高学年の授業①

ルーブリック（評価基準）

観点１　思考力

　①「やなせたかしーアンパンマンの勇気」（梯久美子　著）を読んで、一番心に残ったところ、その理由、学んだこと・今後活かしたいことを考えることができる

　②一番心に残ったところ、その理由、学んだこと・今後活かしたいことを自分と関わらせて考えることができる

観点２　表現力

　①上記で考えたことを構成メモに書き起こし、それを見ながら自分の考えとして原稿用紙１～２枚にまとめることができる

　②上記で考えたことを構成メモに書き起こし、自分に結び付けて自分の考えを原稿用紙１～２枚にまとめることができる

観点３　思考を深める力

　①他の児童の作文を読み、自分と同じ考え・違う考え・発見などを考え、記入することができる

　②他の児童の作文を読み、自分と同じ考え・違う考え・発見などを考え、記入したことを読み合って、さらに自分の考えを深めることができる

観点４　やりぬく力（発展）

　①自分で伝記を選び、これまでの学習を活かして、自分と関わらせながらその伝記を読むことができる

　②自分で選んだ伝記から、その人物像を捉え、自分にとってよりよい生き方を考え、表現することができる

授業展開

「やなせたかしーアンパンマンの勇気」

１　教材文の概要をつかむ

　　出来事・言動（したこと、やったこと、言ったこと）・意味（影響）

２　筆者の考え

　　筆者の梯さんがやなせたかしをどうとらえているか（どのような人物）

３　自分の考え

　　一番心に残ったところ→その理由→学んだこと、これからいかしたいこと

　　　⇒全文を読み返し、ロイロノートの作文構成カードにある項目ごとに考えを整理する。

４　文章で書く

　　　⇒３で作った構想カードを見ながら、原稿用紙に記入する。（200字程度）

５　友達と共有

　　　⇒作文の写真を撮影し、オンライン上で共有を行う。小グループでお互いに読み合い、コメントを書く。

この先の展開として次のことを考えている

　①自分で伝記を選び、学習を活かして、伝記を読む。

　②捉えた人物像や考え方、自分の考えなどを１枚のシートにまとめて紹介する。

概要をまとめた児童のノート