UVアーテルS

油分残渣・繊維ホコリはこの目で見える!

洗浄後の油分残渣は人の目に見えないことが多く後工程のコーティングや接着、組立に影響を与える場合があります。製造現場で使用される油分には発光の元となる蛍光物質が含まれていることが多く、UVアーテルSを照射することで製品に残っていた油分が発光し、目で見ることができます。残留油分測定を外部へ委託することなく、自社における洗浄現場での品質改善の管理ツールとしてご使用いただけます。

※指紋やサラダ油等は発光しないため、目で見ることはできません。

塗装・印刷・フィルム・精密組立等の工程において、非常に多い不良の一つに外観不良があげられます。原因は素材面に付着したゴミ・異物です。中でも繊維ホコリは作業上で発生している可能性があります。UVアーテルは指向性の高いUV直進光を利用し、曲面上、凹凸面上でも繊維ホコリを可視化することができるUVライトです。クリーンチェックライトシリーズ商品と併用することにより、様々な粗大粒子や素材に対応できるようになります。

UVアーテルSとは

UVアーテルS=ブラックライトです。紫外線を放射するライトです。ブラックライトの光自体は人間の目にはほとんど見えませんが、ブラックライトを照射した物体はその中に含まれる蛍光体だけが発光するため、偽造防止印刷や紫外線硬化用途に使われるほか、視覚効果の一種としても用いられます。

製造現場で使用される加工油などには発光の元となる蛍光体が含まれている物が多く、付着した加工油が洗浄工程で除去できていないと蛍光体が発光し人間の目に見えるようになります。また、製品に付着した繊維ゴミの発光にも効果を発揮します。

※全ての油分に蛍光物質が含まれているとは限りませんので、発光する物質であるか事前にご確認下さい。

※発光しない例:指紋、皮脂、シリコーン油、フッ素系油、サラダ油、オリーブオイル 等

一般的なブラックライトとの違い

一般的なブラックライト

UVアーテルS

波長380nm以下の光は紫外線光と呼ばれ、目視では光を確認することができません。UVアーテルSは異物・油分の見える化に有効なピーク波長365nmUV LEDを採用し、さらに光学設計された蒸着レンズを使用することで、可視光などの無駄な波長をカット、ピーク波長365nmの短波長のみを照射します。可視光をほぼ含まないので他社UVライトと比較すると紫外線(紫色の発光)がよくわかります。

UVアーテルSを使用した見える化事例

水溶性切削油

油性切削油

油性プレス油

用途

■洗浄後の油分残渣の可視化

■異物(繊維ゴミ)混入検査

■機械装置のオイル漏れ検出

■自動車エアコンの冷却剤漏れ検査

■製品のゴミ・異物検査

■クリーンルーム清掃前後の塵ホコリ確認

仕様


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