学校長より
学校長より
式辞
雪がほとんど降らなかった今シーズンの冬。そして立春をすぎてからの、寒波と大雪。そして、今日の雪。例年にない冬でした。でも、春は必ずめぐってきます。この早春の佳き日に、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席のもと、令和六年度の卒業証書授与式が挙行できますこと、この上もない喜びであり、厚くお礼申し上げます。
中学校三カ年の全課程を修了し、卒業証書を手にした二四四名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今、皆さんに手渡した卒業証書は、これまでの皆さんの小さな小さな積み重ねの証でもあります。下駄箱で靴をきちんとそろえて置く姿。掃除に一生懸命に取り組む姿。浅間中学校のよき伝統を行動で示してくれました。また、この卒業証書は皆さんのそばには、いつも支えてくれた仲間、家族、先生方がそっといてくれた証でもあります。今日はその方たちにぜひ、素直に「ありがとう」の言葉を表現してくださいね。成長を喜び合うとともに、きっと皆さんがさらに輝くことと思います。
卒業という節目にあたり、みなさんに伝えたい言葉があります。斎藤茂太さんの言葉です。精神科医であり、歌人の斎藤茂吉の子でもあります。
「焦らない。でも、あきらめない」
何かをするときは、結果がすぐに出るわけではありません。そのときに、焦ったり諦めたりする気持ちになることもあるでしょう。悩むときもあると思います。何かの問題や壁にぶつかることもあるでしょう。
そんなときに、思い出してください。「焦らない。でも、あきらめない」肩の力を抜いて、でも、ほんの少しでいいので前へ進もうとしてください。「焦らない。でも、あきらめない」
保護者の皆様、お子様が本日立派に浅間中学校を卒業されますこと、心からお祝い申し上げます。また、これまでの本校の教育活動へのご理解とご協力に深く感謝申し上げます。世界では、紛争や戦争があり、国内では、災害も毎年のように発生し、本当に予測困難な時代であります。これからのお子様の道のりも、山あり谷ありの道のりでしょう。ぜひこれからもあたたかいお支えと励まし、ご指導をよろしくお願いいたします。
卒業生のみなさん、「カーブ定規」を思い出してください。あなた自身のものさしを持って、学校教育目標「情操高く 知は深く」を胸に、人生を歩んでいって下さい。
結びに、ご来賓の皆さま、保護者の皆さま、在校生の皆さんとともに、卒業生の未来に幸多からんことをお祈り申し上げ、式辞といたします。
令和七年三月十九日
佐久市立浅間中学校
校長 宮島卓朗
3学期は48日の登校日でした。あっという間の3学期だったでしょうか。3つお話します。
一つ目。「たった」48日間でしょうか?48日間「も」でしょうか。48日間と言っても、いろいろなことがあっただろうし、いろいろなことを感じたことと思います。いいこともあれば、いやなこともあったかもしれません。同じような日々が続いたかもしれません。でも、その一日一日が、どんな一日であろうと、「成長」なんだろうなと思います。例えば、毎日掃除をしています。(膝をつき、ぞうきんがけをする生徒の写真)当たり前のことを当たり前にすることが、成長につながります。下駄箱のくつをちょっと揃える。(靴がそろった下駄箱の写真)成長していないと思っていても、成長しているのです。さあ、どんな48日間でしたか。
二つ目。三学期始業式に「次の扉を自分で開く」という話をしました。また、YouTube限定配信では「自分のハンドルを自分で操作する」という話をしました。この三学期、そういった姿がたくさんありました。(3年生の卒探を聞く2年生の写真。小学校6年生に地域探究の話をする1年生の写真)三学期、自分で次の扉を開くこと、自分のハンドルを自分で操作することが意識できたのではないかなと思います。
三つ目。そんなすてきな皆さんにお願いです。「創造力」と「想像力」です。(三送会の写真。オリジナルアニメ、ミニマジックショーの写真)「創造力」は人生を豊かに楽しくします。(カーブ定規の写真、玄関前に活けられた梅ののつぼみの写真)「何に使うのかな」「他にもあるかな」「いつ咲くのかな」「そのときはどんな時期なのかな」など「想像力」は人生を豊かに温かくします。ぜひ、「創造力」と「想像力」を大切にしていってください。
