2021年11月24日に豊後大野市緒方町で地域マネジメントコースの学生が放牧後の電柵撤去作業を行いました。

 2021年11月24日(水)に豊後大野市緒方町で地域マネジメントコースの学生が放牧後の電柵撤去作業を行いました。

 大分県では、2005年から牛を貸しだし放牧を支援するレンタカウ制度を開始し、耕作放棄地などへの放牧を促進しています。これは、農村部の高齢化や労働力不足のため、山が荒れ、害獣被害や景観保全が喫緊の課題になっています。

 放牧によって、人が里山に入ったり、牛が、雑草を食べることで見通しが良くなることから、イノシシなどの害獣が里山に近づきづらい環境を作瑠ことを目的としています。一方で、農家には放牧に慣れた牛がいないため、事故 や病気が心配など、耕作放棄地等へ牛の導入ができないという課題があります。そこで、大分県では、レンタカウ 制度を開始しました。

 今回の土地は、かぼすTVさんが担当され、いくつかのyoutube動画が公開されていますが、牛を返却したあとの牛が逃げないように設置した電気柵の撤去を豊肥振興局の職員2名と日本文理大学経営経済学部経営経済学科地域マネジメントコースの学生4名とで、手分けして撤去しました。

 とても険しい山を学生が一生懸命撤去しました。里山保全がどれほど大変なのかあらためて感じた活動でした。

牛を活用した里山づくりプロジェクト!