New Zealand Cycling Athlete Olivia Ray Accepts Sanction for Anti-Doping Rule Violation
内容概略
USADAは9月22日、NZのOlivia Ray(自転車競技)がアンチドーピング規則違反により2年半の資格停止処分を受けたと発表した。
2021年12月に内部告発を受けたあとUSADAが開始した調査により同選手の名前が浮かび上がった。同選手に確認すると、Jackson Nashという他の選手から禁止物質の提供を受けたことを認め、ヒト成長ホルモン、クレンブテロール及びオキサンドロロンの使用、またクレンブテロールとオキサンドロロンの保有といったアンチドーピング規則違反となった。同選手は通知から20日以内にアンチドーピング規則違反を早期に自認したため、4年間の資格停止処分が3年間に軽減された。また、Nashに関する調査に協力的だったため、実質的な支援によりさらに半年間軽減された。同選手の資格停止処分は暫定的資格停止の始まった2022年3月10日からとなり、禁止物質が使用されたとされる2021年5月17日からのすべての試合結果も剥奪される。