日時:令和5年7月24日(月) 9時20分~11時30分
会場:三重県立津西高等学校(オンライン併用)
○会長挨拶
中川剛会長(津西校長)から開会の挨拶
○研修
「データ分析の基礎:考え方とPythonによる実習」
講師 三重大学 名誉教授 奥村晴彦 様
データ分析にどのようなツールを利用するかというところから始め、仮説検定の実習や誤解の話題など、多岐に渡り講義いただいた。
また、外れ値についても誤解が多いことを指摘いただき、授業で取り扱う時にも注意が必要だと改めて感じた。
後半は共通テスト「情報Ⅰ」を話題に、こちらも注意すべきところを助言いただいた。
最後はChatGPTに代表されるLLMとAIについても少しご教示いただき研修を終えた。短い時間ではあったが、情報量は多く、有意義な研修会となった。
日時:令和5年9月4日(月) 14時10分~15時40分
場所:三重県立伊勢高等学校
内容:事前協議・公開授業・事後協議
○授業実施者
三重県立伊勢高等学校 情報科主幹教諭 古儀豊
○授業内容
普通科1年「情報Ⅰ」
単元「コンピュータのしくみ」
単元「コンピュータのしくみ」の導入部分について、漫画をきっかけにフリップフロップを論理回路シミュレータで体験することから、コンピュータのしくみの理解につなげる。
なお、事前協議及び事後協議は簡単な説明と質疑応答とすることで、短時間での開催となるよう考慮しています。
○日程
13時50分~14時10分 受付
14時10分~14時25分 事前協議(15分)
14時35分~15時20分 公開授業(45分)
15時30分~15時40分 事後協議(10分)
日時:令和5年12月5日(火)13時00分~16時40分
会場:三重県立津西高等学校 コンピュータ室(オンライン併用)
○講演1
「2025年度からの大学情報入試への対応について」
工学院大学附属中学校・高等学校 校長 中野由章 先生
2025年度入試より共通テストに「情報」が追加されることにより、各校による配点の違い、個別試験の実施など最新の入試動向を中心にお話しいただいた。
その他にも共通テスト用プログラム表記がよりPythonに近くなり、言語仕様や構文の知識を前提とする方向にシフトしおり、DNCLとは決定的に違うということや、高校の対応として、授業は入試のためのものではないということ、あくまで共通テストは高校卒業時に備えるべき教養であることなどをお話しいただいた。
さいごに、情報化教員としての心構えとして、「生徒とともに学ぶ」、「授業を楽しむ(先生が楽しむ)」、「失敗を恐れず挑戦」、「自己の成長のための研鑽」が大切だとご教授いただいた。
○報告
「全国高等学校情報教育研究大会」参加報告
三重県立久居高等学校教諭 紀平佳克
三重県立神戸高等学校教諭 山口健太
○講演2
「日経パソコン×専門誌×書籍の最新コンテンツでデジタル時代の学びを支えます~日経パソコンEdu」
日経メディアプロモーション中部本部ソリューショングループ 金子光二 様
デジタル時代の学びを支えるコンテンツとして「日経パソコンEdu」についてご紹介いただいた。共通テストに対応した解説、用語集、練習問題など幅広いコンテンツが授業や自学自習に活用できると感じた。
○講演3
「共通テストの傾向から考える「情報Ⅰ」の在り方」
ライフイズテック株式会社 白勢夕夏 様
高校「情報Ⅰ」に特化したWeb教材「ライフイズテックレッスン」についてご紹介いただいた。クラウド型のプログラミング実習環境、ワークショップ素材、小テスト、全教科書との対応表もあり、授業や自学自習に活用できると感じた。
○情報交換会
共通テストに向けた、各校の取り組みやどのような教材を使うかなど活発な意見交換が行われた。