なぜ見える?見える化の仕組み

見える化の仕組み

以下の二つの方法を用いて見える化を行います。

チンダル現象

チンダル現象とは、直進性の強い光が気中の浮遊粒子に当たり、光を散乱することによって道筋が光って見える現象です。

身近なところでは、木漏れ日や映画館の投影箇所、部屋の中に朝日が入ってきた際に、布団のホコリが舞って見えることと同じ現象です。

暗視野照明法

表面に対して水平に光を当てることで、表面からの反射光が目に入らず、尚且つ異物・粒子に当たった光が、元来た方向とは無関係にあらゆる方向に光を散乱(乱反射)し、光って見えることでコントラストがはっきりし、見えるようになる現象。光の入射角は0~15度がベスト。

光について

一般的に目視確認できる光の波長は概ね380nm~780nmと言われています。人間の目には「比視感度」という感覚があり、光の波長でいうと約555nm、色でいうと黄緑色(蛍光グリーン)が最も感度の高い色=最も見え易い色となります。波長380nm以下の光は紫外線光とよばれ、目視では光を確認することが出来ません。

比視感度とは:ヒトの目が光の各波長ごとの明るさを感じる強さ

グリーン光の効果性

クリーンチェックライトのグリーンシリーズは、光学レンズによりピーク波長555nm近傍のグリーン色光を照射しています。

異物の見える化では反射光を見ているため、グリーン光によって小さな異物もコントラストがはっきりし視認性がアップします。また紫外線領域(ブルーライト)を含まないため、長時間の使用をしていても目が疲れにくいという特徴があります。

白色光タイプ

グリーン光タイプ