1期生 /高2

活動記録

2024年1月27十文字探究DAY 2024

 今年度初の試みとして、1~5年の生徒が一堂に会して探究の成果を発表する「十文字探究DAY」が一般公開されました。
  自己発信コース2年生は、約1年半取り組んできたマイテーマを「マイプロジェクト探究」としてポスターセッションを行いました。ひやひやすることもありながら見守ってきた準備の中で、しっかり各々が自分の個性を発揮するために努力を重ねてくれました。
 前回、探究について発表したJ-Lab.探究発表会から、さらに深化したマイテーマの動機・問い・仮説・検証・結果を意識して聴講者に届けるべく準備してきました。導入の部分では、自分の経験だけでなく予備調査から見えた社会的な問題への深刻さや問題の話題性などに光を当てて紹介できるように工夫していました。また、本論では問いから導いた仮説をもとに、検証計画を立案し、その検証結果のまとめと仮説に対する結論を導きました。最後には、様々な調査から見えてきた内容から、引用しながら客観的に考察することに注力していました。
 今後も、探究DAYで用意したマイプロジェクト探究のポスターを論文化するために、J-Lab.の授業で頑張っていく彼女たちに期待しています!

担任

2023年11月30日 人文科学(歴史系)学芸員の仕事~調査・研究が展示になるまでを学ぶ~

人文科学(歴史系)の博物館見学の第5弾が実施されました。

今回は、練馬区立美術館にお世話になりました。授業では、学芸員の方から、調査・研究が展示(企画展)になるまでを、現在会期中である古賀忠雄展を例に学びました。

展示は、2、3年から長いものだと10年の構想を経て、実現するものものあり、その間には、膨大な調査・研究が行われていることを知りました。だからこそ展示には、テーマが存在し、作品一つ一つが意図を持って陳列されていることも分かりました。

ちょうど、現在5年生はマイテーマをもって探究活動を進めているところです。展覧会ができあがるまでの道は、私たちの研究の行程と同じだった…もっと私たちも調査・研究を頑張らなくては……と身に染みた様子。今回の授業が他の活動にも良い影響を与えてくれるといいなと思っています。

2023年11月2日 修学旅行3日目 グループ

 私たちの班は、とてもアクティブで濃い一日でした。最初にホストファミリーと自己紹介をし、自分の好きなことや趣味について話し合った後、ホストファミリーが選んでくれた目的地に行きました。
 最初に自然豊かなお寺(パワースポットのようなところ)に連れて行ってもらいました。その場所の第一印象は、よくある小さなお寺だったのですが、この場所はとても自然豊かで様々な楽しみ方があり、沖縄に住んでいるからこそわかるような穴場で、魅力がたくさんありました。洞窟の中を歩いたり、滝に今までで一番近づいたり、本当に一歩足を踏み外したら池の中に落ちてしまうような環境でずっとひやひやしていました。「こんなところ通れるの??」と皆で話していたら、怖いものなしのホストファミリーが「レッツゴー」と何回も後押ししてくれたので、私たちはいつもなら挑戦しないようなアクティビティを体験することができました。
 その後、ホストファミリーは国際通りに連れて行ってくれました。国際通りの街並みを楽しんでいたら、射的を見つけ、皆で射的もしました。ホストファミリーが米軍基地に勤めているということを聞いていたので、射的をやってもらったのですが、銃を扱う慣れた手つきから私たちが指示した的に何回も一発で当てる姿に、私たちはとても驚きました。ホストファミリーのおかげで手に入れることができた景品は今も私たちの宝物になっています。
 その後、ホストファミリーが好きだというラーメンを一緒に食べ、ビーチに行きました。そこではバスケットボールもすることができ、一緒にバスケットボールをしたり、海に足を浸けたり、砂浜に文字を書いたりと東京ではできない体験をしました。
 最後にアメリカンビレッジに行き、異世界のような街並みを一緒に楽しみました。他の班のメンバーにばったり会い、一緒にスムージーを飲んで今日一日何をしたかなどを話しました。
 最初は、英語を話すことに抵抗を感じていましたが、一緒に時を過ごし、ホストファミリーのやさしさに触れていくうちに、心が開いて、最後にはずっと話を続け、沢山質問をしていました。日常に英語を取り入れてみて、少しの変化ですが、会話ができただけでもうれしかったし、自分の成長や英語を学んできた意味を感じることができました。これからは、英語をもっと身近なものにできるように、英語の授業でも学校でネイティブの先生に会った時なども積極的英語で話そうと思います。
 とてもやさしくて、面白いホストファミリーと一緒に最高の思い出を作ることができました!!また絶対会いに行きます!!!!!!!!!

