させて頂きたく思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

50『神の数学』守護者:2006/07/10(月) 00:02:12

49>海原様へ、― 貴方様のご質問「何故9進法で対応しなければならないのか?」について別スレッド「根本・珪水何でもコ-ナ-」にてその理由と思われるものを載させていただきました。

246『神の数学』守護者:2006/07/03(月) 00:02:53

珪水様、お初にお目にかかります、『神の数学』の守護者です。私は世情に甚だ疎いので珪水様がこのコ-ナで呼びかけていることを「百人一首の魔方陣」の松本様よりお知らせを受けるまで気がつきませんでした。申し訳ないしだいです。お弟子のE様が今生無比な「神算法」の設問をお解きなったそうで大変嬉しく思っています。

これは現代数学が苦し紛れに作り上げたマイナス数の存在を否定するもので、数の運行を甚だスム-スにするものです。それは十数年前、私が古神道の数を弄んでいる時に見出したもので、折図らずもUFO関係の書の中に記されていた「UFOの中から見つかった「数の理」、すなわち「システム オブ ナインズ」と言う数手法にまったく瓜二つで、はからずも古神道の数理と宇宙最先端の数理が見事に一致している事を知って感無量にひたったのを昨日の事のように覚えています。是非E様にお伝え下さい、HP 神の数学 を穴の開くほど見据え、真実をどんどん取り出し、身につけてくださいと。そうすることにより、悪しき波動をもつもの、すなわち病魔、邪神、禍々しい物の怪などは決して近づくことは叶わず、幸せな一生を送る事ができます。

最先端性の論を傾けているものが、余りにも非科学的な言葉を発するとお叱りを戴きそうですが、これは事実です。要するに巷間に言う「神の懐に入る」とか「神の袖に抱かれる」などの格言を地で行くものと思います。

恐らく知らず知らずに心の波動が神の波動(宇宙波動)と一致し、それと共に歩み行くことを意味するのでしょう。人はあざ笑うでしょう、何とたわけたことを平気で言うと。でも事実は事実なのです。珪水様、可愛いお弟子のE様にお伝え下さい、不明、難解な時には何時でもメ-ル下さいと、何時でも慶んで答を差し上げますと。

メ-ルアドは「百人一首の魔方陣」の中(>40)にあります。でもなるべく悩んで悩んだ末に来訪されることを望みます、悩んで頭を絞る、それも一つの有用な勉強であり、何時の日にか必ず役に立つものです。ではまた。

如何でしょう、少しは参考になるでしょうか。また、マイナス数のプラス数転化の仔細も一応記してあります。どうか一読の上で御批評下さる事をお願い申し上げます。私もこれから皆さんに飽きられない程度に誰も知らない「宇宙意識の秘密」、「神の秘儀、仕組み」などを少しずつ明らかにしていく所存でおります。脱線気味、筋の合わない箇所があれば宜しくたしなめ、押し戻してくださるようにお願い申し上げます。

ところで貴方様にも是非とも現在進行中の私のHPにある『九九算表』(宇宙次元原理表)の「秘密解きゲ―ム?」にお加わり戴き楽しんでいただきたいと思うのですが如何でしょう、考えを廻らし、あれこれ思案探索するだけで十分に脳は活性化し、興奮を覚えるはずです。また皆さんと意見を十分に交換し、足りない所を補うことにより本当の真実が見えてくるような気がします。少々余計なお世話かもしれません、その折はどうかご容赦のほどを。

http://www4.tokai.or.jp/kaminosuugaku/

54千々松 健:2008/12/27(土) 11:34:32

『神の数学』守護者さんとのWeb上での出会いが契機となり、この「宇宙巡礼」に導かれ、ゲーテのファウスト「魔女の九九」やフィボナッチ数列や百人一首の魔方陣にも出会うことができ、黄金比やピラミッドの秘密にも関心を持ちました。

そして、数論の「mod9」(モジュラー算術のなかでも秘数とされる9が重要)を古代文明が共時性で持っていたのではないかということや、古代人の自然観察と数とことばの関係などに思いを馳せることができました。

百人一首のカルタ取りは今ではお正月の行事ですが、和紙に描かれた美しい絵とひらがなの文字とが一対一に対応して、ゲーム感覚で遊びながら知らず知らずに脳全体をトレーニングしてくれていたのではないでしょうか。

来年こそ、和歌に親しむココロのゆとりが持てたらよいのにと思いつつ… 皆様には良いお正月をお迎え下さい。

64野田隼人:2009/08/19(水) 07:35:49

『日本古代遺跡の謎と驚異』において太田さんは、『記紀』『万葉集』『風土記』の謎掛けについて論じています。中でも和歌は特に主要な位置を占めていますが、その和歌の始祖は素戔嗚尊(スサノオノミコト) です。古事記には、尊が詠まれた次の和歌が載せられています。

『や雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を』

(夜久毛多都 伊豆毛夜幣賀岐 都麻碁微爾 夜幣賀岐都久流 曾能夜幣賀岐袁)

