第31回 脳機能とリハビリテーション研究会学術集会
大会長 高杉 潤
東都大学 幕張ヒューマンケア学部 教授
第31回学術集会は、「知の循環-広がり、深まり、繋がる“発表の魅力”」をテーマに掲げました。知識を深めるためにはアウトプットが重要であり、学会などでの発表はその中心的な役割を担うと考えています。発表を通じて得られた情報は多くの参加者と共有され、そこから新たな広がりや繋がりが生まれることで、知の好循環が生まれます。
当研究会の理念の一つとして、一般演題を重要視しております。その意味でも、今回の一般演題数が過去最多となり、臨床研究、基礎研究ともに興味深い演題が多数寄せられたことを大変嬉しく思います。是非とも熱いディスカッションを重ね、情報交換し、参加者同士の交流を深めていただけると幸いです。
特別講演では、歩行発現の神経メカニズム研究の第一人者である西丸広史 先生をお招きし、ご講演をいただきます。また、シンポジウムでは「臨床でのやりがいを考える」と題し、現場の第一線で活躍する若手の皆さまに、昨今の厳しい医療業界に対して活路を見出すためのヒントやエッセンスを熱く語っていただきます。
本学術集会は気軽に参加しやすく、多くの学びや気づきにつながることを目指しています。会場である東都大学幕張キャンパスは、首都圏からの公共交通機関のアクセスも良く、多数の商業施設も近隣にございます。有意義な学術集会となるようスタッフ一同、万全の準備をして、皆さまのご参加をお待ちしております。