グループ生徒

2023年11月2日 修学旅行3日目 グループ

 私達の班では、優しいホストファミリーの方が色々な体験をさせてくださいました。最初に行ったスーパーマーケットでは、アメリカの人々が住んでいる地区の中にあるもので、日本のスーパーマーケットとは違いスケールなど全てがとても大きかったです。私達にはとても新鮮でした。日本との違いをホストファミリーと話すのも楽しかったです。スーパーマーケットではお昼ご飯の食材を調達し、アメリカのお菓子も買いました。
 その後はホストファミリーの自宅にお邪魔させてもらいました。家の中の構造も日本の家とは違い、同じ日本にいるのにアメリカにいる気分を味わえました。家ではペットである犬達と戯れたり、ホストファミリーとビデオゲームをしたり、お昼ご飯のハンバーガーを作ったりしました。ベランダにBBQ用のグリルがあったことは皆驚いていて、とても印象的でした。出来上がったハンバーガーは自分で具材を入れるスタイルで、とても楽しかったです。アメリカの家庭でハンバーガーを作る時はいつもこのような感じだそうです。お昼ご飯の後はUNOをして、ここで初めて日本とアメリカで「UNO」という共通点があったのが嬉しかったです。言葉を多く発しなくてもUNOを通じて「楽しい」を共に共有できたと思います。
 最後はアメリカンビレッジに行ってスムージーを飲んだり、海を背景に写真を撮りました。たった1日だけだったけれど、とても濃い1日でした。なによりホストファミリーの方が心から私達に親しくしてくれたのがとても嬉しかったです。ホームステイをする前よりずっとアメリカの文化に興味を持ちました。それぞれの相違点を話して比べてみたり、共通の話題で笑いあったり、異文化交流というものが初めて理解できた気がします。
 この企画を運営しているE-アドベンチャーの方々や、協力してくださった先生方、そして私達を受け入れてくださったホストファミリーの方々に心から感謝します。


グループ生徒

2023年11月2日 修学旅行3日目 グループ

 私たちの班はEsterGrabbさんと充実した1日を過ごしました。クラスメイトと別れた後、残波ビーチへ行きました。とても穏やかな波で、クラゲやカニなどの生き物とも触れ合うことが出来ました。昨晩、宿泊した恩納村のビーチとはまた違った美しさがありました。 次に向かった先は御菓子御殿です。今人気の紅芋タルトが生産される様子を見学することができました。
 次の目的地まで30分程、英語でコミュニケーションしながら向かった先は、アメリカの航空機を間近で見ることのできる展望台です。大迫力の航空機を目にした後、同じ建物内の博物館で沖縄戦の疑似体験をしました。当時の街の有毒ガスの匂いや、血の匂い、泣き叫ぶ子供の声などを直接感じることのできる体験でした。歴史上の出来事であると少し遠く感じていた沖縄戦がとても身近に、悲惨に感じる事のできる貴重な時間だったと思います。
 その後、ホストの方のお家でお昼ご飯をいただきました。お家で出迎えてくれたのは元気で人懐っこい犬です。帰り際、別れが惜しくなるほど仲良くなることができました。いただいたお昼は、お肉とチーズマカロニ、そしてご飯です。スパイダーマンを見ながら食べたお昼はアメリカと日本が混ざったメニューで少し嬉しさを感じました。
 最後に向かった先は、アメリカンビレッジです。欧米風の街並みと建物で、アメリカを観光したというくらいの満足感がありました。1日のはじめはおぼつかない英語で意思疎通が難しかったけれど、お別れ間際には、単語と身振り手振りを組み合わせ、会話を楽しむことができました。同じ出来事に対して笑ったり、同じ食べ物を食べて美味しいと言ったり、同じ経験をして楽しくなったりと、当たり前のことではありますが同じ思いを共有出来たことにとても嬉しさを感じました。バスで道を走っている際にても、見えているフェンスの先は”アメリカ”という場所は幾つも通りましたが、人と人はフェンスなど関係なく、近しい感情を持っているのだと実感できた体験でした。貴重な1日をありがとうございました。

