U.S. Weightlifting Athlete Ryan Hudson Accepts Increased Sanction for Second Doping Violation

内容概略

USADAは11月4日、CASの独立仲裁人がRyan Hudson（ウェイトリフティング）に関する申し立ての結論を出したと発表した。

同選手、USADA、WADAが、同選手の制裁期間は4年間から8年間に引き上げられるべきと仲裁判断により合意した。同選手は、2017年6月14日の競技会外での尿検査でデヒドロクロロメチルテストステロン (DHCMT)の長期代謝物 (4α‐chloro‐18‐nor‐17β‐hydroxymethyl-17α‐methyl‐5α-androst‐13‐en‐3α‐ol; DHCMT M3) の陽性反応が出ていた。DHCMTは蛋白同化薬であり常に禁止されている。通常2度目の違反は8年間の出場停止処分が課せられるが、USADAは当該物質が微量体内に残りうること、かつ同選手の検体内の禁止物質が少量だったことから陽性反応がどこから出ているのかを判断するのが難しいとし、4年間の出場停止処分を言い渡していた。しかしながらWADAはこの裁定に異議を唱え、CASに上訴していた。同選手の停止処分は制裁を受け入れた2018年11月27日からで、陽性検体を採取した2017年6月14日より取得した競技結果及び資格も剥奪される。

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