〜 PTA、委員・当番活動、すべての皆様に感謝 〜
本年度もPTA会長をはじめ執行部の皆様、各委員の皆様、全保護者の皆様に支えられ、ボストン日本語学校は予定していた教育課程をおおむね完了するところまでたどり着くことができました。
わたしも本校2年目となり、1年目の反省を生かしながら学校運営に努めてまいりましたが、PTAとの連携の重要さを改めて感じる1年だったように思います。特に、休み時間に廊下で鬼ごっこをして走り回ったり、立入禁止の場所へ入ったりする子どもたちへの対応では、安全パトロール委員にたいへんお世話になり、多くを学ばせていただきました。1週間に1回しか会えない友達と思いっきり遊びたいという子どもたちの思いを尊重しながらも、万全の態勢で事故や怪我の発生を防いでいただきました。決まりを守ることを通して、安全や成長を支えていただいていると子どもたちも少しずつ気付いているように思います。
すべてのPTA活動、委員・当番活動等における皆様のお力で、わたしたち教員は子どもたちへの教育に全力で取り組めるということを改めて感じました。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。
教頭 瀬戸口一郎
本年度も皆様の温かいご支援により無事に終える事ができそうです。これも皆様のご協力の賜物と心から感謝申し上げます。
さて、夏休みを終え多くの行事を成功させる事が出来ました。秋の漢字検定、そして沢山の来場者を歓待した文化祭にブックフェア。冬のタレントショーでは出場者の輝く才能と生徒会の活躍に拍手喝采。溢れる笑顔、頑張る姿を間近で見る事ができ、PTA活動を通してとても励みになりました。
そして引き続き、各委員会活動、クラス役員、ヘルパー当番各任務において、海外ならではのより良い学校づくりを保護者の皆様、学校教職員の皆様と共に手を取り合って行けたらと思います。PTA執行部では皆様に耳を傾け、子どもたちのために精一杯努めてまいりますのでいつでもお気軽にご連絡下さい。
最後になりましたが、この度副会長という大役を拝命致しました、黒田歩美です。今年95歳になる娘のお爺ちゃん(義理の父)はメドフォード高校出身で校舎麓のHonor Rollメモリアルに名前が刻まれており、何かとても深いご縁を感じます。義父も応援してくれているので、娘と一緒に頑張りたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。
PTA副会長 黒田歩美
今年度は42名のクラス役員さんに1年を通して大変お世話になりました。
春休み中の1学期当番表・ヘルパー表作成から始まり、クラス名簿の管理、学校やPTAからの重要事項の連絡、リマインダーの送信、そしてクラスの保護者からの質疑応答など業務は多岐に渡ります。
今年度は業務がより円滑に進むようにPTAから様々なアプローチを実践できました。クラス別の当番表雛形配布、当番表ヘルパー表提出方法の変更、年度初めの質問会等です。クラスによっては当番の交代がなかなか見つからない、保護者と連絡がつかない、と苦労された場面もあったと思います。
保護者の皆様におかれましては、クラス役員さんからのメールに必ず目を通していただきますよう、よろしくお願いします。
1年間ありがとうございました。
担当 木村菜穂子
図書委員会は2024年度は総勢53名での活動となりました。
利用者への貸出・返却作業や新規購入本の選定、カバー掛け、図書館だよりやおすすめ本リストの作成などの通常の活動に加えて、10月にはブックフェア、12月には児童を対象としたスタンプラリーを開催し、好評を博しました。
また、今年度は本の返却遅延や紛失が多く見られたので、催促メールを複数回送付する・紛失図書を図書館内で掲示するなどの対策を講じました。目下のところ返却図書が増加し、一定の効果が見られています。