グループ②生徒

2023年11月2日 修学旅行3日目 グループ①

 朝、集合場所でホストファミリーと初対面し挨拶を交わし、アメリカンビレッジというアメリカの街を再現したショッピングモール周辺を散歩しながら自己紹介をしました。まだ緊張していて班員全員あまり積極的に話しかけることが出来ませんでしたが、ホストファミリーが明るく笑顔で接してくれたので徐々に緊張もほぐれて、ホストファミリーがよく行っているというカフェに着く頃には沖縄での生活についてやホストファミリーの仕事について、家族のことについてなど気になることをどんどん英語で質問できるようになりました。正確な英文法は全然使えませんでしたが質問しようとチャレンジしているうちにホストファミリーが言った言葉から新しい英単語を学べたり、班員同士で「そこはhowを使うんじゃない?」など学びを深め合ったりすることが出来ました。
 ホストファミリーの家に行く道中には米軍基地があったりアメリカの消防車が止まっている消防署があったりして異国の地のような雰囲気がありすごくワクワクしました。
 家についてからはアメリカで有名なお菓子をいただき、そのあとにタコスパーティーをしました。それぞれが好きな具材を組み合わせタコスを作り、外国の食文化を楽しむことができました。ご飯の際には、日本に来て衝撃を受けたことや文化の違いについて話し、外国の人の視点を得ることができました。
 食後にはアフリカの民族ダンスを教えていただき、みんなで一緒に踊りました。アフリカンミュージック独特のリズムに合わせて踊り、楽しく外国の文化を学ぶことができました。また、お互いの文化を知ることで相手と打ち解けあうことができ、コミュニケーションをするにあたっての相手の文化の違いを理解することの大切さを学ぶことができました。
 また、皆でボードゲームをしました。それは Snakes and laddersという双六の一種で、止まったマスにはしごがあったら上がり、蛇があったら下るゲームです。一見シンプルに思えますが、中々ゴールできず長い時間白熱しました。私が全くゴール出来ないときにホストファザーは日本語で「大丈夫」と言って励ましてくれました。
 「自分ならできる」や「なんとかなる」という意味が込められている「大丈夫」がとてもお気に入りだとホストファザーは話していました。私も「大丈夫」の言葉を信じて自信を持って行動していきたいと思いました。
 私たちのホストファミリーはこの日「Don't be shy to try!」と何度も言っていました。英語を話すことに自信がないため恥ずかしがって話したいことがあっても話さないことはもったいないことなのだから、どんどん英語を話してほしいという願いがあるそうです。だからこそ、私たちは積極的にコミュニケーションを取ることができ英語に対する苦手意識が少し薄れ、だんだんと英語を話すことが楽しくなりました。これからも積極的に色々な人と関わり英語を話していきたいと思います。このプログラムは私たちをそのように思わせてくれた素敵な経験でした。


グループ①生徒

2023年11月6日 ミニHalloweenイベント結果発表!

 先月はハロウィンでしたので、ECではミニハロウィンイベントを行いました。自分が過去に着た仮装や自分でデザインした衣装について、約80語の英作文を書くという内容でした。今年は三つの賞が用意されており、ベストコスチューム賞、ベスト英作文賞、そしてその両方に秀でた大賞がありました。今年の勝者たちの嬉しそうな様子をどうぞご覧ください!

