自己発信コースの英語授業は、目的に応じた2つのクラスで構成されています。
English Communication (EC)は、ネイティブ講師によるイマージョン形式の授業です。英語の環境に浸りながら、実践的な活動を通して発信力と適応力を育みます。
論理表現の授業では、ネイティブ講師と日本人教員のティームティーチングで、文法や英検対策を中心に学びます。英語の基礎をしっかり固めながら、論理的に考えを整理し、正確に表現する力を育てます
ECでは、英語を「行動のためのツール」として使いこなすことを目指します。さまざまな課題を通して、予想外の状況にも対応できる“適応力”を育てます。
英語で自作の企業ロゴを説明
英語で俳句を作成・発表
社会問題や身近なテーマなど、多様な分野を英語でリサーチ
商品のデザインと魅力を英語でプレゼン
模擬TED風プレゼンテーション(講堂の大型スクリーンを活用)
英語を使ったグループディスカッションやインタビューテスト など
ECの目標は、英語 × 多分野(営業、マーケティング、論理的思考など)で応用できるスキルを養成することです。
論理表現では会話・プレゼンテーション・ライティングなど、自分の考えを英語で伝える活動に多く取り組むことで、自信を持って英語を使える力を育てていきます。文法や語彙といった基礎事項も丁寧に指導し、発信力と正確さの両方をバランスよく養います。
英検対策にも力を入れており、特にライティング指導には十分な時間をかけて取り組みます。また、二次試験(スピーキング)に向けての個別練習も実施しており、目標に向けた学習をきめ細かくサポートします。
こうした学習成果は、日々の活動やテストを通して総合的に評価します。ネイティブ教員とのインタビュー、レポート、筆記テストなど、多様な取り組みが成績に反映されます。
自己発信コースでは、各学年でさまざな体験型プログラムを用意しています。
高1:ブリティッシュヒルズ英語研修/イギリスやオーストラリアで人気のスポーツ体験
高2:ブリティッシュヒルズ英語研修/アンザックビスケットの調理実習/台湾の姉妹校訪問(修学旅行)
高3:英語ニュース番組の作成/個人探求の英語要旨作成とスピーチ
自己発信コースの英語クラスで特に印象に残っているのは、高校2年生のときに行った模擬Tedスピーチです。自分の好きなテーマでスライドを作り、英語で発表するこのプログラムは、私にとって初めての本格的な英語プレゼンでした。原稿の暗記やスライド作成、繰り返しのリハーサルなど、準備に力を入れたことで、自信を持って発表でき、英語へのモチベーションも高まりました。聴いている人が楽しめるように工夫したことで、プレゼン力も大きく伸びたと感じています。 このような貴重な経験は、自己発信コースに所属していなければできなかったと思っています。
自己発信コースの英語クラスは、英語を実際に使って学びたい人にとても向いていると思います。一般的な文法中心の授業とは違い、話す・聞く・読む・書くの四技能をバランスよく身につけながら、先生やクラスメイトと英語でコミュニケーションを取りながら学ぶことができます。授業では、外部試験対策として過去問に取り組んだり、スピーキング練習としてクラスメイトと質問し合ったりする活動もあり、実践的な力が自然と伸びていきます。小テストも最小限で、週に一度の単語テストが中心ですが、スピーチやディスカッションを通して評価されることが多く、実際に英語を使って人と関わるためのスキルを高められる授業内容になっています。