教室にいる多様な子供たちを誰一人取り残すことなく育成し、子供たちの多様な個性を最大限に引き出すためには、「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし、更にその成果を「個別最適な学び」に還元するなど、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を通して、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげていくことが大切です。
本答申では、従来の「日本型学校教育」の成果と強みを確認すると同時に、その課題も明らかにしています。「個別最適な学びと、協働的な学びの実現」を軸に、「日本型学校教育」を「令和の日本型学校教育」へブラッシュアップするための必要な改革の内容等が整理されています。
学習指導要領に基づいた児童生徒の資質・能力の育成に向けて、ICTを最大限活用し、これまで以上に「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげるとともに、カリキュラム・マネジメントの取組を一層進めるに当たり、留意することが重要と考えられる内容が、学習指導要領の総則の構成に沿ってまとめられています。
文部科学省初等中等教育局教育課程課が運営する公式note*で、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を図る授業づくりのための基本的な考え方や具体的な取組について、【基本編】【実践編】あわせて15本の記事で紹介されています。
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