英語担当

2023年10月24日 中間試験期間特別プログラム③

 本日は、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスにて最先端のITテクノロジーを利用して世界のエネルギー問題を解決する技術を研究・創出していらっしゃる、梅嶋先生の授業を聴講しました。その中で、梅嶋先生と「次世代の社会システムを作るにあたって、優先して改善すべきは供給側か、それとも需要側かについて議論を行いました。
 高校生からすると、とても難しいテーマだったのですが、議必ずしも専門知識が必要なのではなく、自身の経験から意見を述べて良いというWSを通して、「自己」の意見を「発信」する事ができました!普段何気なく使っている会話ではなく、しっかりとした意見を経験に基づく根拠と事例を材料に論理的に導くWSを受け、生徒たちは改めて発信の際に大事なことを再認識してくれたようです。
 自己発信コースでは、高校三年次に論文の形で探究を発信する機会が設けられていますので、ここで培った技術がその論文に異化されることでしょう!!来年が楽しみです!

担任

2023年10月21日 中間試験期間特別プログラム①

 2学期も中間試験期間に特別プログラムとして、自己は新コースでは様々な場所へ出かけています。本日は、東京都立中央図書館にうかがって、「レポート・論文」に関する講義を受ました。その後は、「マイテーマ探究」に必要な文献を各自探しながらマイテーマ探究を進めました。普段は、インターネットに情報源を頼りがちですよね。インターネットは「早い」「情報量が多い」「楽である」というメリットがあるものの、「信頼性」「ページの消失」などのデメリットもあるようです。逆に、信頼できる情報が書籍として整理・保存されている図書館の重要性を学ぶとともに、図書館の特性を理解できたかと思います。
 また、論文作成に向けてとても重要な「引用」の方法についても、わかりやすくご説明いただくことができました!高校2年生は「マイテーマ探究」の論文作成も目前となってきています。ここで学んだことが、実際の論文作成に繋がるといいな!

担任

2023年10月18日 レーズン単離酵母からパンをつくる

 理科系の授業で生物の代謝には異化・同化がある事を学びました。特に今回は、酵母が行うアルコール発酵を利用した食品に注目し実験を行っています。市販のレーズンから自然由来の酵母菌を取り、継代培養を重ねました。実験の中では、オリジナルの酵母培養液を考えたり、酵母がしっかり単離出来ているかの確認をするため、生物学的に酵母を培養し学びを深めました。酵母の発酵力を試すため、本日は実践的にホームベーカリーを用いてパンを焼いてみる取り組みも行うことができました。残念ながら安全上の理由から食べることは出来なかったけど(担当者は食べました)実際に焼けたパンを目の当たりにした生徒たちの様子はとても嬉しそうでした。この経験を楽しいだけで終わらせることなく、知識として利用すること、そしてその知識を応用できるレベルまで昇華してくれたらなと切に願います。

理科系担当

2023年1012 永遠の都ローマ展に行ってきました!〜人文科学歴史系

 人文科学(歴史系)の授業では、日本世界横断し歴史を学んでいます。また、定期的な博物館見学も行なっています。今回は、授業で扱ったローマ帝国について学びを深めるため、上野の東京都美術館で開催中の「永遠の都ローマ展」を見学してきました。「やっぱり本物に触れるっていいですね!」と生徒たちは嬉しそうに鑑賞していました。

  今回で博物館見学は4回目になります。回数を重ねるごとに展覧会の全体像を捉えつつ、展示作品のそれぞれが持つ意味を考えながら鑑賞できる生徒が増えてきました。素晴らしい!

人文科学(社会系)担当

2023年9月29日 J-Lab.探究ゼミスタート!