これが、この国に現れた最初の和歌です。

尊がなぜ五七五七七のリズムを採用したのかは不明ですが、太田さんはここに次の規則を発見されています。

8文字 (9) 8文字 (9)8文字 (9)4文字

やくもたつ いずも八えがき つまごめに 八えがきつくる その八えがきを

数字の「八」までの字数が必ず「8文字」に揃えられているということです。これは素戔嗚尊が完全に数というものを意識していたことを示しています。

66千々松 健:2009/08/19(水) 10:15:51

「5:6=2.618:3.1416」

は「5π≒6Φ^2」と表せます。(これは松本英樹さんに知らされました)

(πは円周率、Φは黄金比=1.6180…)

ミトラがミロクと繋がる如く、ユーラシア大陸の両端に位置して島国であるアイルランドのケトル文化と日本古文化には共時性があるのでしょう。

人間が往来していた可能性もあるでしょうし、彼らが崇拝する「太陽」の南面する位置が季節によって変わることは、植物もそうであるように、人類にとっても重要なことであったのです。そして、中央に位置した古代エジプト文明が「ピラミッド」を見えるカタチにして残したのでしょう。

黄金比を産むフィビナッチ数列のmod9(ひふみ算)操作で出現したいわゆる「F系列」(112358437180887641562810)は0を含みますが8までの数字で表されています。

スサノオノミコトの8づくしの和歌と比べると興味が沸きますね。

79千々松 健:2009/08/22(土) 15:37:28

太田氏の「百人一首の魔方陣」は更に「神道の奥義とは何か」を探る契機となると思われます。

そのキーワードは「ひふみ算」すなわち、現代数論にいうモジュラー算術で法を9に採った場合の「mod9」であると、少なくとも私は考えていることをお伝えして置きます。

(mod9の例:822は9で割ると91余り3となります。そこで822は余りの数値の3に置き換えるということになります。また都合のよいことに桁に関係なく数字を足して8+2+2=12として、12-9=3と簡単に計算もできるのです)

80千々松 健:2009/08/22(土) 23:24:55

「モジュラー形式」については「フェルマーの最終定理」サイモン・シン著が数式を使用しないで物語っており、証明には日本人の数学者が重要な貢献をしたことも指摘されています。

モジュラー算術を表す「mod」は新しい数学の中でも数論に属する用語ですが、何を隠そう私も昨年知ったばかりです。

>79の例は 822=3(mod9)と書いて、822は9を法とするモジュラー算術では3となる。と認識するのです。

法は9に限らず他の数値が入ってもよいのですが、古代のひふみ算やカバラ算に登場するように9は秘数であり特別なようです。

84野田隼人:2010/01/10(日) 12:56:09

昨日(9日)に発売された月刊誌『ムー』二月号を手にしたところ、何と太田明氏の記事が94~99ページに載っていました。今回は、「アルファベットに隠されたピラミッドの陰謀」と題した記事です。詳細は実際に記事に目を通して戴くとして、現在使われている英語のアルファベット26文字を数学的に解くと、さまざまなピラミッドが出来るというものです。このあたり、実物のピラミッドとも照らし合わせて、『ピラミッド・パズルを楽しむ本』を著した松本英樹さんのご意見を聞きたいところです。

それにしても、『百人一首の魔方陣』を著して、百人一首の裏に隠された深謀を浮き彫りにし、その後は『日本古代超文明の謎と驚異』および『日本古代遺跡の謎と驚異』を著して、日本の古墳・エジプトのピラミッド・英国のストーンヘンジを、地球幾何学の観点で結びつけることが出来るという実証をした古書こそが、記紀・万葉集・風土記に他ならないと喝破した太田さん、流石です。

松本さん、今度はアルファベットのパズルを楽しんでみてください…(^^)

85松本英樹:2010/01/10(日) 19:18:20

野田様

またまた、面白い記事のご紹介ありがとうございます(^^)

凡人には数秘術を手がけると底なし沼に引き込まれる恐れがあるのですが(笑)

アルファベッドを数値化するのは暗号などの常套手段で、さすが魔方陣の大田様です。

アルファベッドの発明には幾何学(○□◇+×)が関与しているので、それらに

代数学の要素も加わっていても(文字の数字化)有りえる話だとおもいます。

ただ「PYRAMID」の呼び方、スペルがいつ頃発明されたのか、確定されてない段階で

エジプトの3大ピラミッドとの関わりは軽々に論じられないのですが、アルファベッド発明者

たちは、その段階で「ピラミッド」を意識していたのかもしれませんね。

文字の幾何学的考察ということでは「カタカムナ図象符」が面白いですね。

87松本英樹:2010/01/12(火) 10:17:45

暗号の基になるNの2乗(1,4,9,16,25、、、)の規則性は

ピラミッドは何故四角錘か?でも触れております。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~pyramid/why.htm

