「自立した学習者」育成のための授業改善4つの取組を充実させるためには、子供たち一人ひとりの学びと成長を支援し、心理的安 全性のある学習環境を整えることが重要です。そのため、以下に示す生徒指導実践上の4つのポイントを日頃から意識することが求められます。 これらのポイントを実践する際は、「教員が学習指導と生徒指導の専門性を合わせ持つ」(「生徒指導提要」P46)という 日本型教育の強みを活かすとともに、本県がこれまで取り組んできた「支持的風土の醸成」を活かした授業づくりを心がけましょう。
「授業は全ての児童生徒を対象とした発達支持的生徒指導の場となります。教科の指導と 生徒指導を一体化させた授業づくりは、生徒指導の実践上の視点である、自己存在感の感受、共感的な人間関係の育成、自己決定の場の提供、安全・安心な風土の醸成を意識した実践に他なりません」(『生徒指導提要』P46)とした「教科の指導と生徒指導の一体化」は授業づくりの参考になります。