U.S. Cycling Athlete Sidney Andrew Accepts Sanction for Anti-Doping Rule Violation

内容概略

USADAは12月5日、Sidney Andrew（自転車競技）がアンチドーピング規則違反により12ヶ月間の資格停止処分を受けたと発表した。

2022年5月21日の競技会時検査で5-メチルヘキサン-2-アミンが検出されたため。同物質は競技会時に禁止されている。調査の結果、USADAは同選手の陽性結果がサプリメントの使用によるものと結論づけた。WADA認定分析機関が成分分析をしたところ同物質がサプリメントから検出された。ラベルに同物質の記載はなかったが、その他の禁止物質である1,3-ジメチルアミラミンの記載があった。この結果を受け、USADAは同サプリメントをUSADAの「危険性の高いサプリメント」リストに入れた。USADAでは、薬剤と異なり米国で販売されるサプリメントは政府当局による市販前安全審査を受けないため、アスリートやサポートスタッフに自らサプリを精査する必要性があると警鐘を鳴らした。同選手の資格停止処分は仮処分が課された2022年6月21日から開始し、陽性反応の出た2022年5月21日からのすべての試合結果が剥奪される。

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