√Nの2乗の平方図形→立体模型→四角錘の積み上げ(ピラミッド)

太田氏の方式で出来上がるピラミッドは(1/2底辺:高さ:斜辺)=1:2:√5

純正黄金分割ピラミッドには√5が重要な役割があるのは周知の通りです。

89松本英樹:2010/01/14(木) 13:59:00

<黄金分割ピラミッドの簡単作図法>

http://www5a.biglobe.ne.jp/~pyramid/sakuzu.htm

これは黄金分割ピラミッドを考察する上で、最初の1ページになろうかと思います。

90松本英樹:2010/01/19(火) 09:51:39

上の図から、折り紙を黄金分割方形(1:Φ)にたたむ手順が確認できました。

手先の不器用な私が言うのもなんですが(笑)これもひとえに千々松様のお陰です。

91千々松 健:2010/01/20(水) 08:35:25

松本様の作図法は綺麗ですね。

「鏡面対象」は「折り紙状態」でコピーされていく過程で成立するもののようです。

日本の折り紙の技術が宇宙ステーションの太陽電池パネルの開閉にも応用されていますが、遺伝子情報や生命工学にもその一端が発揮されるのではないでしょうか。

そして、正方形の折り紙から「白銀比」も「黄金比」も綺麗に折り出せるというのは、それこそ我々に遺伝された事柄なのです。

時間概念を加えて次世代へ引き継ぐということは、形態のコピー技術に他ならないと思われます。

92松本英樹:2010/01/20(水) 16:18:35

>91有難う御座います。

折り紙→遺伝子→次世代への引継ぎと考えると、黄金分割ピラミッドを折り紙

に組み込むことが出来たことは、たとえ拙黄金分割ピラミッドのHPが閉鎖消滅

したとしても「種」として残ることになり、「折り紙文化」が消滅しない限り再び

蘇ることになります。そう考えると、なんだか嬉しい気持ちになります。

古代ピラミッド建造者たちも、多分そんな気持ちもあったのかもしれませんね。

「ギザの三大ピラミッドの真の建造目的は、未来永劫その場に存在することであった。」

なんてね(笑)

93千々松 健:2010/01/29(金) 11:46:58

後陽成天皇は関が原の合戦において、細川幽斎が石田三成の軍勢に包囲されたとき、わざわざ勅使を遣わして窮地に陥っていた幽斎を救いました。

その理由として天皇は「(古今伝授者としてただ一人生存している)幽斎が死ねば、神道の奥義も、和歌の秘密も消えてしまい、本朝の掟は虚しくなってしまう」

と述べているそうです。(太田氏からの引用)

ここに言うところの「神道の奥義」と「和歌の秘密」が何を意味するのかが大変重要な課題となっている訳ですが、私も数学的な黄金比や魔方陣に関することに留まるものではないと思います。

そして、今は「宇宙生命のリズムと秩序の有り様」を意味しているのではないかと夢想しています。

サッカー日本代表の岡田監督と生命学者の福岡伸一さんが「動的平衡チーム」と題して本日の朝日新聞で紙上対談をされています。

福岡さんは「生命体は常に分子の分解と再構成を繰り返しながら秩序を保っている」と言い、動的平衡を「構成要素が絶え間なく交換、変化しているにもかかわらず、全体として一定のバランスが保たれていること」と定義している。

これは「順序+逆序=秩序」にカサネることが可能ですし、陰陽の動態幾何学にも通じることと思います。

空海がイメージしたように、両界曼荼羅が宇宙存在と生成の本質を示しているものと理解するならば、私の「21世紀マンダラ」における神聖方陣は金剛(界)マンダラであり、ラセンモデルは胎蔵界マンダラに相当させることが出来ます。

また、折り紙的に遺伝子をコピーしていく様をイメージすると一回目は鏡面対称にコピーされるが、2回目は点対称になり、奇数折りと偶数折りにより様子が変わるのです。これは白銀比のA版、B版の用紙が奇数でも偶数でも縦横が同じ比率を保つのに対して、黄金比の用紙は偶数折りにした場合だけが黄金比になることと関連するように思います。

<話が飛んでいてすみません。また、初めてお読みになる方への配慮がないことをお詫びします>

94千々松 健:2010/01/29(金) 22:39:32

>31 を再確認しながら

張錦春さんによれば『易経』は「宇宙構造の原理と変化の根本原因の解明」の書に他ならず、藤原肇博士は「易は数理哲学の一種であり、老子哲学の真髄をビジブルにしたのが『易経』だから、幾何学としての易をマスターすることで、『道徳経』の哲学のアナログ化を誰かがやらなければいけない」と既に10年以上も前に述べておられます。

私は「いのち」すなわち「宇宙生命のリズムと秩序の有り様」を古来の叡智と21世紀のメタ・サイエンスを貫いて可視化することが大切になるということと理解しています。

そして、キーワードは「ミトラ=ミロク=369」と「ひふみ算=カバラ算=mod9」と「フトマニ=フィボナッチ数列=黄金比」の3拍子であり、これらを全て統合することが肝要であると認識しています。