そして2月には開館後初であると思われる蔵書の総棚卸しを行いました。今回の棚卸しのデータを基に、来年度もより利用しやすい図書館を目指して活動していく所存です。
共同委員長 佐藤佳瑞智・渋江真由美
みんなで創り上げた最高のステージ!タレントショー
タレントショーは日本語学校で長く親しまれているイベントで、今年で第22回を迎えました。本イベントは、出演者の皆様、生徒会メンバー、保護者の皆様、学校関係者の皆様、そしてPTA担当者が協力して実現するものであり、単に「特技を披露する場」という枠を超え、その準備・運営の過程で皆様に貴重な経験をしていただける素晴らしいイベントです。特に当日、出演された生徒の皆様、運営を担当してくれた生徒会メンバーのキラキラとした笑顔がとても印象的でした。
保護者の皆様、ご協力をいただきました学校関係者の皆様、またご来場いただきました皆様、委員会一同感謝申し上げます。この素敵なイベントがこれからも日本語学校でずっと続いていくことを願っています。来年度も多くの皆様のご出演・ご来場を心よりお待ちしております。
委員長 内藤広子
「全ては子供達のたくさんの笑顔を見るため」「無理をしない」「繋がりを大切にする」この3つは、文化祭委員会でずっと育まれてきた柱です。日本の縁日や学園祭を子ども達に楽しんでもらおうと日本語学校文化祭は今まで20年運営されてきました。その縁の下の力持ちが文化祭委員会です。
今年度はパンデミック後、昨年度に引き続き、文化祭の存在アピールや「楽しく遊べるイベント」プロモーションに力を入れました。ワクワクする中高生企画のティーンズコーナー、自然に笑みが浮かぶ浴衣着付け、小さな子供達に大人気の福笑いと日本感満載のタトゥーシール、集中度マックスのけん玉、そして今年も大忙しのスーパーボール。そこには子供達の笑い声、上手く遊べた自慢気な顔、そしてボランティアとして一生懸命に取り組んでいる子供達の姿がありました。
「来年もまた来たいです」という嬉しいコメントもいただいた文化祭、その委員を来年度に向けて大募集中です。子ども達に笑顔を運ぶお手伝いをしてくれる方、日本語学校の繋がりをもっと作っていきたい方、bunkasai@jlsbostonpta.org までいつでもご連絡ください!
委員長 ウエスト珠記
今年度は21名の委員で安パトの業務をこなしてきました。これまでのところ大事なく、このまま年度末までゴールできればと願っています。
委員長職は、これまで「後任が見つかるまでやめられない」ことも手伝って長期政権になりがちで、そのことが懸念材料となって成り手が中々見つからないという悪循環になっていました。
これを打破しようと、委員長の任期は1年、長くても2年とし、任期が来ればとにかくお役御免となるようにしました。こうすることで、任期を全うすれば後ろ髪を引かれることなく堂々と降任でき、また引き受け手も過度に気負わなくて良いようにするのが狙いです。リーダーシップの新陳代謝が促進され、委員会活動が継続的に活発になればと願っています。と言う訳で、来年度は新委員長が就任します。
昨年度の委員さん、そして今年度の21名の委員の皆さん、二年間ありがとうございました。
委員長 内田洋嗣
2024年度、音響記録委員会は新米の委員長2人による船出でしたが、いつもメンバーが積極的に活動に参加してくださり、成功裏にイベントをサポートすることができました。本当にありがとうございました。
長年大貢献してくださった落合ボブ様に、心より厚くお礼申し上げます。
また、いつも親身に相談にのってくださったPTA執行部、PTA各委員会、学校関係者のみなさまにも深く感謝申し上げます。
入学・入園式などの式典、運動会、なかよし発表会・日本語部発表会、タレントショーなどの音響、写真・映像などを通じ、子どもたちの輝く瞬間をサポートし記録に残す、とてもやりがいのある活動です。はじめての方も大丈夫、一緒に活動を盛り上げてくれるメンバーを大募集しています。お近くの委員までお気軽にお声がけください!
