今年は、災害級とまで評される猛暑が訪れています。ですが、私たち電気科１年生のクラスは、エアコンがしっかりと効いた実習室で、「はりぼて」の製作に取り組んでいます。

今進めているのが骨組みの作成です。細部までこだわりながら、ひとつひとつ組み立てていきます。クラスメートたちと、楽しく完成目指して作業に没頭しています。

明日には新たな段階へと進みます。竹を使って、より詳細な形状を作り出す予定です。竹はその軽さと弾力性から、「はりぼて」の骨組み作りに最適な素材といえます。私たちはこの特性を生かし、予定されたデザインに従って構築していきます。

これらのプロセスを通じて、電気の知識だけでなく、チームワークや手作りの技術も学んでいきます。

この「はりぼて」の完成品は９月の文化祭で披露する予定です。現在はまだ形の見えない部品たちが、その時にはどんな美しい形に変わっているのか楽しみです。