95千々松 健:2010/02/01(月) 10:51:46

ミロク:369についての一連の考察のまとめ<mod9の世界を垣間見る>

1)1≡N^6mod9 Nは整数 ただし、Nが3の倍数のときは0となる。

2)3^2+6^2=9^2 ピタゴラスの定理をmod9で再検討すると左記の式も0+0=0で成立する。

3)3^N+6^N=9^N 例えば左記の式はmod9では0+0=0となるので成立する。従ってフェルマーの最終定理は成立しない。

4)ゼータ関数 ζ(S)=π^s / N ではSが偶数のときNはmod9では全てが0となる。例えばζ(6)=π^6 /945 N=945、

(注:mod9とは、ある数を9で割って余る数に置き換える操作をすること。古くからひふみ算やカバラ算に観られる。現代数論で言うモジュラー算術のことで、9は秘数と言われてきたが、法はあらゆる数値がありうるが9を法にしたモジュラー算術が特に意味を持つのは不思議です。)

3+6=9、3^2+6^2=9^2、3^N+6^N=9^N、3×2=6、3^2=9、369すなわちミロクの世界は魅力的で不思議です。

96千々松 健:2010/02/01(月) 11:00:10

和歌のリズムについて

<カタカムナ歌>

「ヒフミヨイ マワリテメグル ムナヤコト アウノスベシレ カタチサキ ソラニモロケセ ユヱヌウヲ ハエツヰネホン」

音のリズムは 5-7-5-7-5-7-5-7 で48文字といえる。

<いろは歌>

「イロハニホヘト チリヌルヲ ワカヨタレソ(ン) ツネナラム ウヰノオクヤマ ケフコエテ アサキユメミシ ヱヒモセス」

音のリズムは 7-5-7-5-7-5-7-5 で48文字となります。

(ンは通常は最後につけていますが、リズムを合わせるために途中に入れてみました)

両者のリズムは5-7と7-5との違いですが、数字のみでは回文と言えます。いずれも5+7=12が2回あり24となり、その倍で48文字となっています。

ところで、この48と言う数は、フィボナッチ数列をmod9で処理して現れる24の循環性とカサネると興味深いものが在ります。

私の「ラセンモデル」に観るごとく、陰陽の24の数の鎖で出来る輪の周りに、次の次元として磁石のようにバランス良く付いて成長するためにはメビウスの輪のように逆転した24の鎖が重ねられるカタチになるのですが、その48をワンセットとして観ると理解が進みます。

逆に考えると、48の基本音声で構成される日本語は、そして誤解を恐れずに言えば、和歌の秘密というかリズムは実のところ宇宙世界をイメージする構想力に繋がるものであったとも思われて来るのです。

私は、和歌や俳句がリズムと情景イメージを伴って美しく感じられることの本質はその点にあると思っています。

97千々松 健:2010/02/01(月) 12:46:42

>96 の一部修正

<いろは歌>の方は平仮名で表記した方が適当のようです。

「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ(ん) つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす」

いろは歌に象徴される漢字崩しから生まれた平仮名と、カタカナのルーツとなったのではないかと推測されるカタカムナ図象に敬意を表するからです。当然に漢字の一部を取って片仮名にしたという通説には違和感を覚えています。

99千々松 健:2010/06/06(日) 22:19:00

6月に入ってから首都圏は毎朝とても「すがすがしい天気」が続いています。

山陰の南雲市にある須我神社(須賀神社)の語源は「気分がすがすがしくなる」にあることを知りました。

最初の和歌と言われる「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣造る その八重垣を」(ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが詠む)が生まれた土地でもあります。

昨日は和歌の伝授の際の見取り図を国立博物館の「細川家の至宝展」に行き見て参りました。細川幽斎が関ヶ原の戦いの中でも生き伸びた理由を改めて知りました。

鎌倉時代から長く続いた細川家の文武両道の伝統を垣間見ることができました。また宮本武蔵の書いた五輪書や達磨の図も拝見しました。

すでに太田明氏が指摘されているように、

8文字 (9) 8文字 (9)8文字 (9)4文字

やくもたつ いずも八えがき つまごめに 八えがきつくる その八えがきを

数字の「八」までの字数が必ず「8文字」に揃えられていることを参考にすると、話は更に進みます。

細川家の家紋は坂東武士の始まりの平将門と同じく「九曜紋」ですので、ピンと来るものがありました。

ご存知のように九曜紋は真ん中の大きな円の周りに八個の小円がある有名なカタチですが、これこそが「mod9」の数の流れなのです。

中央の円こそ9であり、0でもあるのです。「八重垣」は円を一廻りしたら中央へ上がって次の次元でまた一廻りすることを意味していると読めるのです。

すると上記の和歌は四次元半までを唄っていることが判ります。最後の「を」のつぎに鏡を置けば、九次元の歌も浮かび上がるでしょう。残念ながら意味のある回文にはなってはいませんが。