 現在、総合的な学習の時間(J-Lab.)では、『マイテーマ』に関する課題や問いを見つけ出し、主体的にその問いに立ち向かっています。でもそんな探究もいつも一人で向きあうのでは、煮詰まってしまうもの。本日は、自分の探究についての悩みや困り事を素直に共有しつつ、FBをもらい合うという趣旨でJ-Lab.探究ゼミが始動しました。
 気になる生徒たちの反応はというと、単純にひとの探究を自分事としてディスカッションする事が楽しかったとか、次の発表は自分だからしっかりしたものをみんなに聞いて欲しいなどといった前向きな声が出てきました!
 授業担当者としても専門的にFB出来ることはすごく少ないけれど、専門知識は専門家に、幅広い視点は専門性を持っていないひとに聞いて多角的に探究を進めてくれる良い機会になればと思っています! 頑張れ5年生!

J-Lab.担当

2023年9月28日 アンザックビスケット(Anzac biscuit)作り

 ECクラスで「英語でクッキングをやってみたい」という要望が多かったため、私の故郷(とニュージーランド)の国民的な焼き菓子を作ることにしました。 2日間にわたるイベントで、初日はAnzac biscuitsの歴史についての授業を行いました。ANZACはAustralia and New Zealand Army Corps(オーストラリア・ニュージーランド連合軍)から頭文字を取ったアクロニムであり、このビスケットは世界大戦中に女性が焼いてオーストラリア・ニュージーランド兵に送っていたとされています。このビスケットにはオーツ麦、小麦粉、砂糖、バター、糖蜜、重曹などが使われており、また、卵が使われていないため、傷まずに戦地に送ることができた栄養価の高いビスケットです。
 2日目は調理実習日で、英語講師陣の協力のもと、レシピ、指示、講師との会話をすべてオール・イングリッシュで行いました。生徒は材料を貰う際、先生に「May I have~」などの英語フレーズをきちんと使わないと、材料を貰えないように徹底しました。生徒同士でも、頑張って英語のみで会話をしようとするグループもいました。バターがなかなか溶けないというトラブルもありましたが、各自で湯煎するなどして、45分以内にすべて終えることができました。

英語担当

2023年9月19日 J-Lab.探究発表会振り返り

 本日は、J-Lab.探究発表会の『マイテーマ探究』のまとめとして、論文の形にしてみる宿題を提出しました! さらに、各自持ち寄った探究論文を7分1セットで3セット回し、互いのGood PointとMore Point探し出し、発見したそれぞれのPointをKJ法を使ってグルーピングしました。担当としては、ポジティブフィードバックを目的としていたのですが、さすが高校2年生です。最後には、互いのMorePointを中心にもっと良くなるためには何が必要なのかを30秒で発表共有することができました。まだまだ荒削りではあるけれど、マイテーマ探究の論文化プロジェクトが始動しています! 最終成果物が皆の納得するものになることを願っています!

J-Lab.担当

2023年9月9日 J-Lab.探究発表会

 多くのゲストを招き、行なわれました第二回J-Lab.探究発表会!! 午前中から生徒たちの様子は「そわそわ」でした。しかし、そこはさすが場慣れした高校2年生です。第二部では、自ら手を上げた3名が代表者として「おかしな言語のルール ~ルールは人々に影響を与えるのか~」「有効的な日韓交流について ~日韓学生がお互いの文化を受容できるような交流とは~」「Happy✕Happy ~女性専用引っ越しサービス~」の3つを発表してくれました。大人も興味をそそられる内容で、ゲストの方々も大変関心・満足してお帰りになっていました。
 来年は、3学年の自己発信コース生徒たちが縦につないでJ-Lab.探究発表会を行なうのが楽しみであると同時に、最高学年になる5年萩組の成長に少しでも助けになる様に、私も精進しようと思いました。1/27㈯の十文字探究DAYに向けて進むべし!

担任

2023年9月5日 J-Lab.探究発表会リハーサル

 9/9㈯に行われる、自己発信J-Lab.探究発表会に向けて予行演習を行いました。1学期中にJ-Lab.の授業内で決めた「マイテーマ」に対して仮説を設定し、夏休み中に仮説に対する検証を行いました。学校の外で探究活動をするのは、なかなか大変そうでしたが、自分たちの「マイテーマ探究」について、深く考え・表現する姿が見えています。
 今回の発表で高校2年は、ポスターセッションを行います。去年の反省を活かしてJ-Lab.探究発表会全体をよりよいものにすべく、生徒同士でフィードバックを積極的に行い、当日へ向けてラストスパートです。
 また、練習中の高1年生の発表を聞いて、的確なコメントをする高校2年生の姿は成長を感じました。自分たちの発表にも自分たちで厳しくチェックし当日を迎えるはずですので、皆様ご来場いただければ幸いです!