共同委員長 鈴木孝成・松井英典
本年度は2024年10月12日に漢検を実施しました。受検者数は78名となりました。受験者は小1から高1まで、受験級は10級から2級までと幅広く、どの試験会場でも受験者が一生懸命問題に取り組む姿が見られました。
来年度も10月に実施予定です。日本語学校に通って漢字の学習をしているお子さんはもちろんのこと、保護者の方々の受検も歓迎です。
漢検実施にあたり、漢検委員会のメンバーの方々、ボランティアの方々に多大なご協力を頂きました。この場をお借りしまして感謝申し上げます。
委員長 鈴木純一
ファーストエイド委員の皆様、常駐責任者の高橋様、PTA執行部の皆様、そしてクラス当番でファーストエイドに入って頂いた皆様、すべての方のご尽力とサポートのおかげで、本年度も大きなトラブルなく1年間を終えることができそうです。
ファーストエイド室は、生徒たちにとって、怪我をしたり、何か少しでも体調悪くなったりした際にいつでも迎え入れらる場であり、そうしたサポートによって子供たちが安心して学校に来れるようにするとてもやりがいのある委員です。これからも生徒と保護者の皆さんの安心の場として活動してまいります。
委員長 藤田泰輔、副委員長 林聖花
コラム:よく耳にする疑問にお答えします!
ヘルパーと当番って、何?別物なの?
ヘルパーや当番は、義務なの?
ヘルパーや当番って、誰がどうやって決めているの?
などと疑問に思ったことはありませんか?
PTAは、日本語学校に通う子どもたちの保護者の集合体です。ヘルパーと当番は別物ですが、いずれも、学校からの依頼に基づき、日本語学校での様々な活動が円滑にすすむようにサポートするための、PTAによる学校への運営支援で、すべての保護者の義務です。
ヘルパーには、生活・登下校ヘルパー、及び行事ヘルパーがあります。生活ヘルパーは、低齢の子どもたちと日本語部1の授業進行や学校生活を、登下校ヘルパーは子どもたちの登下校時の安全をサポートします。行事ヘルパーは、学校主催の行事、つまり体育的行事(運動会、ドッヂボール大会など)と文化的行事(書き初め大会、かるた大会など)の進行をサポートします。
当番には、図書当番、ファーストエイド当番、及び安全パトロール当番があり、多くのご家庭が活用している図書館の運営を手伝い、体調不良や怪我をしてしまった子どもたちをサポートし、そして子どもたちの校内での安全を促進する役割を果たします。
以下の図に、ヘルパーや当番が各保護者に割り当てられるまでの流れをまとめてみました。
① 学校が、PTA執行部の総務及びクラス役員担当に、必要となるヘルパー及び当番の詳細を提供し、それを基にヘルパー及び当番の割り当ての総括、そしてクラス役員の選出を依頼。
② 総務が、クラスごとのヘルパー及び当番の必要数と日程を調整し、クラス役員を選出。クラス役員担当が、各クラス役員に当該クラス保護者内でのヘルパー及び当番の割り当てを依頼。
③ クラス役員が、当該クラス保護者内でヘルパー及び当番を割り当て、各保護者に連絡。
④ 各保護者が、ヘルパー及び当番の割り当てを確認し、クラス役員に確認報告。保護者間の交代など変更があれば、クラス役員に随時報告。
⑤ クラス役員が、ヘルパー及び当番の割り当てを、クラス役員担当に報告。
⑥ 総務及びクラス役員担当が、ヘルパーの割り当てを学校に、また当番の割り当てを各委員会に報告。
⑦ 委員会及び当番担当保護者が、割り当てに基づき、委員会・当番としてのサポートを学校に提供。
⑧ ヘルパー担当保護者が、割り当てに基づき、ヘルパーとしてのサポートを学校に提供。
以上の説明は、すべての詳細を網羅するものではありませんが、みなさんの日ごろの疑問を少しでも解消できれば、うれしいです。
子どもたちが安全で充実した学校生活を送るためには、学校が必要とするこれらの支援を、保護者それぞれがきちんと提供していくことが不可欠ですので、皆様、今後も引き続きどうぞご協力よろしくお願いいたします!
<編集後記>
本年度よりPTA執行部にて広報を務めさせていただいている、ブラウンです。PTAは、日本語学校の子どもたちが、安全で楽しく充実した学校生活を送れるよう、学校と連携しながら様々な活動をしています。今回のPTA会報は、1年間の活動の報告やご協力いただいた方々への感謝のメッセージを中心に、今後の保護者・各委員会・PTA執行部・学校間の連携のさらなる促進・向上を目標とし、まとめせていただきました。来年度のPTA会報で取り上げて欲しいトピックや、その他アイディアなどございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
PTA執行部 広報 ブラウン聖子