2025年8月5日と7日、フィールドスタディIIの一環で、日豊本線と豊肥本線の沿線をめぐる視察を行いました
2025年8月5日と7日、フィールドスタディIIの一環で、日豊本線と豊肥本線の沿線をめぐる視察を行いました。今回のテーマは、アニメや漫画の舞台となった大分県内のエリアを訪れ、「聖地巡礼」がどのように行われているのかを学ぶことです。
まず訪れたのは、漫画家 夜宵草さん(大分県出身・在住)の作品『ReLIFE』の作中に登場する駅を視察しました。
最初に足を運んだのは、主人公にちなんだ名前がつけられた「海崎駅」。無人駅の静かな雰囲気と、正面に広がる太平洋セメントの工場に学生たちは驚いていました。その後、佐伯市内を散策し、日本文理大学付属高等学校、佐伯市平和祈念館・資料館、国木田独歩館などを訪問しました。特に国木田独歩館では、人気作品『文豪ストレイドッグス』とのコラボイベントが行われたこともあり、文学と現代作品の結びつきを実感できました。
つづいて、8月7日には、豊肥本線の 犬飼駅・朝地駅・玉来駅 を視察しました。なかでも犬飼駅は、本学出身の漫画家 若杉公徳さんの代表作『デトロイト・メタル・シティ』の舞台として知られています。
今回のフィールドスタディを通して、大分県内には アニメや漫画の聖地となる場所が数多く存在する ことを知りました。文化や観光の新しい形としての「聖地巡礼」の可能性を、実際の現地で感じ取ることができました。