明日は卒業式です。3年生とよき別れの日を迎えたいと思います。そして、4月、それぞれの場所でよき出会いをして欲しいと思います。春休み中、「春休みの生活について」にあるように、交通安全、SNSトラブルなど、十分に注意してください。そして何か困ったことがあったら、相談してくださいね。
○先生紹介 (楽器演奏。背広を着ている理科の先生。)
○つぶやき
みなさんこんにちは。第15回のYouTube限定配信です。いつもご覧になっていただきありがとうございます。今回も3つ、つぶやきます。
一つ目。橋本佐内の「稚心を去れ」という言葉です。この「啓発録」(講談社学術文庫を示す)という橋本佐内が15歳のときに書いた文章に書かれている言葉です。「稚心」とは、幼い心、甘えた心を言います。ここで皆さんに問います。
「みなさんにとって、『稚心』とはなんですか」
どうでしょう。私にとって「稚心」とは、「何かやろうとするときに、後回しにする理由を考える心」「人をうらやむ心」「人のせいにする心」などだなと感じています。私も自分自身の「稚心」を去るよう心がけていきたいと思います。
二つ目。卒探(卒業探究)を見ていて思うことです。卒探は、それぞれの「問い」をもとに、それぞれの進め方で、それぞれのアウトプットをしていきました。与えられてものを行うわけではない。すでにあるレールの上を動いているわけでもありませんでした。まさに、自分の「学び」のハンドルを自分で操作しています。「学びの自走者」と言えます。これは、生活でも同じです。自分で選択し、決定し、行動し、責任を取る。自分のハンドルは、自分で操作しなければいけません。「卒探」を楽しんでいる生徒さんの姿から、とても大切なことを感じさせてもらいました。
三つ目は、今年度続けて紹介している「思考の整理学」(外山滋比古 ちくま文庫)の最終章「コンピューター」です。「記憶と再生を中心」にしてきた学校教育が、コンピューターにできないこと、人間が人間らしくあるために「創造性」を大切にできるか、と問うています。この本が1983年に書かれていることを意識しないといけません。グライダー人間でなく、飛行機人間を。ということは本の前半に書かれていましたね。「自分のハンドル」の話とつながると思います。40年以上も前の言葉を、改めて問い直していきたいです。
さて、本年度のYouTube限定配信も今回が最終回です。令和7年度に向け、特に3年生は新たな一歩を踏み出していきます。「情操高く 知は深く」のように、自信をもって新しい世界に飛び込んでいってください。
このスライドにあるように、現在校舎増築中です。来年度は840名ほどの生徒数となります。そんな浅間中学校で大事にしているもの、いつも伝えていることなどをお伝えします。
いつも伝えていることの一つ目は、学校教育目標「情操高く 知は深く」です。この姿ってどういう姿なのか、いつも意識してほしいと思っています。「カーブ定規」というものを浅間中生はみんな知っています。曲がっている定規に意味がある、価値がある。生徒さん一人ひとりも同じ。そんなすてきな自分、すてきな友だちを大切にしてほしいと伝えています。
二つ目は、「基本的な生活姿勢」です。靴ぞろえやそうじを大切にしています。
三つめは、「日常授業の充実」です。教師から教わることはもちろん、自分から説明したり、共に学び合ったりすることを大事にしています。
四つ目は、「自分の『問い』や『好き』をとことん探究する」ということです。特に今年は、アウトプットとフィードバックに焦点をあててきました。「卒探」を行った3年生の考案した安養寺みそコロッケが市内の学校の給食に提供されることとなりました。
これらのことは、浅間中学校区の小学校と共に取り組んでいますので、小学校でも大事に取り組んでいることです。
五つ目は、「SOSを出そう」ということ。SOSを出すことは恥ずかしいことではありません。大事なチカラなんだよ、と伝えています。
最後に、今年度の入学式の式辞の中の原稿をスライドで紹介しますので、お読みください。
「昨今、浅間中のみならず多くの学 校で、SNS等でのトラブルが数多く発生しています。使用時間や使用場所のルール作りを親子で行って ください。また、ペアレンタルコントロールもお子さんと話し合って、活用してください。 学校でも年4回ほど学習会は行います。実際の使用に関しましては、保護者の責任の下、よろしくお願いします。ネットの問題は、心の問題でもあります。自分で自分をコントロール できるように、自分も友だちも大切にできるように、よろしくお願いします。」