これらが和歌の秘伝の一部であり、神道の奥義の入り口になるかも知れませんね。それにしても柿本人麻呂はキーマンのようです。そもそもが「垣は柿」に発音は似ていますから。(笑い)

100千々松 健:2010/06/11(金) 14:37:58

この「百人一首の魔方陣」のレスも100項目に成りますので、それを記念して大いなる調和=大和としての「大和魔方陣」をご紹介します。

この9次の魔方陣はあるサイトで見つけたものですが、名前は良く判らないので「大和魔方陣」と命名してみました。

この魔方陣は見事にバランスしていて、その制作過程の推測にも役に立つものでした。下記のサイトでご覧ください。

http://8w1hflkm.jp/Yamato.mod9.pdf

先程、検索したら別名は「三六九方陣」と呼ばれているようです。369はミロク、弥勒、さらにはmod9の世界に入るカギになることでしょう。

101通りすがりの者です:2010/06/13(日) 10:26:19

上記の方陣は友清歓真という神道家が大正15年刊の本で発表したものです。

この方陣自体は以前からあったでしょうが、「関連付け」をしたのは

おそらく彼が最初でしょう。命名もそのときされていますよ。

彼は山口県田布施に神道天行居という団体を作り今でも続いています。

全集も石城山版として同団体より全6巻出ていますし、大本教系とされる八幡書店からも全集、選集が出ています。

千々松さんのような異能の才人によって再検証されれば友清さんもさぞ本望でしょう。是非ご一読を。

102千々松 健:2010/06/14(月) 22:40:55

100回記念のレスに「通りすがりの者です」さんから早速にレスを頂き感謝いたします。

先人の見つけた多くの知的遺産がこれからは広く伝承され、更に洗練されていくべきですね。そして、数の流れ、数理、自然の哲理には驚くほど単純な循環が見られるということを再認識させられるのです。

さて、ミロク方陣は「光の方陣」とも言うようです。それをヒントにすれば、

現代最先端の物理学では「対称性の自発的破れ」により宇宙が成立する訳ですが、もしも対称性を持つのであれば9即ち0となり光となって消えてしまう運命にあるのです。

そうすると「1,2,3,4,5,6,7,8」の数が対称性の破れたものとして残ったとも言えそうです。

古くから9は秘数であり、また0の概念の発見が遅れたのは致し方ないとしても、数霊(カズタマ)は美しい黄金比やフィボナッチ数列を通じてFLKM系列を呼んだのですし、改めてmod9の数論の重要性を気がつかせてくれたのです。

偶有性と通時性に乾杯!

104千々松 健:2011/01/18(火) 11:17:53

こちらのレスの方に割り込ませていただきます。

自分の名前について検索していたら、偶然にも千々の松原に出合いました。

「さざ波立つ 千々の松原」は彦根市の琵琶湖東岸に位置し、下記のように数々の歌にその名をとどめているのでした。また、古くは日本武尊(ヤマトタケ)がホツマ(ムサシ)の国から都へ帰る途中で病に倒れ、ここ千々の松原にて崩御され、彦根の磯山に葬られ、白鳥になって飛び立ったと伝えられているようです。そういえば、読売テレビの「鳥人間コンテスト」がこの場所で毎年開催されているのは、その縁が有ってのことなのでしょう。

<千々の松原が詠われた和歌二首>

八代集の四番目に当たる新後拾遺和歌集から:

「君が代は契るも久し百とせを十かへりふべき千々の松原」儀同三司

十三代集の三番目に当たる続古今和歌集から:

「今日よりぞ千々の松原契りおく花は十帰り君は万代」 大蔵郷為

<100年×10還=1000年、千々=千×千=百万年 という数値がでてまいります>

さて、勅撰和歌集は三代集・八代集(三代集を含む)・十三代集を合わせて二十一代集と言われています。この数に注目すると、3,5,8,13,21の数列が見て取れます。前に0,1,1,2を加えると【0,1,1,2,3,5,8,13,21・・・】となりフィボナッチ数列そのものです。和歌と黄金比の関係について、改めて驚かされております。

2011.1.18 還暦を3年越しし日に 千々松健

105千々松 健:2011/01/19(水) 14:13:50

「フィボナッチ数列」とは「前の二つの数を加えると次の数になる」という数列です。

いま、5,7,5,7のリズムの5と7を前の二つの数として置けば【5,7,12,19,31,50,81,131,212,343,555,898・・・】という数列が生れます。

和歌の5+7+5+7+7=31の数は、この数列の5番目に現れています。これを「和歌数列」と呼びたいと思います。これもやはり12項目まで来ると898/555≒1.618の黄金比が確認できます。この和歌数列をひふみ算で一桁化すると【5,7,3,1,4,5,0,5,5,1,6,7,4,2,6,8,5,4,0,4,4,8,3,2】の24項目で循環します。これは以前から見てきたように4,4-5,5を特徴とする「ミチコ系列」に他なりません。

