CCES Position Statement on Freedom of Expression and the IOC’s Rule 50
内容概略
CCESではオリンピック及びパラリンピックのすべての参加者の表現の自由を支援するとし、IOCにルール50及びオリンピック憲章を改正するよう求めた。
ルール50には「オリンピック関連会場ではいかなる政治的、宗教的、人種的プロパガンダも許可されない」とあり、ルール50ガイドラインなどに照らし合わせても「Black Lives Matter」の象徴である肘をつくジェスチャーやそのほか何らかの抗議の意を表するジェスチャーは違反となる。CCESはカナダの憲法上の価値や国際的な人権尊重の動きに則し、IOCは表現の自由を尊重しオリンピック憲章のルール50を改定するべきだという見解を示した。