残りの小学校生活を十分に楽しみ、大切にして、みなさんのお子さんが、浅間中学校に入学してくることを心待ちにしています。本校ホームページもどうぞご覧ください。浅間中学校の様子が伝わると思います。
2025年、令和7年の浅間中学校の初日を、全校でむかえられることいつも思うのですが本当にうれしく思います。みなさんにとって、どんな令和7年にしたいですか。どんな令和6年度の3学期にしたいですか。
3つお話しします。
1つ目は、この冬に読んだ本からです。伊予原新さんの「宙わたる教室」(文藝春秋 2023)です。ドラマ化もされて知っている人も多いでしょう。主人公の教師 藤竹の言葉を紹介します。
「自分の将来を、一本道のように見通せる人はいません。誰しも、いるのはいつも窓のない部屋で、目の前には扉がいくつもある。とにかくそれを一つ選んで開けてみると、またそこは小さな部屋で、扉がある。人生はその連続でしかない。」
「正解の扉などというものは、たぶんありません。入った部屋で偶然に誰かと出会い、あれこれ手を動かしてみて、次の扉をえいやと選ぶだけです。」
自分の道を見通せる人はいないし、正解の扉もない。窓のない部屋の中で、自分の選んだ扉をえいやっと開けていく、その繰り返しというのです。その選ぶ際に、様々なな「ひと」や「もの」「こと」と出会い、豊かに、そして楽しく自分の扉を選んでほしいと思いました。
2つ目は、その「次の扉を自分で開く」ということです。3年生は受験のときとなりました。自分の扉を開くのですから、人と比べる必要もありません。「あせらず、あわてず、あきらめず」受験勉強も、「情操高く 知は深く」の学校教育目標のように。そして、2年生は1月20日の3年生の卒探(そつたん)のアウトプットに、フィードバックをする場があります。1年生は、1月21日に新入生に地域学習のアウトプットをする場があります。そのほか、日常の生活も、生徒会も、部活動も、自分で次の自分の扉を開けてほしいと思います。
最後に、三学期のお願いです。いつも言っていますが、この浅間中で出会えることは偶然ですが、奇跡のようなもの。自分を、周りを、そして毎日を大切にしてください。そして、困ったことがあったらSOSをだしましょう。
みなさんにとって、よい三学期に、よい令和7年になることを願っています。
2学期の最後の日をライブ配信で観てもらっている生徒もふくめ、全校でむかえられることいつも思うのですが本当にうれしく思います。みなさんにとって、どんな2学期でしたか。
3つお話しします。
1つめは、創立64年目を迎えた伝統ある浅間中学校の記念すべき1年になったということです。11月に3年生が「卒業探究」(そつたん)の中間発表としてアウトプットとフィードバックを行いました。また、先週には浅間中学校区の5校が合同で「チャトランデー」を行いました。400名ほどの参加者(小学生、中学生、高校生、教員、地域の方々、保護者)がアウトプットとフィードバックを行いました。さながら学会発表のよう。「そつたん」も「チャトランデー」も、自分の「なぜ」や「楽しい」を大切に、とことん追求してきたことを語り合う場でした。新しい「学校」の在り方や新しい「学び」について考える貴重な会でした。
二つ目は、「楽しい」という言葉です。令和7年度の生徒会長さんも選挙公約で「楽しいが広がる学校」と言っていました。この「楽しい」の質や中身を考えていきたいということです。広辞苑によると、「楽しい」には2つの意味があります。一般的には愉快な気分を表す「楽しい」。もう一つ、「豊かである、富んでいる」という意味もあるのです。ワハハと笑う楽しさも大事にしてほしいのですが、物事や心が「豊かになる」という「楽しい」も大切にしていきたいと思っています。もしかしたら、挨拶やくつぞろえ、そうじなども、豊かになるという意味で「楽しい」ことなのかもしれませんね。
3つめは、冬休み中のお願いです。特に3年生は勝負の休みです。勉強、勉強で寂しいと思わずに、慌てず、焦らず、諦めず、集中して取り組んでください。また、SNS講座でも考え合ったように、被害者にも加害者にもならない冬休みにしてください。冬休み中も困ったことがあったらSOSをだしましょう。生徒手帳や学校便りに相談機関が記載されています。
