学校案内

笠岡市立笠岡小学校の校長　高橋伸明です。
本校のホームページへアクセスしていただき，ありがとうございます。

笠岡小学校は1873年に「敬業校」として創立し今日に至る，歴史と伝統に支えられた学校です。さらに遡ると，寛政9年(1797年)に庶民のために開かれた教諭所「敬業館」の流れを汲む学び舎，という由来にもたどり着きます。

学校教育目標は「人間尊重の精神を重んじ，豊かな創造力とたくましい実践力をそなえた心身ともに健全な児童の育成に努める」ことです。これを踏まえて，学校経営目標は「学校教育目標の実現を目指し，仲間とともに挑戦し成長する，知・徳・体の調和のとれた児童の育成を図る」としています。

私の学校経営によってめざすところを一言で表現すると，子供達に「力をつける」ことを大切にしたい，ということです。子供によって，興味関心も違えば，得意なこと不得意なことも違います。でも，誰一人として「できないこと」「わからないこと」を望む子供はいません。私たち教職員は，一人一人に寄り添って，それぞれの子供にとって必要な「力をつける」ことを実現する，そのための指導・支援を行っています。

子供達が長い人生を歩む中で，たくましく成長し，幸せな生活を営むようになることは大変重要です。小学校教育がそのために必要な資質・能力を育てる一助となるよう，教育活動を充実させていきます。一例を挙げると，「将来の変化を予測することが困難な時代」を生きていく今の子供達には，学びの過程で「思考・判断・表現」にしっかり取り組ませていくことが特に必要です。これは従前から大切にされてきたことではありますが，「１人1台端末＋クラウド」を活用して，いっそう効果的に学びの充実を図ろうとしています。

子供達の将来を見据えて，教育の質的向上を目指します。

令和5年9月21日（木），日本教育工学協会学校情報化認定委員会において，本校は学校情報化優良校に認定されることが決定しました。子供達の「学びの充実」の賜物です。この特長を生かして，引き続き将来にわたって生きて働く資質・能力を育成するため，教職員一同尽力してまいります。

令和5年10月23日（月），「Fly Over KASAOKA」イベントの一環で撮影していただきました。創立150周年記念事業とも連動して萩原工業（株）様にご寄贈いただいた横幕を配置し，人文字といっしょに撮影しています。