担任

2023年7月17日 東京都主催 高校生起業家養成プログラム

 7/17㈪に行われた東京都主催の「起業スタートダッシュ 第2期養成講座」の成果報告会に本コースの生徒1名が代表として参加しました。J-Lab.(総合的な探究の時間)で端を発したビジネスプランを一年間の養成講座を通してよりよいプランへとBrushUpし当日を迎えることができました。養成講座内では、学校では取り組む事のできない仮説・検証だけでなく、実際に専門の知識を持ったメンターとの相談を繰り返し、これまでの高校生とは一線を画す体験をすることができたのではないでしょうか。これから夏休みとなり、学校現場から離れた探究活動が本格化していきます。夏休み明けに予定されている自己発信コースJ-Lab.探究発表会がどのような内容になるのか非常に楽しみにしています!
 また、これからも起業スタートダッシュ講座は代3期生を募集しています。世の中の高校生が、どんどんチャレンジしてくれると良いな!

担任

2023年7月4日 理科系授業 ~物理分野~

 一期生は高校2年生となり、理科系と公民系で選択授業があります。今回はその理科系での一コマです。ここまで、理科系では『波』をテーマに様々な学習を深めてきました。学習をした後は、いざ実践!授業ないで、打楽器と弦楽器を作成してみました。弦から発生する音の性質を思い出しながら『カンカラ三味線』を作成しました。
 無事に制作も終わり、しっかり立派な音がなっていました!後は沖縄に行って三味線の弾き方を習えたら上手に弾けるようになるのかも!?

理科系担当

2023年6月27日 自己発信コース集会 ~進路①~

 いよいよ、探究に向けた夏休みが始動します! それぞれの大学受験を見据えて、探究に力を注ぐ者、基礎学力の定着に力を注ぐ者、いろいろな力の配分が個人それぞれある事と思いますが、それをどのように自分にフィットさせていってくれるのか、担任として非常に楽しみな部分です!進路関係の話をしていると、「一般選抜と総合型選抜の時期が逆になっていたらまた違う世界線だったのかな?」とか思うこともありますが、結局どちらもそこで学びたいという「強い意志」と「認知・非認知能力」がものをいいそうです。
 生かされる時代はおわった。自分で生きる時代がこれからやってくる。気づいている人は気づいてる。自分で自分を成長させる人がこれからの時代を作るってこと...

担任

2023年6月23日 終礼2分間スピーチ

 私が紹介する本は柴田陽子さんの「勝者の思考回路」というエッセイ本です。柴田陽子さんとはブランドプロデューサーで、自身が設立した会社のCEOを務めています。主に企業のコンサルティングを行い、過去にはセブンアンドアイやミラノ国際博覧会、東急電鉄、ローソンなどの大企業に携わっていました。名立たる企業のトップが続々と柴田陽子さんを指名する理由、勝者の考えや価値観が書かれた本です。私が柴田陽子さんとお会いした時、凛としていてかっこいい女性という印象を受けました。相手が複数でも男性でも大企業でも自分が正しいと思ったことを貫き、声を上げる。そういうポリシーで仕事に向き合っている。人生においていわいる勝ち組、勝者であると自覚している。そんな人物です。柴田さんにとっての勝ち組の定義は、自分、仲間、社会の全てにおいてYESと答えられる人のことだそうです。
 この本の中でも特に印象に残ったフレーズは「日々の小さな経験を、あなたの価値へと変えるヒントになる」というものです。起業の土台は、日々の経験からもっとこうなればいのに、こうしたら便利なのにからくるものです。と書かれています。これは私たちのやっている探求も同じであると思います。それぞれが持つ探求のテーマは、日々の生活の中で、ちょっとした違和感や興味からくるもので決めていると思います。生活の中で、不思議に思ったこと、不便に感じたことがあったとしても深く考えない人がごまんといるなかで私たちのように探求という形で多くの時間を割いて活動していることがいかに貴重であるか感じた一冊でした。そして柴田さんは経験からヒントを得て行動できる人の人生は豊かであると述べていました。私も含め探求の方向性や進路への影響で悩んでいる人はたくさんいるけど、いかにすごいことをしているのかもっと自信をもってもいいのかなと勝者である柴田さんのおかげで感じることができました。