106松本英樹:2011/04/06(水) 19:34:59

>92の続き

ご無沙汰しております。

ヤマトの国の再生を祈りつつ、カミのピラミッドの折り紙を。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~pyramid/makepyra.htm

107千々松 健:2011/04/06(水) 23:49:04

黄金比を使用したピラミッドがとうとう折り紙で出来上がりましたね。

早速に松本さんの手順に従って折ってみましたので、ご覧ください。

http://8w1hflkm.jp/origami_P.html

108松本英樹:2011/04/07(木) 16:16:36

>107

早速に千々松さんが取り上げて、UPして頂き、嬉しい限りです。

なにしろ、最初のきっかけは「折り紙」の話題でしたから(笑)

このピラミッド、意外と丈夫で、中が卍の構造になっております。

もっちりとした重厚さが、手作りの味わいです。どなたも簡単に制作できる

ように工夫応(クフ王)。・・・・ちょっとPR風にまとめてみました(笑)

109千々松 健:2011/04/25(月) 16:20:48

苦しみの中にこそ歌が生れると言います。

そこで、7-5-7-5のリズムで24音の歌を一首ご紹介させていただきます。

「カテカテハラカテ ハラミカテ ハナハラミカテ ホシソハカ」

<カテは「神に向かって」往くコト。ハラは「波螺」で螺旋状の波のようなカタチ。

ハラミは「波螺の内容」を示していて、例えば「前の二つの数を加えて次の数にする」という数理操作(パラメーター)のコトです。サンスクリット語のパラミーターとは同源と考えてよいでしょう。

ハナはハンニャ=般若に通じて、大いなる宇宙意識レベルの智慧といえます。

ホシソハカは「星ぞ墓」と書きます。ヒトは死んだらお星様になると言い伝えられていたコトが思い出されます。>

既に気づかれたと思いますが、この歌は大乗仏教のエッセンスである「般若心経」の最後の呪文(マントラ=真言)に似ています。玄奘三蔵らは『羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶』のように音感を漢字で置き換えたままですが、そこに一ヶ所だけ「ハナハラミカテ≒般若波羅蜜羯諦」が加味されています。

もしや「カテカテハラカテ ハラミカテ ハナハラミカテ ホシソハカ」は縄文時代に既に歌として存在していて、それが日本からインドに伝わって呪文へと変容したのではないでしょうか。従って音声のみにするしかなかったのです。その歌が回りまわって日本に里帰りして来たのではないかと超発想してみました。まるで「猿の惑星」の映画のように・・・。

仏教思想が元祖のインドではその後に廃れてしまい、極東の日本に於いてこそ広く残っているという事実は、そのコトを証ししているのかもしれません。しかし、本当はどちらが先で、どちらが後だったのでしょうか? 実はグルグル回っていて共時性であったりして、本当に目が回りますよね。でもその間に意味合いは違ってしまうのですから、真の情報伝達は難しいものですね。

・・・実は「カテカテハラカテ ハラミカテ ハナハラミカテ ホシソハカ」は私自身が最近、創作した歌です。コラ!

110 名前:松本英樹 投稿日: 2012/12/04(火) 10:33:43

お久しぶりです。

mod9 の魔方陣を考察してみました。

0から8の総和36

36÷3=12(タテ・ヨコ・ナナメの数)

① ⑥ ⑤

⑧ ④ 〇

③ ② ⑦

0から順に数字を追った軌跡は、三次魔方陣の

1から順に数字を追った軌跡と相似形になります。

⑥ ① ⑧

⑦ ⑤ ③

② ⑨ ④

mod9の魔方陣は全ての数字が凝縮した唯一のモノ

それは、魔女が眺める水晶玉か浦島太郎が開いた玉手箱か(笑)

111 名前:千々松 健 投稿日: 2012/12/04(火) 22:04:27

松本さん、お久しぶりです。

(mod 9)の魔方陣は凄いです!

『ファウストにおいて魔女が朗時に使用したテキストは古代ギリシャの神話であろうと言われています。ゲーテが数学上に言う(mod 9)に何らかの魔力を見ているのは確かなことのようです。ただし、インドのヴェーダ思想や日本の古神道の「ひふみ算」の存在には気がついてたかどうかは不明です。』とHPに書いたことがあります。

http://8w1hflkm.jp/column/majyo.html

今回の松本さんが考案された『(mod 9)魔方陣』は、まさにその先にあるモノをはっきりと示されたと思い感心いたしました。

1から9の数字を使用した通常の三次魔方陣は5が中心であるのに対して、0から8までの数字を使用した『(mod 9)魔方陣』は4が中心となり、タテ・ヨコ・ナナメが12の数値となりますね。数字を追っていく軌跡が共に相似形となるのは驚きです。これらは状態変化の幾何学的一致で、何らかの力が働く環境では、このようなバランスを保ちながら成長していくと言うことかも知れませんね。

