スライドルーフ更新
2023年8月22日
4トントラック到着
予定通りの18時前
ルーフの下半分が届いたようだ。
タイムラプスカメラを設置
作業開始前に出勤する自信がまったくないので前夜からタイムラプス撮影を開始。
残存スライドルーフの屋根にbrinno TLC2000(理学部長から借りた)を設置。
5秒インターバル
30 fps
Twilightモード
2023年8月23日
午前8時頃より50トンクレーン車が到着予定。おそらくそのスケジュール通りに始まったと思われる。屋根を載せた大型トラックが新たに到着していた。
資材、ルーフ壁の半分、ルーフ壁の残り半分、屋根の片側、屋根のもう片側の順にクレーンで引き上げられた。最後に残った屋根は一旦地面に置かれ、トラックを開放する流れだった。トラックは10時半ごろには帰路についた。新潟へ抜けて下道で大阪まで帰るとのこと。。
地上からはiPhoneのタイムラプス機能で撮影した。
計画より順調に進行し、ほぼ修了したため工期短縮になった。クレーン車も2日間出動予定だったがこの日で終わりとなった。
資材の釣り上げ中
ドームを超えて
屋根の釣り上げ作業
iPhoneにトンボが…
屋上カメラのタイムラプス
ルーフ壁の釣り上げ作業
ルーフ屋根の釣り上げ作業
クレーン車の撤収作業
クレーン車の撤収作業
ほぼ完成?
換気扇
屋外コンセント
雨センサ
2023年8月24日
午前11時、まだ仕上げ作業中ではあったが、施設部職員とともに全体の説明を受けた。13時頃工事完了見込みとのこと。本当の最終確認は施設部で対応。
紙のマニュアル2部、屋根開閉アプリインストーラ(+マニュアルPDF)の入ったUSBメモリを受け取った。
屋根全開時
照明と換気扇
教わったこと・相談したこと
室内電源コンセント4箇所、外壁の屋外コンセント1箇所の通電を確認。
左右の屋根を独立に動かすことができる。両方同時に動かすこともできる。
屋根の曲率が大きめで耐積雪仕様。1 m程度の積雪なら、閉状態では問題ない。積雪状態のまま屋根を開けすぎると危険。
換気扇があり24時間回すのが良かろう。
室内照明は調光機能あり。
エアコン設置の可能性、電源や室外機の仕様について。
全開状態、全閉状態になるとそれぞれの屋根に対してリミッタが入り、LEDがつく。これは常時確認したほうがよく、遠隔操作時もカメラ等で監視するべき
台風等が予想されるときは、屋根内側のトグルクランプを閉めておく。開放時は畳んでおかないと屋根全開時にモーターカバーに干渉する可能性があるので注意
「望遠鏡4台ぐらい置けますよ?」
雨センサの動作確認。すこし濡らすだけで閉モードに入る。閉まり始めたら途中で止められない。
雨センサのenable/disableスイッチを教わった。マニュアルにも記載あり。
一般公開時、人滞在運用時は切っておくのが良さそう。
少し出っ張っているので、とくに子供などが触らないように三角コーンでも置く
OFFにしているので、一般立ち入り中は目隠しの布などをかけておいても良いかもしれない、というアイデアをいただく。
ドアはストッパーがついているものの、強風で閉まることがあるので注意
ドアのキーは建物のマスターキー対応のため取替予定。
ドーム近くの避雷針が機能するはず。とは言え雷シーズンはブレーカを落とす等の対応が吉。
2023年8月30日
電源引き回し(この小屋を通ってもう1つの小屋に繋がっているライン)工事、イーサネットコンセント・非常通報設備設置工事、赤道儀固定用アンカー打ち工事実施。
2023年9月5日
火災報知器等、非常設備の設置完了。
2023年9月25-26日
エアコン設置工事。パイプ穴を開ける際にルーフ屋根と干渉するトラブルが発生。穴あけ位置は事前に図面で指定された位置に開けられていたが、壁面だけの図面で確認していたため、屋根の高さが考慮されていなかったことが直接の原因。
ルーフ業者に確認の上で対応を検討し、決めた。
2023年10月5日
エアコン設置工事が終了。破損した板金だけ後日交換の予定。
(撮影・施設担当職員M. S.)
2023年10月6日
赤道儀を設置、極軸合わせ、鏡筒の設置。ファースト(?)ライトは土星でした。