自己発信コース生徒

2023年619日 桐輝祭

  今年は、桐輝祭と名前を変えた体育祭が行われました。自己発信コースは、クラス人数が少なく、体育部のナイスな案で4・5年が合同で競技に出させていただきました!去年作った萩組の旗を手に、応援するのですが生徒が競技に出かけると、クラスの応援席はもぬけの空になります... でも、萩ーずが一生懸命競技に向かっている姿を遠くから見ているのもなかなかおつなものです。4・5年の自己発信コースのクラス対抗リレーは惜しくも5位で入賞は逃しましたが、来年こそは3位入賞目指してリベンジです!
 来年は、中央に整列して凜々しい姿で自彊術を魅せてくれることでしょう!

担任

2023年5月30日 British Hills Day 3rd

 British Hillsも最終日となりました。しおりの感想でどれだけ沢山の気づきを得られたのか生徒達が表現してくれる事を楽しみに東京へ帰ります。コロナ禍で奪われた、集団生活の学びを沢山得られた事でしょう。もちろん、言語ツールとしての英語への意欲もますますアップし、授業にも前のめりに参加してくれることと思います。そこにしかない経験ができたBritish Hillsに別れを告げて、成長を遂げる高校2年生に期待!
「May I check-out please?」

∈( ⊙________ ⊙)∋ケロケロ

2023年529日 British Hills Day 2nd

 本日のBritish Hillsは小雨。新緑香る、しっとりとした朝です。霧も出ていて雰囲気はバッチリ!髪の毛がウェーブがかっているのはおいといて... 元気よくBuffet Breakfastへ!朝からおいしい料理を食べて元気いっぱい!今日も一日頑張りましょう!
 本日午前中は、Introduction to Debateです。ディベートの題材はスマートフォンの所持年齢や動物実験についてです。昨年のJ-Skillで学んだ、ディスカッションの基礎「立場表明」をうまく英語に昇華することができたかな?
 午後は、Calligraphy(専用のペンできれいなアルファベットを書く講座)とSnooker(イギリスで大人気にキュースポーツ)に分かれてLet's try !

∈( ⊙________ ⊙)∋ケロケロ

2023年5月28日 British Hills Day 1st

 ついにやってきた。パスポートのいらない英国(British Hills)。生徒それぞれが、様々な思いを持って過ごすその様子を間近で見られることを心待ちにしていました。到着早々、マナーハウス前で写真をパチリ!みんないい笑顔で、これからの活動が有意義になる期待感MAXです。
 Buffet Lunchの後は、Check-in Orientationです。自分の部屋の鍵を受け取り、British Hillsのローブをまとったら、いざレッスン!Survival Englishで3日間の英語生活へ助走をとります。半日で頭を英語に切り替えいざ明日へ!生徒の明るい笑い声とともにBritish Hillsの夜は更ける。

∈( ⊙________ ⊙)∋ケロケロ

2023年4月11日 オリエンテーション4日目

 先日のWSで話し合った、各グループごとのクラス目標が完成! 改めて去年の物と比較すると、「言語化」「自己管理」「客観視」など知らず知らずに萩ーずが大事にしている言葉が浮かび上がってきて高校2年生らしい言葉の数々に担任も感服です。少しずつではあるけれど、経験から来る先の見通しを持てるようになっているのかも知れませんね。
 また、本日は練りに練った「Welcome to 自己発信コース」を1限に行ないました。当初はどうなることかと思った会ですが、蓋を開けてびっくり。やっぱすごいぞ5年生! 会の進行もさることながら、教室レイアウトから写真撮影の段取りまで!今年度は沢山期待を上回る行いをしてくれるのだと感じさせてくれます。
 その後の2・3限は、J-lab.担当者で教室デザインWSを実施しました。4年生の様子を見て微笑ましくもなりながら、うかうかしているとあっという間に抜かれそう... 頑張れ5年生!