交通事故やSNSのトラブル、雪の事故などに気をつけて、令和7年1月8日に笑顔で会えることを願っています。
2学期の始まりの日をライブ配信で観てもらっている生徒もふくめ、全校でむかえられること本当にうれしく思います。1学期終業式に「笑顔で再会できることを願っています」と伝えました。この再会に本当に感謝です。8月7日の新聞の記事では、パレスチナのガザ地区で児童・生徒の犠牲が1万人になったとありました。日本は戦後79年。また、毎日のように交通事故や水の事故の報道もあります。この再会に感謝しつつ、だからこそ、自分を、周りを大切にしていってほしいと思います。
一つ目。夏休み中、全中の柔道大会が佐久で行われ、ボランティアでお手伝いしてくれた生徒の皆さんがいます。浅間中生の取組に、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。また、合唱部や吹奏楽部のコンクールや北信越大会の参加など、部活動もがんばりましたね。美化委員会を中心に、花壇の水くれや草取りも、本当にすばらしかった。令和6年の夏は、これをがんばったというものがあればいいなと思います。さらに、家庭学習はどうだったでしょうか。これからも、自分から学ぶということを意識していってください。
二つ目。パリオリンピックで中高生の活躍は皆さんも見たことでしょう。吉沢恋さんは「自分自身と闘った。その努力と皆さんの応援があったからこそここまでこられた」と言っています。ぜひ、自分の課題に努力し、挑戦していってください。
三つ目は、二学期に意識してほしい事です。それは、個人でも、浅間中でも楽しむ、ということです。浅岳祭も9月27日、28日にあります。卒業探究(3年)・地域キャリア探究(2年)・地域探究(1年)もあります。ぜひ、個人でも楽しみながら取り組み、互いのよさを認め合い、全体でも楽しみ合いたいと願っています。それは、いつも言っているカーブ定規の話と一緒です。そして、困ったことがあったらSOSを出すことも大切です。
さあ、すてきな二学期になりそうですね。みなさんの二学期がそうなることを願っています。
1学期の最後の日をライブ配信で観てもらっている生徒もふくめ、全校でむかえられること本当にうれしく思います。みなさんにとって、どんな1学期でしたか。3つお話しします。1つめは、1学期の浅間中生の素敵な姿です。学年ごと紹介します。(写真を紹介) それぞれの学年が、自分らしく、思考し、行動していることがわかります。また、そうじやくつぞろえも、大変素晴らしい。1日の10分の清掃の時間、靴を揃える一瞬の時で、自分自身をさらに磨くことができます。 2つめは、探究的な学びの様子です。先ほどの総合的な学習の時間もそうですし、日常の授業もそう。フリーラーニングデーの取り組みも探究的です。自分で問いを立て、友や教材、自分自身と対話しながら、自ら学ぶ姿がありました。夏休みの家庭学習も、YouTube限定配信でも話したように、選択式にし、自分の必要なもの、やりたいものに取り組みやすいようにしています。どんな家庭学習になるか、楽しみにしています。 3つめは、夏休み中のお願いです。「継続は力なり」後でやろうと思わず、毎日コツコツと続けることを意識してみてください。きっと後で、大きなチカラとなります。また、「朝活」を意識してみてください。涼しい朝に、挑戦してみたいことをやってみましょう!そして、夏休み中も安全には十分気をつけてください。夏休み中も困ったことがあったらSOSをだしましょう。生徒手帳や学校便りに相談機関が記載されています。 交通事故やSNSのトラブル、水の事故などに気をつけて、8月26日に笑顔で会えることを願っています。
人権教育講演会での校長講話を掲載します。
皆さんに質問です。「殴られても、蹴られてもいないのに、痛いって感じるもの」は何だと思う?(生徒同士で対話) (2年生発言)言葉だと思います。言葉によって、傷ついたり、悲しくなったりするからです。
そうですね。このような言葉、例えば「まじウザい」「ムカつく」「死ね」「バカ」など、時に相手を傷つけてしまいます。昨年度も紹介した「ことばのかたち」(おーなり由子/講談社)を紹介します。大事なことなので、毎年話します。
「ことば」が目に見えたら、どんなかたちをしているでしょう。 「うつくしいことば」はどんなかたちだろう? 「だれかを傷つけることばが針のかたちをしているとしたら」?