112 名前:松本英樹 投稿日: 2012/12/04(火) 23:11:57

千々松さん、大変ご無沙汰しました。

(mod 9)は元々、千々松さんが発案されたモノですので、どうぞ千々松さんのテキストに

『(mod9)魔方陣』として使ってやってください(^^)

そこから又、色々と想像が膨らみますから。

例えば、2つの魔方陣はこの世に同時に存在しており、シンクロが可能で、周波数の違い(12と15)や、

質量の有無(0と9)によって「弥勒の世界」や「時間のジャンプ」が実現するかもしれないとか・・

あれやこれや夢想することが楽しくなりますね(笑)

113 名前:千々松 健 投稿日: 2012/12/05(水) 23:03:15

>112 松本さん ありがとうございます。

面白そうなことが解りました。

HPへのUPには少し時間を下さい。

114 名前:千々松 健 投稿日: 2012/12/07(金) 19:07:25

松本さんが指摘されるとおり、三次魔方陣の数字を順番に追っていくと、その軌跡は全てが相似形になります。回転したり反転したりすると解りますが、私は、そのままで相似象(形)になるような理想的な組み合わせを選んで見ました。

http://8w1hflkm.jp/mod9.magic.html

上記リンク先のHPの図をご覧いただくと解り易いのですが、(mod 9)魔方陣(陰)と9星魔方陣(陽)を重ねると、同じボックスにある数字は足すと全てが9となり、0となります。これには私も驚いてしまいました。しかも組み合わせは1+8、2+7、3+6、4+5 の4種類です。

それはフィボナッチ数列をmod9で処理することで登場した例の「FLKM系列」を想起せざるを得ません。

また、軌跡で出来る図形を観察すると4種類の三角形が基本となっています。数字を追っていくことを時間の流れと見立てれば、そのコトがカタチを構成して行く様子が見えてくるのです。

115 名前:松本英樹 投稿日: 2012/12/08(土) 14:44:32

「魔女の九九」が出てきたならば「弥勒の九九」も考えないといけませんね(笑)

「弥勒の九九」とは、タテ・ヨコ・ナナメの数が369になる9次魔方陣のことです。

1から81の総和3321

3321÷9=369

http://www5a.biglobe.ne.jp/~pyramid/mahou.htm

これを(mod9)に変換すると、どんな姿になるでしょうか?

5・0・4・8・3・7・2・6・1

1・5・0・4・8・3・7・2・6

6・1・5・0・4・8・3・7・2

2・6・1・5・0・4・8・3・7

7・2・6・1・5・0・4・8・3

3・7・2・6・1・5・0・4・8

8・3・7・2・6・1・5・0・4

4・8・3・7・2・6・1・5・0

0・4・8・3・7・2・6・1・5

対角線に注目すると、一つは(全て5)、一つは(123456780)

右下がりナナメの線はそれぞれ同一の数字で統一され、数字の配置は流麗、かつ規則性を保つ。

正直、こんなにも美しいお姿に変身するとは思っていませんでした。

116 名前:千々松 健 投稿日: 2012/12/08(土) 21:41:33

>115 (mod 9)の世界の美しさは感動的ですね。

>100が思い出されます。

大いなる調和=大和=「ヤマト魔方陣」・・・弥勒の九九

http://8w1hflkm.jp/Yamato.mod9.pdf

3次の魔方陣が八種に展開されるコトが、八相、八掛、八鏡に繋がり、やがては九曜紋に関連して行く訳ですね。

そして、視野を広げれば、それが一方では金剛界曼荼羅=九会マンダラを産み、数学の世界では関孝和やライプニッツが行列式を発想(八相?)し、その後に完成する行列(マトリックス)数学が量子力学を産み、現代科学に多くの革新がなされたと考えても良い思われます。

117 名前:松本英樹 投稿日: 2012/12/10(月) 11:59:02

「弥勒の九九」の(mod9)図を眺めていますと、以前話題にした(孫悟空とお釈迦様の話)

を思い出しました。広大無辺の宇宙を前に孫悟空は己の力を誇示するため「宇宙の果てまで

いってみせる。」といって、宇宙の果てであろう場所に落書きして帰ってきますが、お釈迦様が

ポンと手を叩くと一瞬でお釈迦様の指先にその落書きがされていて、結局、孫悟空はお釈迦様の

掌で動いていただけだったという落ちでしたが、子供心に面白く、「なぜ、そうなったの?」と

と大人に聞いても「神様だから出来たのだ」とか「お伽話だから」と云うばかりで、いつもうウヤムヤ

で終わってしまいました。今回「弥勒の九九」の(mod9)図を作成したので、今度は孫に明快に答えて

あげたいと思います。って、私には孫はおりませんが(笑)

