研修事例

株式会社服部モータース様

経営理念や行動指針などを整理し、日々の業務との繋がりを意識できるように。

株式会社服部モータース様

代表取締役 村田正利 様

1963年、自動車メーカーに勤めていた村田社長の父が独立して自動車修理工場を創業したのがはじまり。その後、工場などの新設を経て1973年にはBMWの特約販売店に。現在では滋賀県で唯一のBMW正規ディーラーとして、大津、栗東、湖東の3ヵ所の新車ショールーム・サービス工場と、本社に認定中古車センターを併設。滋賀県におけるBMW車の販売・整備を通じて、世界最高峰のサービスをご提供できるように日々努力を続けています。

新しく作った理念が社員たちに浸透しない。そんな時にHONKIさんと出会いました。

――そもそもHONKIさんと出会ったきっかけは?

HONKIさんの石川社長と知り合った当社の総務担当者が、「こんな人がいる」と私に紹介してくれたのがそもそものはじまりでした。

――HONKIさんにご依頼をされる前に抱えていた課題は何でしたか?

会社の理念が社内に浸透していないという課題を抱えていました。当社ではつい最近まで違う理念を掲げていたのですが、20名弱の社員で研修を実施し、理念を新しいものに作り替えました。ただ、カタチはできたものの、なかなか実践されない。一緒に作ったメンバーですら腑に落ちていない印象でした。1年ほどかけて徐々に出来上がっていく過程は非常に楽しかったのですが、実際にやろうとなった段階で、みんなの方向が揃わなかった。社内で何とかするには限界があるのではと感じ、HONKIさんに支援をお願いしたわけです。

――他のコンサルティング会社なども検討されましたか?

以前から東京のコンサルティング会社の研修に参加していましたが、その会社は料金がとても高いうえ、さまざまな企業の社員を集めて合同で研修を行うスタイルでした。私たちくらいの規模の会社では、一社単独でお付き合いのするのは難しかったのです。一方、HONKIさんであれば、創業間もない地元の企業ですし、私たちの会社だけを見てしっかりと支援していただけるのではという期待を込めてご依頼することに決めました。あとは、石川社長の熱い想いに負けた部分もありますかね(笑)

――最初にお会いした時の石川社長の印象はいかがでしたか?

もうとにかく暑苦しい(笑)。創業されて間もない時期でしたし、地元の企業ですから、お互いに良くなっていければいいなと思いましたね。

外部の視点からアドバイスをもらうことで、経営戦略をうまく整理できました。

――HONNKIさんとのお付き合いが本格的に始まったのは?

2014年からです。まずは経営理念を浸透させるため、当社の会議に入ってもらうところからスタートしました。やはり外部の方が参加したことで、社員にもいい刺激になったようです。2015年には引き続きスキルアップの研修などをお願いしました。

――HONKIさんには戦略策定の支援もご依頼されたそうですね。

ええ。今までの当社にはあまり戦略というものがありませんでした。戦略は、理念や行動指針などをうまく組み合わせなければ、結果に結びついていかない。また、目先のことに追われ、3年先を考えるといった取り組みもしてきませんでした。しかも最近では、売上や目標に対する意識もなんだか違う方向に向いている感じがしましたから、きちんと軌道修正する必要があると感じてHONKIさんにご依頼したのです。

――HONKIさんの支援を受け、どのような戦略を策定されたのですか?

競合他社に勝る優位性を確立することで事業の成長につなげていくという戦略を練り上げました。そして、具体的に4つのアクションを掲げ、ファンづくり、仕組みづくり、人財づくり、そして収益が出る構造づくりを目指していくことを決めました。

――外部の人が関わりを持つことで、戦略の策定に役立ったとお感じになった点は?

内部の人間だけで戦略を策定するのに比べ、きちんと整理ができたと感じています。例えば、理念やビジョン、戦略、目標などがそれぞれある中で、どういう風に動いていけばいいのか。HONKIさんと一緒に整理をしていくことで、日々の行動が理念に自然と繋がるような2流れが整ったと感じています。行動指針についても、同様に日々の業務に活かしていけばいいのかという部分を、ピラミッド型で体系的に整理できたという印象を持っています。

今後は戦略をいかに実践していくかが課題。結果を出すための支援にも期待しています。

――これからのHONKIさんに期待することは何ですか?

人を育成しながら、きちんと成果を出していくのがビジネスの基本です。今後はHONKIさんと一緒に練り上げた戦略を実践し、結果につなげていかないといけない。HONKIさんへの期待というより、「自分たちがどう楽しみながら取り組むか」が大事だと思いますが、これからもご支援を受けながら、今までの成果を結果へと結び付けていきたいと思います。