担任

2023年4月12日 オリエンテーション2日目

 本日は、クラス運営WS、そして新4年生を対象としたWelcome to自己発信コースオリエンテーション企画会を実施しました。昨年を振り返った今年の新規クラス目標の作成しつつ、これから始まる縦のつながりに期待を膨らませながら活動する新5年のお姉さんたちはなんだか頼もしい雰囲気が... そんな中、クラスの中で出た意見として、「私たちは去年すごく不安だった...そんな不安を解消してあげたい!」そんな願いとともにレクリエーションと対談会?(お悩み相談会?)を現在企画中です。自分たちの経験を踏まえて、次の代に還元するとは... 担任の居ぬところで生徒はすくすくと成長するのだとしみじみ思う今日この頃でした。

担任

2023年4月11日 オリエンテーション期間スタート

 さぁ始まりました。2023年度オリエンテーション期間。高校2年生はオリエンテーション期間でやりたいWSが盛りだくさんです。
 今年の大テーマは「自律」です。前年度は、十文字高校の生徒になるために沢山の時間と経験を積み上げてきました。昨年見えてきた「自己」を発信すべく、先を見通して計画を据え、試行錯誤を繰り返しながら前向きにすすめ!まずは手始めに、担任からのグランドルールを。
 また、今年度からは個人探究が本格始動!誰かに発信するためにはまず「深く知る」ことが大前提!ということで、春休みに進めた<ミニ探究①>発表会を行ないました。萩ーずは私たちの予想を上回る深い発表をクラス内で共有してくれました。生まれ変わったのかな...?

担任

2023年4月8日 第一学期始業式

 コース制が2022年度にスタートし、気がつけば一年が経過しました。
一年間、探り探りで道なき道を進んできた1期生もチャレンジの2年目が始まりましす。
 大きく変わるのは、自己発信コースに初の後輩が誕生し、学年が2学年にまたがることですね。2学年になっていろいろな学校生活にチームで挑むことも増えたり、縦のつながりができて互いに相乗効果をもたらすのではないかと期待に胸が膨らみます。
 今年度も彼女たちは、どんな成長を見せてくれるのか楽しみです!

担任

2023年324日 2022年度おしまい!

 桜の花も早すぎる満開を迎え、2022年度も終業式を迎えることができました。今年度は、辛さを感じる余裕もなく新しことに挑戦し続けた日々でしたね。これまで見てきたクラスとは一線を画す、主体的な学びの土壌ができつつあります。
 生徒たちがこの一年間で、肥やした土壌の上に十人十色の花々を咲かせてくれることを願っています。来年も挑戦だ!(あ。来年こそは、見通しを持つ癖を担任共々持ちましょうね。)

担任

2023年3月21日 100周年記念!巣鴨-新座walk

 本校創立100周年の記念イベント!巣鴨-新座walkが行なわれました!自己発信コースのうち運動部の数名は部活動単位で参加し、見事20kmを踏破しました!チームメイトとなんてことの無い話をしながら沢山歩くのもいい経験になったのではないでしょうか。
 光が丘あたりの公園でお昼休憩をしていると、WBCで日本が勝利した!なんて話が舞い込んできました。すると公園の見知らぬ人たちを巻き込んで沢山の拍手が起こり、スポーツって本当にいろいろなところで新しい『輪』を作っているのだなぁと感じさせられました。
 この、巣鴨-新座walkでも新しい十文字の『輪』が広がっているといいな!

20km歩いたおじさん