(「目のまえでつきささる針」の挿絵を紹介)(「こわっ」「いやだ」「針よりもとがっているかも」などの生徒のつぶやき) 自分の発することばのかたちはどうですか?美しい花のかたちですか?針や釘、ナイフのかたちでしょうか?ことばの使い方を意識してください。それが、人権を認め合うことにつながると思うのです。
いじめは絶対に許されません。これは「浅間中学校 いじめ防止・対応マニュアル」です。このいじめ防止基本方針に則って、学校はいじめに対応していきます。また、先生たちも暴言や体罰を根絶します。このような校内ルールがあり、ホームページでも公開されています。
「カーブ定規」でいつも話しているように、ちがっていい、ちがうからいいのです。この折り紙の鶴の写真。2年生のある教室の写真です。大きさも、色も、形も、向きもちがっています。だからいい。それぞれがいい。
日常的に人権意識は高く持っていきますが、この人権教育旬間中は改めて見つめ直してみてください。
部活動発足会での校長の願いを掲載します。 1年生も含めて、いよいよ正式に令和6年度の部活動が発足しました。3つお話しします。 一つ目。浅間中の部活動の目標の「自分に克つ」について。勝負という言葉のとおり、勝つときもあれば負けるときもある。いつも勝てるわけじゃない。負けてしまうときもある。でも、「自分に克つ」は、勝ち負け以上のものだと思うのです。「自分に克つ」の反対の言葉は、「自分に負ける」じゃないからです。なんでしょうか。ぜひ、自分に「克つ」とはなにか考えながら、精一杯に部活動に取り組んでください。 二つ目は、目標の「共に高め合う」です。自分だけ高めればいいんじゃない、うまくなればいいんじゃない。この仲間と、このチームで、どう共に高め合うか。もしかしたらそこに、「自分に克つ」もあるかもしれません。 最後三つ目。大会やコンクール後は、賞状伝達を行います。ぜひ、「自分に克った」「共に高め合った」輝かしい賞状を伝達させてくださいね。 皆さんの頑張りと活躍を期待しています。
参観日に行われた校長のつぶやき(校長講話)の資料を掲載します。浅間中生のよき成長のため、浅間中を共に創っていきましょう。よろしくお願いします。
1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。2,3年生のみなさんは、ご進級おめでとうございます。とてもうれしいことです。この入学や進級は、当たり前のことかもしれまえんが、実は、奇跡だと思っています。ですから、この奇跡に感謝して、「どうせ私なんか・・・」などと思わずに、「こんなことがんばってみようかな」とスタートを切ってください。
校長のきになるもの・ことを紹介します。みじんこ・やまたいこく・じんぎすかん・まじ、ウザイは嫌いな言葉です。(細かな説明は省略)
三つつぶやきます。
一つ目。入学式の式辞でも話しました。昨年度も何回も話しましたが、困ったことがあったらSOSを出そう、ということです。SOSを発信することは、恥ずかしい事じゃない。大事な能力、チカラなのです。中学校には、「相談窓口」の先生方やスクールカウンセラーがおりますが、学校中のどの先生でもかまいません。また、生徒手帳には相談できる機関が書かれていますので、活用してください。
二つ目。令和6年度の浅間中学校のグランドデザインです。昨年度、先生方で検討し、生徒の皆さんや保護者の皆さんからも意見をもらって作成しました。学校教育目標「情操高く 知は深く」とは、複雑で高次な感情である「情操」をさらに高くしていこう、知ることを深くしていこう、というもの。これからの時代に、まさに必要なチカラです。
そのために「取り組みます!取り組みましょう!」として、本年度取り組んでいくことが書かれています。左の方に関してのキーワードは「探究」です。自分の問いや学びたいことを、どんどんと考えたり、取り組んだりしてください。右の方に関してのキーワードは「参加と表明」です。様々な活動で、自分から参加し考えを表明していってください。中心となるのは、「あたたかな関係性」です。生徒の皆さん同士、生徒さんと先生などなど、あたたかな関係のなかで、様々な活動を進めていきましょう。
自分の考えを表明するということは、3月の県立高校後期学力検査問題でも出されています。生活でも学習でも、大切になってきます。
三つ目。これは何でしょう。そうです。カーブ定規です。人ひとりに大切な個性があり、役割があります。だから、そんなすてきな自分を大切にしていってください。同じように、周りの友だちも大切にしていってください。
これは昨年度の写真です。掃除やくつぞろえがしっかりとできる浅間中生。学び合いや教え合いができる浅間中生。令和6年度の皆さんの活躍に、今からわくわくしています。
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