「ヤマト魔方陣」が(金剛界曼荼羅)とすれば、「弥勒の九九」は(胎蔵界曼荼羅)を表わしているかも

しれませんね。それぞれを(静態曼荼羅)と(動態曼荼羅)と見ますと、(動態曼荼羅)=「弥勒の九九」

の数字の流れは、まるで雨だれのごとく天空から降り注ぎ、その旋律はまるで天上の音楽のようです。

(mod9)魔方陣(陰)と通常の三次魔方陣(陽)が重なって、中央部(9=0)大日如来となるわけですね。

118 名前:千々松 健 投稿日: 2012/12/12(水) 17:02:04

>117 松本さんに全く同感します。

「21世紀マンダラ」モデルで金剛界曼荼羅に見立てた神聖方陣ですが、これを機会により魔方陣に近づけてみました。

題して「超神聖方陣」です。

http://8w1hflkm.jp/Super.Divine.Matrix.pdf

あるルールをつくって9個の0を9に戻した結果、タテ・ヨコ・主対角線の各合計数値が99に合致いたしました。

9=0=9=0、、初めと終わりの循環的繋がりは面白いと思いました。

(追加)

本日の暦2012.12.12は興味が湧きますね。

12つづきです。12の2倍が24ですし、12+12=24は平成24年にも相当します。

そして、私的には思わずフィボナッチ数列の12陽+12陰の24循環にもつなげて仕舞います。(苦笑)

119 名前:松本英樹 投稿日: 2012/12/12(水) 19:39:44

>118面白いルールですね。私は即座に囲碁のルールが浮かんでしまいました。

上下左右囲まれた相手の石は取ることができる。これを「ポン抜き」といいます。

一目(いちもく)自分の地が増えて相手の地を一目消せるので、出入り二目の手とされます。

(3と6)が相手の石だとすれば(0)が自分の石で、取られることになります。

一方、上下左右囲まれた自分の石は取ることができません(0)

従いまして中央の(0=9)は変化しないことになり、中央上下左右の0ラインはそのままということに。

以上、これは単なる囲碁上のルールのお話ですが(^^)

120 名前:千々松 健 投稿日: 2012/12/13(木) 00:13:45

そういえば「囲碁」のルールと似ていますね。最小限の石で囲んで自分の地にするには上下左右の4か所で囲めばよい訳ですから。

元の神聖方陣をよく観察すると、上下左右に同じ数値が来るケースは3と6と0の3種類しかないのです。従ってルールは「上下左右が同数の時は0に代えて9にする」としても同じことです。

そして中心に位置する0が問題になるのですが、この場合、陰と陽のひねりの部分となる重要なポイントですから、ある時は0で、ある時は9でというように量子的二面性の様相を示しているのではないかと考えてみるのは如何でしょうか?

実のところ、神聖方陣は二次元の平面上に展開されていますが、三次元の立体にしても同じ性質が保たれます。タテ・ヨコ・タカサの方向で、隣り同士を足すと次の数になるのです。

そうして、24×24の方陣をワンセットとして、上下左右天地に連なって展開して行き、更にN次元一般にも適用されましょう。

神聖比例を内蔵するフィボナッチ数列=フトマニ数列群と法を9とするモジュラー算術の威力が発揮されるのは、この「超神聖方陣」の方がバランス的にも良いと考えています。

今般、松本さんにヒントを頂き感謝です。まさに369=弥勒の世界ですね。

121 名前:松本英樹 投稿日: 2013/01/07(月) 04:33:40

折り紙を使った<魔封じ>の手法

「弥勒の九九」で対角線5の上段を弥勒の右手、下段を左手とします。それを三角折りで重ねると

数字は全て(10=1)に変わってしまいます。これがお釈迦様の一叩き(^^)

さて折り紙で三つ折りを繰り返し、(9X9)81の升目をつけ「弥勒の九九」の数字を書き込みます。

これを中にして三角折りをして表に<魔封じ>の文字とその対象を記し、再び三角折りを重ね、小さくします。

不動明王の真言を唱えながら、蝋燭の火で邪気を燃やしてしまうという仕組みです。

折り紙でピラミッドが出来たのだから、ピラミッドに<魔封じ>する手段もありますが・・

数字を書き忘れたら、耳なし法師になりますのでお気をつけて(^^)

なんだか陰陽師ぽくなってしまいましたね(笑)くれぐれも火の用心を。

122 名前:千々松 健 投稿日: 2013/05/23(木) 10:04:13

>苦しみの中にこそ歌が生れると言います。

般若心経の最後の呪文を玄奘三蔵らは『羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶』のように音感を漢字で置き換えたままにしていますが、そこに一ヶ所だけ「般若波羅蜜羯諦≒ハナハラミカテ」を加味して、七五調のカタカナ化をしますと「カテカテハラカテ ハラミカテ ハナハラミカテ ホシソハカ」となります。

それを言霊的にごく私的に訳してみます。

『神に向かって往こう、波螺(螺旋状の波)に乗って、大いなる智慧の神聖比例の数理に従って、最期は彼の星の墓へ参ろう』